

① 蝶は昼に飛び、蛾は夜に飛ぶ
② 蝶は触角の先がマッチ棒状だが、蛾はクシ状か先が尖っている
③ 蝶は翅をたたんでとまるが、蛾はひろげて止まる
④ 蝶はきれいだが、蛾は地味
・・・と、いったようなことではあるけれど、これら全てには例外があり、ジャノメチョウの一部などの蝶は、朝や夕方の薄暗い時間を好んで飛び、タテハチョウの仲間の多くは翅を広げてとまり、太陽に当たって体温を上げようとするときは翅を広げてとまる。蝶はきれいだが蛾は地味などという選別の仕方に至っては、見る側の主観の問題であって“強烈なエゴ”と不快感を憶えてしまう。今までに、目を見張るようなデザインや色彩が施された蛾を撮ったことも少なくはないけれど、名前など確定できずにお蔵入りになっているものがほとんどなのだった。専門家によれば、蝶の触角はセセリチョウの仲間を除いて、ほぼ全種が先が膨らんだこん棒状になっているので、②が蝶と蛾を区別するのに最も確実な方法ということらしい。

ウメエダシャク(梅枝尺蛾)
ウメの木に、収穫前の5月から6月にかけて黒い尺取虫のような害虫が発生し、葉を食い尽くします
5月から6月にかけて発生する黒い尺取虫はウメエダシャクという種類の蛾の幼虫で、ウメ、モモ、リンゴといったバラ科の果樹につくという報告が多い蛾です。

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