

初めて見る花で外来種かとも思ったけれどそうではないらしい。なるほどヤエムグラの仲間である。草姿や花弁4枚の小さな花を見ると確かに「葎ムグラ属」の特徴を備えている。まだまだ初めて見るモノばかりなのだった・・・この花も幾度となく歩いている山の登山口、駐車場脇の草むらに咲いていた。今まで気付かずにいたことの方が不思議なのだった。見ているようで殆どなにも見ていないのが現実なのだろう。「見るコト」の難しさをつくづく思い知らされる今日このごろではある。


カワラマツバは冬の姿と夏の草形が大きく異なり、同定に困る植物の1つである。畦道などでは秋の草刈りの後、低い茎を出して越冬する。冬の葉は松葉と呼ばれるにふさわしい形状であるが、気温が上昇し始めると葉は大きくなり、茎も伸び上がってくる。茎の断面は四角形であり、この時期の姿を見ればヤエムグラそっくりであるが、細毛があるだけでヤエムグラほどの逆毛はない。

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