

05/04(SUN)縄師・Kさんと電話で話す機会があり、雑談中に出た「ツチアケビ」の話に「もう花を咲かせる頃やと思うんですが・・・」といったら「もう咲いてるよ・・・なんなら土曜日にでも行きますか・・・」とKさん、「う~ん・・・」と唸っただけで電話は切ったけれど、土曜日まで待てる話ではない。縄師・K氏には申し訳ないけれど、まだ見たことがないと言っていたピュア・Cさんを誘い、即、月曜日にツチアケビ咲く森へ出かけた。数年ぶりに訪ねた森は少なからず様変わりして、ガードされたササユリがアチコチの林道脇に見られ、想定外の“環境変化”にガッカリ・・・気を取り直しツチアケビ咲く現場へ。ここで最初に見たときは1本だけだったものが数本に増えていたけれど草丈が低い・・・生育過程に何かあったのか茎が途中で切断された形跡がある。これでは花は撮れても、エロボケ好みの赤いソーセージを何本もぶら下げたエロティックな“実るツチアケビ”の“勇姿”は望めそうもない。初めて見るピュア・Cさん、いつものように落ちてる花を拾い上げ感触を確かめたかと思えば匂いを嗅いだり、時には噛んでみたり・・・五官をフルに活用し身体中で確かめ愛でるその姿は第六感を超え“第七官界彷徨”しているような姿にはいつも感心させられている。ピュア・Cさんの写真では捉え切れないものを捉えようとする姿は、いつものことながら、お見事なのだった。


ひとしきり観察したり撮影した後、辺りを少し山歩したけれどコレといったモノも無し、東屋でカフェ・オーレ!バカ話に花が咲いたところで予定終了。林道を引き返していたらツチアケビの辺りに赤いキャップのスリムな男の姿が・・・よく似ている!? 近づくと矢張り!指月山さんではないか、懐かしいなぁ、こんな所で遇うとは・・・。予てより
指月山さんのBlog“山歩き”のファンであるピュア・Cさんを紹介、しばしハナ咲かせる花咲爺と花好きお嬢さん、森の木陰の花談義なのだった。
◆腐生植物
◆ツチアケビ(土木通)
高さは50cm以上あり、薄暗い林で、地面からいきなりニョキッと生えています。ツチアケビも栄養は自前で作らず、全て腐葉土の中から頂いて育つ腐生植物です。ツチアケビはランです。ランは華麗で美しくというイメ-ジがありますが、生きるためなら何でもする地球で最も栄えているタフな植物です。ツチアケビには極小のラン、ヒナノシャクジョウに対抗した「ヤマノカミノシャクジョウ=山の神の錫杖」という別の名もあります。毒がありそうな色ですが、この実は利尿、強壮の漢方薬になるそうです。
詳しくはコチラ→(森羅万象)
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
click!
- 関連記事
-