

予てより、その戯れ振りを撮影させて欲しいとお願いしていた縄師・Kさんが三草山の岩場に


ザイルを肩に現れた。70に手が届こうかという男の戯れにしてはやや過激に過ぎはしないか・・・


と、気を揉みながら約束の場所に来てみれば準備万端怠りなし。岩場の上で手を振る縄師・


Kさん、ゴーサインで早速下り始めた。殆ど垂直に近い岩場少しずつ降下し近くなる縄師・Kさんの姿をよく見たらいつものマジメ人間を絵に描いたような姿は何処へやら・・・時折足元を見る横顔にはいつもの風貌はうかがえず・・・無事、着地。こちらを向いた顔を見て“アッと驚くタメゴロー!!”
キン肉マンか!?
デストロイヤーか!?オールブラックに目と口回りだけが赤いラインのスタンダール調、目出し帽とでも言おうか・・・奇抜でオシャレ・・・ピンクのザイルにブルーの金具、なかなかの戯ザれセンス。・・・
「たわぶれごともまめごとも、同じ心になぐさめかはして過ぐし給ふ」・・・源氏物語のこんなフレーズが似合うのではないかと、意味もよく解らぬままに、ムリヤリこじつけてみた。極度の緊張感に支えられた「戯ザれゴト」・・・これぞエクスタシー!残された時間をより良く「戯ザれ」てみたいもの・・・。写真ではイマイチ捉え難く、ましてや、縄師・Kさんが目を潤ませるほどのエクスタシーなど、及びもつかないけれど、そこは皆さんの豊かなイマジネーション次第で華やかな「戯ザれゴト」も楽しめるハズ。。。下りたら登り返す・・・以下の画像は順次、岩と戯れながら楽しげに登っていく縄師・Kさんと、三草山の明るい朝の景色なのです。書き忘れていた後日談:縄師・Kさんに岩壁の高さを尋ねたら「20mと30mに切り分けていたザイルを、また繋ぎ合わせて使ったから約20mあまりあるのでは・・・」という話だった。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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