
夏の終わりが近づいても相変わらずの猛暑日・・・そんな日を、但馬北西部のマイナーなキャンプ場で幕営、夏の名残を満喫させて貰った。「その歳でキャンプ!?・・・おゲンキなことで・・・」と、周囲の“冷ややかな目”にも快感を覚えながらテントとBBQ(barbecue)コンロ、それに数十年前の遺物、俵詰めの「備長炭」を少し箱に詰め、出かけた・・・といっても“年寄りの冷や水”でもなければ“無気”になっているわけでもない。

そのうちにアルプスへテントを持って出かけてやろう・・・と、数年前に特価で買い込んだ“ARAIのゴアライズ”が未だに“処女”のまま・・・足を傷めリハビリ山歩を続けているうちにエロボケ本体の進行する“老化”は如何ともし難くアルプスは諦めたとしても、このテントを処女のまま葬り去るのは見るに忍びず、躰の動くうちにと但馬の「名残り夏幕営」と相成った次第。


また、「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな」 竹久夢二が詠んだ「宵待ち草」の詩に曲が付けられ広く歌われた為、宵待ち草(ヨイマチグサ)の名が定着してしまったが、正式名はマツヨイグサで待宵草と書き、夕方から花を開いて朝になるとしぼんでしまうのでこの名があるらしいが、マツヨイグサの仲間はすべて「宵待草」や「月見草」と呼んでも構わないのではないかという意見もあるようだけれど


与謝野晶子が詠っている。
「月見草 花のしおれし原行けば 日のなきがらを 踏む心地す」

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