
ニホンカワトンボ 里山を流れる小川の側にキラリと光るトンボが現れた。美しい橙色の翅に胴体が白っぽくメタリックに輝く・・・思わず、和服に銀色の草履を履いた夜の蝶を連想してしまうエロボケではありますが・・・初めて見るトンボに少し興奮しながら撮った画像を、お尋ねサイトで尋ねてみたら、「ニホンカワトンボ」の成熟したオスの個体ということなのだった。羽化後未成熟な個体は青緑色をしているが、成熟すると青白い粉が噴き、体表が覆われるので、それが銀色に見えるのだという。また、オスは橙色のほかに薄橙色や透明の翅のものもいるが、メスには橙色のは見られないらしい。「ニホンカワトンボ」はハグロトンボとともに河川のやや中流よりの所に生息する種で、産卵や幼虫の生息場所でもあり、河川改修工事の影響をもろに受けてしまう可能性があり、さらに羽化場所であるヨシなどの植物が根こそぎ刈り取られてしまうと、その水域から姿を消してしまうと言われていて、しかも,今となっては他から飛んでくることはまず期待できず、河川に植生が復活してもニホンカワトンボは復活しない。そんなわけで、いちばん絶滅が考えられるトンボは,このような河川中流域に棲み、植物内産卵を行う種ではないか・・・といわれている。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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