
ミゾソバの花盛り、ほとんど白い色に見える物から淡紅色の物まである。ミゾソバの花は、花弁に見える部分は萼で花弁はない・・・これはタデ科植物の特徴の1つで、
ミゾソバの仲間にもよく似たものがあり、紛らわしい。葉がウシの顔のような形をしているため「ウシノヒタイ」という別名がある。また、新撰組でお馴染みの土方歳三の
石田散薬の原材料として、
“牛革草”(ギュウカクソウ?)という名でも登場している。幻の秘薬・石田散薬は、果たして本当に効いたのか?石田散薬は、昭和二十三年ごろ、薬事法改正に伴う製造販売許可申請における成分検査により、「無効・無害」という結果が出たということで、


今でも土方歳三資料館には製造中止した頃の石田散薬がわずかに現存するらしいが、土方家の人が曰く、「古いので怖くて飲めない」ということらしい。
こんな記述↓もあるから、見方によれば、土方歳三が言っていた「接骨や打ち身、捻挫、筋肉痛、また切り傷等に効用がある」という売り文句は、ドラマの中では「詐欺」のような扱いであるが、決して、そうとばかりも言えない・・・という話。
さて、この牛革草という生薬ですが、ミゾソバと呼ばれ、学名はPolygonum thunbergiiということが分かりました。中国ではこの名前では使われていませんので、さらに調べてみると、やはり中国伝統医学の生薬にもありました。
中国でも、水辺や湿地帯に生息しているようで、中国名は戟叶蓼といいます。ただ、これは中国の薬草の専門書にはあまり出てこず、「薬典」では水麻?(ShuiMaTiao)と呼ばれることがわかりました。
詳しくはコチラへ→◆土方歳三の石田散薬(我が愛しの上海へ)
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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