

「マツムシソウ」の花が咲くと、その和名の由来に関する話にボケ始めた頭が混乱する・・・調べれば調べるほど混乱する。和名の由来には、松虫が鳴く頃、花が咲くからという説と、花が仏具の松虫鉦(まつむしがね)に似ているからという説があり、後者の仏具の“松虫鉦説”が話をややこしくする。仏具の鉦に「松虫」の名がつけられるには、先ず「マツムシ」という虫の名が確立されていることが必須、その上でマツムシの鳴き声に似た音を出す鉦だから「松虫鉦」が成り立ち、この松虫鉦に花後の姿が似ているので「マツムシソウ」でなければならないのだけれど、“古語”にこだわるあまり、「平安時代の松虫」は「現在の鈴虫」だった・・・などと但し書きをつけたりするから、益々混乱を招くことになる。


「虫のこえ」・・・。
あれ松虫が 鳴いている
ちんちろ ちんちろ ちんちろりん
あれ鈴虫も 鳴き出した
りんりんりんりん りいんりん
秋の夜長を 鳴き通す
ああおもしろい 虫のこえ
◆「松虫」と「鈴虫」の呼称について
◆片思いの花・・・松虫草

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