
キンミズヒキ(バラ科 キンミズヒキ属)が咲いた・・・よく似た名前の
ミズヒキ タデ科 ミズヒキ属 もあり、バラ科とタデ科で種は違うけれど「水引」に見立てたところだけが共通項というワケなのだろう・・・アト数日で“立秋”。8月は“初盆”など仏事に関わる機会が多くなり“熨斗袋”のお世話になることも多くなるというもの・・・アノ熨斗袋に掛けられた「水引」について探りを入れてみた・・・ 「水引」とは、贈り物の包み紙や「熨斗袋」などにかける和紙で作られた紐で、色を付けた「こより」に糊水を引き、乾燥させて固めたものであり、慶事や仏事などに用いられる「熨斗袋」の「水引」に関しては、その用途によって「色の使い分け」がある。仏事には“黒白”の水引が掛かった熨斗袋が一般的に使われているけれど“黄白”の水引が掛かったモノというより印刷された熨斗袋もよく見かける。関西では、葬儀では黒と白の水引で、その後の香料・ご仏前には黄と白の水引・・・といった使い方が一般的になっているらしい。「黄色」は仏教の色。仏事にはオールマイティの色ということらしい。「黒白」の水引は関東地方では全般的に使われているが、以前は、関西(特に京都)では、葬式当日までも「黄白」の水引を使っていたらしい。京都の「黄白」についてこんな記述があった。
京都では仏事に黒白の水引は使ひません
必ず 黄白の水引 を使ひます
京の人にとって御所は生活の上でも密着しており
この紅白の水引と間違い易い黒白を避けました
御所さんに申し訳ないからですこの記述を読んでいて、どうしても納得がいかないのは「黒白」と間違い易い「紅白」とは・・・
「黒」によく似た「
紅」とはどんな染料でどんな「色」に染め上げられていたのか・・・現在でも見られるものなら見てみたい。水引の色は、この他に左右全部が銀色の「双銀の水引」というものがあり、京都では、葬式の香典にも『黄白の水引』を用いるらしい。そのワケは、皇室で使う『紅白の水引』の「
紅」が黒に近い色をしているため、京都では『黒白の水引』は使わないということらしい。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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