Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

イヌノヒゲという・・・ホシ草

イヌノヒゲイヌノヒゲシロイヌノヒゲ(-西宮の湿生・水生植物-)
 「シロイヌノヒゲ」という名の草花・・・まだ、“猛暑日”連発中の三草山を歩いた時に見た花なのだった。九月も終わりの頃、涼しいところで昼食をとろうと、干上がった昭和池に下りると足元から辺り一面に生えていたのがこの草花なのだった。以前、見たことのあるコレとよく似た花は、確か、イヌノヒゲとか言ったなぁ・・・ 」あやふやな記憶を手繰り寄せながら、なんとか辿り着いたのが「イヌノヒゲ」と言う名前なのだった。それでもまだ確信がもてず、“お尋ねサイト”へ尋ねてみると10分も経たぬうちに「イヌノヒゲの仲間でしょう」という回答が寄せられた。ドシロートには、この上なく有難い“お助けサイト”・・心許なかった記憶ではあるけれど、「イヌノヒゲ」に間違いはなかった・・・ココまで判れば充分!お礼の返信を送りサッサと引き上げた。消えかかっていた記憶「イヌノヒゲ」に確信がもてたコトだけで充分、イヌノヒゲなどホシクサ属に、ひとたび首を突っ込めば複雑でイライラがつのり、ややこしいだけであるコトを思い知らされる“難解雑草”なのだった・・・約1年前のエントリー記事「ニッポンイヌノヒゲ」の場合は、側に解説の標示板があり、名前まで調べることはなかった。今回の「シロイヌノヒゲ」同定にはチョットしたワケがある・・・エントリー記事を書くにあたって、確認のため、再度訪ねた“お尋ねサイト”その後を見て驚いた。妙に熱気を帯びた論争が展開されているのだった。コレは知らなかった・・・詳細は↓続きを読む↓をクリック・・・結局、今回の「シロイヌノヒゲ」同定にあたり、下に転載させて貰った見解に痛く感じ入り、大ナットク、同定に至った次第・・・何れの道も入れば熱く深い。


95143.Re: 教えて下さい
名前:マツモムシ 日付:10月1日(金) 4時16分
この仲間は画像だけからの判断が非常に難しく、確定するためには頭花を分解して顕微鏡による雄花と雌花の細部の観察を必要とするものです。
しかし、デジカメのマクロの普及で花の外見上の細部がわかるようになったので、ある程度は絞り込めます。

兵庫県東部で総苞片が頭花よりも長い種にイトイヌノヒゲ、イヌノヒゲ、シロイヌノヒゲ、ニッポンイヌノヒゲ、ヤマトホシクサがあります(ヒロハイヌノヒゲ、ツクシクロイヌノヒゲの変異個体などの例外は除く)。
うちイトイヌノヒゲは総苞片が全体膜質となり短いので削除できます。
次に画像のものは白色棍棒状毛が見られるのでニッポンイヌノヒゲが削除できます。
また頭花が黒藍色を帯びないのでヤマトホシクサも削除できます。
残るのはイヌノヒゲとシロイヌノヒゲとなります。
画像を見て解るのは開花期は終わって果実形成期に入っており、中には充分に熟していると思われる雌花があること。
それにも関わらず、花苞の白色棍棒状毛が脱落せずに残っています。
イヌノヒゲの場合、ふつう白色棍棒状毛はわずかしか見られず、花後にはほとんど脱落してしまいます。
このように消去してゆくとシロイヌノヒゲの可能性が高いということになります。

シロイヌノヒゲの変種とされているマツムライヌノヒゲですが、変種と認めない立場の人もおり、イヌノヒゲとシロイヌノヒゲの種間雑種の可能性もあります、そればかりかシロイヌノヒゲもイヌノヒゲの変異の範疇であるとする立場もあります。
私自身は両種の生態からシロイヌノヒゲとイヌノヒゲは、おそらく別種だろうと考えています。

分類や種名というものはヒトが環境を認識するために暫定的・恣意的に付与したもので、確実なものではなく、非常に流動的なものです。
人類が生存するためには周りにある事象をカテゴライズして、そのカテゴライズした事象の性質を捉えて事前に対処する必要があり、私達は雑多な不明な事象をなんとかカテゴライズしようとするあまり、図鑑の記述を全面的に容認し適用してしまいますが、生の多様性が日々展開している場ではそう単純ではありません。
新たなAPG体系の導入が比較的抵抗感なく受け入れられるのは、既知の分類体系に、あらかじめ生きた現場からの違和感が反映されているのではないかという期待感からでしょう。
遺伝子的な解析は確かに明瞭な科学的な数値によって結果が出されていますが、その解析手法は年を追うにつれて変化していくことが充分に予想されます。
新たに導入されたAPG体系というものもひとつの科学的思想のパラダイムと考えるべきで、これをもとにして全ての生物を分類して、それに基づいた稀少種などの保全は長い眼でみれば難しいものと思います。
具体的な種名は不明でも、私達の身のまわりにかつて在り、失ってはならないと直感的に思う種は、現実的に増えつつあります。
単純に開発しにくい湿地環境に生育するホシクサ科植物は様々に分化・交雑して、新たに多様性を切り開くかのように見えます。
私にはホシクサ科植物を細かく分類するよりも、それらの多様な種が毎年変わらずに出現するような環境が守られていくことが、なによりも大切なことだと感じています。












blogram投票ボタン
オモロナイ写真がイマイチ・・click!

名前:Tokira 日付:9月30日(木) 20時14分

兵庫県南東部、里山山間部、干上がった溜め池の中で見ました。
草丈は約10cm、花は約10mm程度でした。
花の名前を教えて下さい。

よろしくお願いします。



--------------------------------------------------------------------------------

95125.Re: 教えて下さい
名前:cozy 日付:9月30日(木) 20時23分
イヌノヒゲの仲間でしょう。
http://cozys.at.webry.info/


--------------------------------------------------------------------------------

95132.Re: 教えて下さい
名前:Tokira 日付:9月30日(木) 21時11分
さん、早速のご回答有り難うございます。
ご指摘の「イヌノヒゲ」で確認しました。

有り難うございました。
今後ともよろしくお願いします。

--------------------------------------------------------------------------------

95133.Re: 教えて下さい
名前:MM-改 日付:9月30日(木) 21時16分
あらあら、簡単に解決しちゃいましたが・・・  Tokira様は本当に理解しましたか?
以下、文章タイプ中の小生の意見です。

>イヌノヒゲの仲間でしょう。 このような回答にはどのような意味があるのか・・小生なりに考えて見ました。
1つはこのヒントでインターネット検索、普通の図鑑で調べれると、いとも簡単に正解が出る場合。
2つ目はこの情報ではでは候補が有り過ぎて種小名までは絞り込むのが困難な場合。
3つ目は回答者自身がよく判らないけどとりあえず属まで判るので早速コメントしてみた。

1番は、質問者の努力不足が明らかな場合は、まあ了として良いかと思います。(仙谷風)
2番目は長時間、何方からも回答が入らない時は、了として良いかと思います。
3番目は質問投稿者の植物に対する理解度が判らない以上、あまりするべきでないと思います。(質問者が「大まかな仲間で良いので教えて」と指定しない限り、調べるのに多大な負担を掛ける)

そういう小生もシロイヌノヒゲに近いと思いながらも、変種のマツムライヌノヒゲ、似た仲間の ニッポンイヌノヒゲ、 イヌノヒゲ、 イトイヌノヒゲ からハッキリと区別することは出来ませんが・・・
要は「もう少し親切に回答して下さい」とお願いしたいです。 また、ホシクサ科にお詳しい方の回答も、是非お願いします。

--------------------------------------------------------------------------------

95135.Re: 教えて下さい
名前:sige 日付:9月30日(木) 21時45分
MM-改さん
気になる記述がありましたのでコメントします。

1番から3番まで、
MM-改さんが、そのような立場で参加なさるのは、もちろん結構でしょうし立派なお考えかと思いますが、回答者はいろんな回答の仕方があって良いと思います。それが掲示板と言う物ではないでしょうか。
http://sigesplants.chicappa.jp/

--------------------------------------------------------------------------------

95137.Re: 教えて下さい
名前:MM-改 日付:9月30日(木) 22時11分
sige様
要は誰でも質問者の立場に立った回答をお願いしたいということです。

どこかおかしい処がありますか? 貴殿は、{迷わせる、ミスリード?}を薦めるわけですか? 注文をつけるのは結構ですが人それぞれというなら貴殿なりの問題解決法を述べててみませんか?

--------------------------------------------------------------------------------

95142.Re: 教えて下さい
名前:sige 日付:9月30日(木) 23時30分
属の仲間がわかった段階でも、レスをしても良いだろうし、確実に分かってからレスをしてもよいでしょうと思います。自分がどんな立場でレスするかは、別に関係無いと思います。要するに、人それぞれだと思います。結果としてミスリードになっても止むを得ないと思います。その時点ではミスリードだとは思っていないはずですから。それに気が付いた方が訂正されれば良いだけだと思います。
小生も以前自分のレスについて、ミスリードがあるねと指摘されたことがあります。それはその方の実力でしかありません。

--------------------------------------------------------------------------------

95143.Re: 教えて下さい
名前:マツモムシ 日付:10月1日(金) 4時16分
この仲間は画像だけからの判断が非常に難しく、確定するためには頭花を分解して顕微鏡による雄花と雌花の細部の観察を必要とするものです。
しかし、デジカメのマクロの普及で花の外見上の細部がわかるようになったので、ある程度は絞り込めます。

兵庫県東部で総苞片が頭花よりも長い種にイトイヌノヒゲ、イヌノヒゲ、シロイヌノヒゲ、ニッポンイヌノヒゲ、ヤマトホシクサがあります(ヒロハイヌノヒゲ、ツクシクロイヌノヒゲの変異個体などの例外は除く)。
うちイトイヌノヒゲは総苞片が全体膜質となり短いので削除できます。
次に画像のものは白色棍棒状毛が見られるのでニッポンイヌノヒゲが削除できます。
また頭花が黒藍色を帯びないのでヤマトホシクサも削除できます。
残るのはイヌノヒゲとシロイヌノヒゲとなります。
画像を見て解るのは開花期は終わって果実形成期に入っており、中には充分に熟していると思われる雌花があること。
それにも関わらず、花苞の白色棍棒状毛が脱落せずに残っています。
イヌノヒゲの場合、ふつう白色棍棒状毛はわずかしか見られず、花後にはほとんど脱落してしまいます。
このように消去してゆくとシロイヌノヒゲの可能性が高いということになります。

シロイヌノヒゲの変種とされているマツムライヌノヒゲですが、変種と認めない立場の人もおり、イヌノヒゲとシロイヌノヒゲの種間雑種の可能性もあります、そればかりかシロイヌノヒゲもイヌノヒゲの変異の範疇であるとする立場もあります。
私自身は両種の生態からシロイヌノヒゲとイヌノヒゲは、おそらく別種だろうと考えています。

分類や種名というものはヒトが環境を認識するために暫定的・恣意的に付与したもので、確実なものではなく、非常に流動的なものです。
人類が生存するためには周りにある事象をカテゴライズして、そのカテゴライズした事象の性質を捉えて事前に対処する必要があり、私達は雑多な不明な事象をなんとかカテゴライズしようとするあまり、図鑑の記述を全面的に容認し適用してしまいますが、生の多様性が日々展開している場ではそう単純ではありません。
新たなAPG体系の導入が比較的抵抗感なく受け入れられるのは、既知の分類体系に、あらかじめ生きた現場からの違和感が反映されているのではないかという期待感からでしょう。
遺伝子的な解析は確かに明瞭な科学的な数値によって結果が出されていますが、その解析手法は年を追うにつれて変化していくことが充分に予想されます。
新たに導入されたAPG体系というものもひとつの科学的思想のパラダイムと考えるべきで、これをもとにして全ての生物を分類して、それに基づいた稀少種などの保全は長い眼でみれば難しいものと思います。
具体的な種名は不明でも、私達の身のまわりにかつて在り、失ってはならないと直感的に思う種は、現実的に増えつつあります。
単純に開発しにくい湿地環境に生育するホシクサ科植物は様々に分化・交雑して、新たに多様性を切り開くかのように見えます。
私にはホシクサ科植物を細かく分類するよりも、それらの多様な種が毎年変わらずに出現するような環境が守られていくことが、なによりも大切なことだと感じています。

--------------------------------------------------------------------------------

95144.Re: 教えて下さい
名前:cozy 日付:10月1日(金) 7時11分
>{迷わせる、ミスリード?}

学術会議ではないのですから,多少は仕方ないのではないでしょうか。
コメントの流れから,新たに学ぶこともできるわけですし・・・
質問者が,どの程度までの情報を求めているかは,板面上からははっきり分からない訳ですし・・・
ましてや,短い文面で回答者の意向まで汲み取ることには無理があるのではないでしょうか。
お局様の権限で,資格審査でも行なって,回答者の制限をされますか?
http://cozys.at.webry.info/


--------------------------------------------------------------------------------

95145.Re: 教えて下さい
名前:珪素鳥 日付:10月1日(金) 8時33分
cozyの回答の仕方は、「…の類」までしか特定していなくて、分類の難しい群での判断としては無難でしょう。ただ、それに対して、質問者が、「…ですね」と反応なさっている。ここに難しいところがあります。植物に詳しくない人は、そのあたりの難しさに理解がないから、名前は簡単に付けられるものと思いがち。やはり、「類似のものが多いので、簡単に判断しないで」くらいは言い添えておいた方が親切でしょう。
もちろん、同定なんて、いつでも科学的厳密性が必要なものではない、と言う判断もあるでしょうが、名前を供給する側は、やっぱり正確さを維持したいものですから。


--------------------------------------------------------------------------------

95150.Re: 教えて下さい
名前:Ohmachi 日付:10月1日(金) 13時26分
みなさん、いろいろとご意見をありがとうございます。以前にも書きましたが本来画像から同定することは難しい場合があり同定の本筋ではないと思っています。実物あるいはその標本が同定の基本だとは思っています。しかし、この草花は何かなと知りたい思いに応援できればと考えてこのBBSを立ち上げています。そこで「回答は参考です、最終的にはお尋ねの方で確認同定を」としてあります。
お尋ねは野草に詳しい方や初心者の方があると思います。できるだけ初心者の方にも確認同定がしやすい書き込みができたらと思います。
例えば類似が多いような場合は「○○だとは思いますが、××や□□など似たものがあります。」などのように○○だと思い込んでしまわれないようなことが配慮かなと思います。思いこみや間違った名前(同定)による情報発信につながらないようにしたいと思います。
勿論、お尋ねの方も「この花は何・・・」のような事でなく情報をより多く書き込んでほしいと思っています。
和やかな雰囲気でのBBSであることを願っています。みなさまのご支援をよろしくお願いします。

BBS管理者
http://www.tcp-ip.or.jp/~jswc3242/index.html






blogram投票ボタン
オモロナイ写真がイマイチ・・click!

関連記事
 

Profile

Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



あしアト掲示板
あしアト do_On!


【YouTube世界のミュージシャン】
Let's enjoy Music Time !

Link list

Counter

Unique Visitors & Pageviews

Category

TB

Arcives

ページアクセス・ランキング

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

ブログ内検索