

11/30(MON)朝からの好天に誘われ、眺望一新した白髪岳へまた出かけた。尾根に出る登山道から見た山頂もその姿(上左)を大きく変えた。暖かい陽射しに初冬とはほど遠く、山頂は小春日和で風もなし。陽当たりのいい岩陰に座り、ラーメンを喰ったりコーヒーを飲んだり・・・風も無く出遭う人もなし。穏やかな白髪岳山頂を独り占めではあるけれど、前回遇った賢い雌犬がこの日は姿を見せず、どうしたのか・・・朝、駐車場に着くなり、口笛を吹き、呼びかけてみたけれど反応はなく、辺りの畔を歩いていたらノコンギクが朝露に濡れ揺れていた・・・。岩の上に立ち、近頃よく足を運ぶ三草山(上右中央奥)と播州・清水寺のある御嶽山(上右・円味のある山頂)がクッキリ、よく見える。


ほぼ360度の眺望が効く山頂をコーヒー片手にアチコチ眺めていたらキラリ光る播磨灘、手前には
西区の雄岡山(左241m)、 雌岡山(右249m)が浮き上がり、左奥には淡路島がぼんやりと見えている。視界をグッと西方に向ければ、遠くに見える尖った山並みは、明神山、七種山から宍粟辺りの山々か・・・。眺望の良さに居心地も良く、ついつい、山頂に長居してしまったので松尾山の手前を下山していたら、ヨタヨタと先を行く、泣きたくなるような姿のオス犬が見えた・・・ような気がした。夕暮れ近い色葉道、夢か現か幻か・・・妄想老人が行く、センティメンタル・ロードなのだった。
【雄岡山と雌岡山】
大きさも形もよく似た雄岡山(241m 雌岡山(249m)は、その昔、遠くから眺めると子牛の角のように見えたことから、それぞれ「男牛」、「女牛」と呼ばれていたとか・・・。
神話によれば、雄岡(おっこ)と雌岡(めっこ)は夫婦の神で、男神の雄岡が、小豆島の美人神に惚れたことから妻が止めるのも聞き入れず、鹿に乗り逢いに出かけたところ、その途中、淡路の漁師に弓を撃たれ男神と鹿は海に沈んでしまったという。すると、鹿はたちまち「赤い石」になり、それが「あかいし」・・・→「明石」という名称の起源といわれている。
・・・なんとも、淡路の漁師が弓を放ってみたりするので、つい調子に乗り、タコまで連想させられてしまう、俗っぽくて、ユーモラスな神話ではある。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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