

「花散らし」とやらを味わってみようと雨の丹波に出かけた・・・「花散らしの雨になりそう」と、鳴りっ放しのラジオから聞こえてきたからだった。

「花散らしの・・・」とはシャレてるやないか・・・なかなかアジのある言葉なのだった・・・馴染みのあるのは、花吹雪に桜吹雪か。


「花むしろ」「花いかだ」「花おぼろ」「花明かり」「花の露」・・・いろいろあるけれど「花散らし・・・」には、ほのかな色の香がある。


広辞苑には3月3日を花見とし、翌日若い男女が集会して飲食すること(九州北部地方でいう)と記されているだけであるけれど、3月3日 というのは旧暦で、今年の旧暦 3月3日は、新暦で4月16日になるけれど、温暖化の分を差し引けば確かに桜の咲く頃ではあるが、二日間に渡って花見をするのに、いちいち帰宅してまた次の日に出かけるなんてことはあるはずがない・・・若い男女が盛り上がれば夜通しの宴会になるのが当然・・・一夜明ければ花も散ろうというもの・・・
「花散らし」とは若い男と女の
“花散らしな営み”のコトと知り、湯を注ぐだけで春爛漫・・・午後の“桜茶”なのだった。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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