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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       
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松虫草という和名・・・

マツムシソウマツムシソウマツムシソウ 松虫草(マツムシソウ科 マツムシソウ属) 
 「マツムシソウ」の花が咲くと、その和名の由来に関する話にボケ始めた頭が混乱する・・・調べれば調べるほど混乱する。和名の由来には、松虫が鳴く頃、花が咲くからという説と、花が仏具の松虫鉦(まつむしがね)に似ているからという説があり、後者の仏具の“松虫鉦説”が話をややこしくする。仏具の鉦に「松虫」の名がつけられるには、先ず「マツムシ」という虫の名が確立されていることが必須、その上でマツムシの鳴き声に似た音を出す鉦だから「松虫鉦」が成り立ち、この松虫鉦に花後の姿が似ているので「マツムシソウ」でなければならないのだけれど、“古語”にこだわるあまり、「平安時代の松虫」は「現在の鈴虫」だった・・・などと但し書きをつけたりするから、益々混乱を招くことになる。マツムシソウダイミョウセセリ 和名の由来がそれほど重要なモノとはどうしても思えずにいる者としては、「マツムシソウ」と聞けば、花の色や姿形がイメイジ出来れば、それで充分コト足りると思うのだが・・・古来の美学としては、人里をを離れて世を儚むコトこそ、いとあわれ・・・山野に棲む松虫の、心に沁みるような音をこそベストとして来たのだろう・・・が、それほど大事なリーン、リーンが、どうしてチンチロリンと入れ替わったのか、これには諸説入り乱れ、どうやらスジの偉い先生方にも整理がつき兼ねているらしい。松虫はチンチロリンと言う感じの鳴き声だが、平安時代はスズムシと言っていたらしくて、リ-ンリ-ンと鳴く現代の鈴虫がマツムシだったらしい・・・という話なのだった。やって来た蝶はダイミョウセセリ

「虫のこえ」・・・。


あれ松虫が 鳴いている
ちんちろ ちんちろ ちんちろりん
あれ鈴虫も 鳴き出した
りんりんりんりん りいんりん
秋の夜長を 鳴き通す
ああおもしろい 虫のこえ


◆「松虫」と「鈴虫」の呼称について
◆片思いの花・・・松虫草


















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Tokira

Author:Tokira
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マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
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ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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