

漢字で「蓍萩」と書き、メドハギの「蓍」という字は「メドギ」と読み、「メドハギ」の和名は、「メドギハギ」の略。占いの一種に使用される「筮竹」(ぜいちく)を「めどぎ」といい、茎を筮竹に代用したため「メドハギ」と呼ぶようになったらしい。まめ科植物のメドハギは繁殖力が有ることと、根に根粒菌を持っているので空中窒素の固定能力があるので痩せ地の緑化などに適していて、窒素固定能を持つ植物は、肥料をまく手間もいらず、緑化には放置しておいても緑のボリュームを増やしてくれるものとして重宝がられている。しかし一方で、窒素固定能故に、その地の生態系基盤を破壊する植物として、現在は各地で伐採や防除が検討されているという話もあり、人間の力で自然界のバランスを取ることの難しさがうかがえる。

↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click!
