

列島が巨大地震に揺さぶられた日、
ペンペングサの花が土手で春風に揺れていた。マグニチュード9というとてつもないスケールの地震と津波・・・その爪痕を動画や写真で見ていたら“人類の叡知”・・・技術の粋を凝らしたクルマや船、機器や建造物など、ありとあらゆるモノが
「掻き集められた粗大ゴミ」のように見えた。大自然の怖ろしい力を、これでもかと見せつけられた・・・容赦なくすべてを呑み干してしまう大津波の強大なエネルギーの前には、人類も自然界の中のちっぽけな生物の一種でしかないことを、ただ思い知らされるだけ・・・
「エコ、eco」と、自然界に、あれほどの
“優しさ?”で接していたはずの“人間サマ”のコトなど気遣っている風はどこにも見えず、オモチャ箱をひっくり返えしたように、すべてを破戒しつくし、何事もなかったように引き上げていく・・・
「畏怖すべき大自然の姿」と言ってしまうのは簡単ではあるけれど・・・ロマンもある人間さまの社会・・・風に震えるペンペングサに親しみを憶える春の午後なのだった。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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