

別名 ダンダンギキョウ(段々桔梗)
キキョウソウという花がある・・・北アメリカ原産の帰化植物で、撮影した時まで、こんな花があるとは全く知らず、なにやら珍しいモノに出会したような興奮を憶えるのだった。あぜ道の草むらに、円い小さな葉が段々に付きヒョロリと伸びた茎が不思議な佇まいを見せている。このキキョウソウ、春から5月頃までは閉鎖花を形成し、6月になると通常の花を形成して小さいけれど美しい花を咲かせるのだという。まずは閉鎖花で確実に子孫を残しておき、その後ゆっくりと花を開いて遺伝子を交換するという戦略であるらしい。キキョウソウの仲間には、ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)という非常によく似た種があり、こちらはまだお目に掛かっていないが葉は卵形で互生、やや心臓形になるが、キキョウソウとの違いは茎を抱かず、茎のトップのみに花を付けるらしい。
◆キキョウソウとヒナキキョウソウ
◆キキョウソウの閉鎖花

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