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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       
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サマータイムを想う・・・初冬

11VMFCC103Ljackson.jpg ジャズなど幅広い分野でスタンダード・ナンバーとして広く親しまれてている“サマータイム”という曲・・・ジャズヴォーカル分野だけでもかなりな数の人たちが歌っている・・・サラ・ボーン、エラ・フィッツジェラルド、ビリー・ホリデイなど数え上げればキリがない。中でもロック・シンガーのジャニス・ジョプリンの唱っているモノはド迫力・・・腹の底から絞り出すような唱いっ振りは異色。またニグロ・スピリチュアルと呼ばれる黒人霊歌の歌い手として知られるマヘリア・ジャクソンはさすがなのだった・・・彼女の唱う“サマータイム”には 「Summertime/Motherless Child」とタイトルが付けられていて少し気になっていたけれど、Motherless Child 母のない子は -"Sometimes I Feel Like A Motherless Child" の別名でも呼ばれている黒人霊歌の代表作でマヘリア・ジャクソンのものは“サマータイム”を“Motherless Child”込みで唱う「マヘリア・ジャクソン、バージョン」といったところか・・・オペラ「ポーギーとベス」挿入歌としてよく知られているけれど、「ポーギーとベス」に関して、さほど詳しいことは知らない。少しだけ調べてみたら、

◆オペラ「ポーギーとベス」について

1925年に発表されたデュボース・ヘイワード作の小説「ポーギー」を原作として作られたらしい。当時のポピュラー音楽の大家ガーシュインらしく、その内容は、白人の警官役以外は全て黒人のみで歌われる(台詞もほとんど黒人特有のスラングで占められる)上に、音楽全体にジャズの雰囲気が漂うという、古典的なヨーロッパ系オペラとは全く違う異色の作品。作曲者ガーシュイン自身も、このオペラを黒人以外の人間が演じることは考えられず、「黒人以外で演じてはならない」とまで言ったほどだといわれている。

男たちが労働から帰り、女たちの家事が一段落したところから物語が始まり、その時、漁師ジェイクの妻クララが歌っている子守歌こそが、名曲「サマータイム」なのだった。

ジャズのスタンダードとしてもあまりにも有名な「サマータイム」は、ジョージ・ガーシュイン作曲のオペラ「ボーギーとべス」の劇中歌でして、ミュージカルにもなりました

この「ボーギーとべス」、なんとも救われない重っ苦しい話で、足の悪いボギーとギャングの情婦だったベスの恋愛劇。ベスという娘が迫ってくる男にも麻薬にも弱い娘で、貧困、麻薬、暴力、殺人と、荒んだ話が展開され、最後にベスは麻薬売人とニューヨークに行ってしまい、ボーギーも追いかけてニューヨークに行くところで終わるのだが、意気揚々と出かけるボーギーの姿とは裏腹に、無一文の彼がニューヨークまで辿り着けるのか…、たとえ辿り着けても先が想像されてしまう・・・といった、救われない雰囲気で終わるらしい・・・。













MAHALIA JACKSON ~ Summertime/Motherless Child

【 サマータイム / 時には母のない子のように】



【【【【 歌 詞 】】】】 YouTube 動画で覚えよう英語の歌

Summertime         サマータイム (訳詞: ゆうこ)

Summertime,              夏が来た
And the living is easy          暮らしも楽々 
Fish are jumping,            魚は跳ねて
And the cotton is high         綿の木も伸びる

Oh your daddy is rich          父ちゃんは金持ち
And your ma is good looking     母ちゃんは美人
So hush little baby            だから坊や
Don't you cry                泣くのはおよし

One of these mornings         今に ある朝
you’re gonna rise up singing     おまえは歌いながら立ち上がり
Then you’ll spread your wings    翼を広げて
And you’ll take to the sky        大空へ飛ぶ

But till that morning           でも その朝が来るまでは
Nothing will harm you          おまえを傷つけるものは何もない
With Daddy and Mammy        父ちゃんと母ちゃんが
They'll be standing by           いつも ついてるから

Sometimes                 時々
I feel like a motherless child     わたしは 母なし子のような気分になる
Just a long way from home      帰るべき家を 遠く離れて


【【【【 歌 詞 】】】】

Sometimes I Feel Like A Motherless Child     
    時には母のない子のように    (訳詞: ゆうこ)

Sometimes I feel like a motherless child  時々 わたしは母なし子のような気分になる
Sometimes I feel like a motherless child  時々 わたしは母なし子のような気分になる
Sometimes I feel like a motherless child  時々 わたしは母なし子のような気分になる
A long way from home              ふるさとを 遠く離れて
A long way from home              ふるさとを 遠く離れて

Sometimes I feel like I'm almost gone   時々 わたしはこの世を去りかけている気分になる
Sometimes I feel like I'm almost gone   時々 わたしはこの世を去りかけている気分になる
Sometimes I feel like I'm almost gone   時々 わたしはこの世を去りかけている気分になる
Way up in the heavenly land          天国の近くまで来ているような
Way up in the heavenly land          天国の近くまで来ているような







 



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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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