

畦にも春を告げる花が咲いた。ユキワリイチゲやセツブンソウの花にもハナバエが訪れる。季節が巡ってくれば花が咲き・・・花咲けば、何処からともなく虫がやってくる。連綿と続く自然界の何気ない日常・・・こんな営みこそが“自然界の叡知”であって
“叡知”と呼ぶに相応しく、人類に“叡知”などと呼べるようなものはなく、強いて言うなら“英知”ということになるらしい。ここ数日来の“東北関東大震災”に関する諸々の報道・・・とりわけ「原発」関連の報道を見ていたら、入れ替わり立ち替わり現れる東電関係者の現況報告・・・聴けば聞くほどワケが分からなくなり、結局は“人類の英知”が編み出した技術の粋「原発」を自身でコントロール出来なくなったということらしい・・・と、独断で解釈してみたけれど、想えば空恐ろしい話なのだった。
“「叡知」と「英知」”・・・解ったつもりで簡単に使ったりしていたけれど・・・


「地球にやさしい」などというコピーをよく見るけれど、これほど人間の傲慢さを表す言葉は他にない。たかが人間が大自然(地球)に対して
優しく?保護?してあげますよとは、おこがましい話。これこそ、「人知」による発想そのもので、人間の頭で考える「英知」はあくまでも「人知」、限界があり、 対して、「叡智」は「人知」を超えた“大自然の叡智”、まさに大宇宙の道理を導き出す素晴らしい知恵・・・ということになるらしい。イマもマスメディアでは、評論家や学者、その上にコメンテーターという不思議な人たちも加わり、口角泡を飛ばしているけれど、
「何も心配することはない。安全です!」と言い切れる人は誰もいないまま、ヒステリックに時間だけが過ぎていく。きょう、自衛隊のヘリで上空から冷却水を投下し、熱くなってくる炉を冷やそうとしたが、上空の放射線レベルが高く、この日の作業は断念したという。花は咲いたけれどムシが来ない・・・ムシの居所が悪くなるような話ばかりなのだった。
◆原発がどんなものか知ってほしい ◆原子力発電ってどんなしくみ(
原子力発電のしくみ)
◆ついに起きてしまった!「原発震災」(
さよなら原発神戸ネットワーク)
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
click!
- 関連記事
-