
ツリフネソウ(ツリフネソウ科 ツリフネソウ属)但馬でキャンプは、この夏二度目になる・・・裏見の滝がある渓谷沿いの道を歩いていたらツリフネソウの花盛り。環境が変われば咲く花も変わる・・・下界のあぜ道で見るタンポポなどのように、ツリフネソウが当然のように咲いている。谷沿いなどの半日陰の湿った場所に生育し、塊根には解毒作用があり、腫れや膿(うみ)を消すので漢方の薬として用いられている。この花の不思議な姿は、見れば見るほど生き物の


“生ナマ”を感じさせるエロティックな花なのだった。距(キョ)と呼ばれる、尻の細く曲がった部分に特徴があり、これが蜜を入れる器官で、花によっては自分達だけの花粉を運ばせる為の戦略を取るが、この花も長い口吻を持つ種類のハチによって受粉する仕組みになっている。ところが、自然界は良くできているというか、口吻の短いハチが外側を破って蜜を奪う「盜蜜」もあるようで、蜜泥棒が存在するというのも面白い。こんなハチが多い地域では、この距(キョ)の部分が無い“盜蜜対応型”に変化した花を咲かせるものもあるというから、自然界はどこまでもよくできている。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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