

毎日が退屈凌ぎのような日々を送っているボケ老人にも、ポッカリと穴の空いたような時間にはまり込むことがある・・・それは退屈とは次元が違うエアポケットのような時空なのだった・・・あてもなくフラフラと歩くあぜ道で座り込んだり、腹這いになってみたり・・・目の前の光景に悶え戯れる。ホトケノザ、ナナホシテントウ、オオイヌノフグリ、ナズナ・・・どれも目新しさや華やかさと言ったこととは対極にあり、いつでもどこでも見ることができるモノばかりではあるけれど、それらが、この日のボケ老人には、殊更に新鮮で美しかった。夢遊病がどんなモノなのかは知るスベもないけれど、もしかしてこんな状況を言うのだとしたら、妙な感覚ではあるけれど心地よい時空であるに違いない・・・。


近くの三草山へは頻繁に来ているのに、年末以来ご無沙汰続きの友人(自動車屋社長)宅を訪ねた。親交を重ねて数十年・・・互いに歳はとったけれど、彼はエロボケ爺よりは一世代若いし、本来がパワフルで頭の回転が効く人。突然立ち寄っては連発する何の役にも立たぬ屁理屈にも、快くお付き合いいただきコーヒーまでご馳走になってしまうのはいつものコトなのだけれど、彼と交わす雑談は、屁理屈が屁理屈でなくなるという不思議な磁場を共有することとなり、社長の多忙をも顧みず、ついつい長居してしまうのだった。この日は上弦の月から始まって、社長の持ち出した
新聞の切り抜き記事をネタに、ズレる二十四節気・・・現代若者の知識としての情報から
「智慧と知識」へとハイラベルな議論はとどまるところを知らずエスカレート・・・見捨てた職人や農地を、いつ、どうやって誰が取り戻すのか・・・!?目先が真っ暗!・・・になったところで、陽が傾き始めたので長居を侘び家路につく
“枯れ草に添い寝・・・”の日なのだった。
◆【日本よ】石原慎太郎 「正確な二十四節気を」(
- MSN産経ニュース)
◆1371.秋の月 野に咲く花はどこへ行く(
あしアト do_On!)の歌はコレではなかったか・・・と、貼り付けてみました。
ジョーン・バエズなども歌っていて、よく知られている“反戦歌”
動画で憶えよう英語の歌にもいろんな歌い手がアップされているので興味ある向きはどうぞ・・・マレーネ・ディートリッヒ もイイ味出している。
YouTube 動画で覚えよう英語の歌
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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