
シートを広げて休憩していたら小さなムシがやってきた。タマムシを一回り小さくしたようなキラキラ光る美しいムシだった。捕まえようとしても動きが素早く簡単には掴まらない。カメラで狙いをつけシャッターを押し続けてもうまく撮れず、このひとこまのために何枚シャッターを切ったことか・・・銀塩フィルムでは、こうはいかない。虫の種類すら判らず名前など判るはずもなく、アチコチ調べ回っていたら世間は広い・・・色の綺麗なゾウムシ。本州中部の山岳地帯から北海道に生息する日本固有種である近似種にはリンゴコフキゾウムシがいるが体色は淡く、肢も茶褐色で リンゴコフキとの区別は容易である。リンゴや クリなど広葉樹の葉を後食する。・・・といった記述が飛び込んでくる。お尋ねサイトで教えて貰ったのを確認のため、また、他のデータを漁っていたら撮影したモノと同じムシが写っている画像に出合い、
こんなコト↓が記載されていた。
「ケブカトゲアシヒゲボソゾウムシ」
本種はリンゴコフキゾウムシと呼ばれていましたが、ケブカトゲアシヒゲボソゾウムシと改名されました。ヒゲボソゾウムシ族 Phyllobiini の中では最も大型で色彩も鮮やかです。少し古くなると上翅の緑色の鱗毛が抜け落ち真っ黒になってしまいます。
ゾウムシに詳しいマニアックなサイトで、また、お尋ねサイトへ戻り、本種は「リンゴコフキゾウムシ」から「ケブカトゲアシヒゲボソゾウムシ」に改名されたそうですと教えて貰った人に教えるという逆転現象に
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