

日毎、深くなる秋色に、エロボケといえども溺れそうになる感傷の淵・・・古キズ引き摺りながら“秋色山歩”とシャレ込んではみたけれど、思い入れほどのコトもなく、サルトリイバラの紅い実と樹肌這うツタの葉くらいのもので、“錦秋”というにはほど遠いけれど・・・まちがいなく秋色ではある。“紅葉という現象”は気温が下がることにより、葉っぱの働きが衰えることで細胞に変化が起こり、緑色の色素が無くなり黄色の色素だけが残ると葉は黄色に見えるので“黄葉”・・・もともと葉の中にはなかった赤色の色素が合成されて徐々に溜まり、赤く見える状態が“紅葉”ということになり、葉の細胞の中で起こるさまざまな変化も、ひと言で言うならば“葉の老化現象”ということであるらしい。


“紅葉という現象”が起きるのは落葉樹のみ、ということになっているけれど例外はどこにでもあり、カナメモチ、アカメガシワ、アセビ、草本ではイタドリがそれで、落葉しない紅葉と言われているけれど、5月頃の新芽が赤くなる現象を指していうらしい。
【紅葉(黄葉)】
(紅色)
ヤマモミジ、ハウチワカエデなどカエデ類
ツタ、ハゼノキ、ナナカマド、ニシキギ
(黄色)
イチョウ、ニセアカシア、ユリノキ、カツラ、エノキ
カエデ類⇔イタヤカエデ、ヒトツバカエデ
(褐色)
ブナ、ミズナラ、クヌギ、コナラ、クリなどブナ科に多い
他に、ケヤキ、トチノキ
【つる性や草本で紅葉する植物】
(紅色)
ノブドウ、エビヅル、サンカクヅル、
ゲンノショウコ、キンミズヒキ
(黄色)
トコロ(野老)、ヤマノイモ
落葉のメカニズムは、葉の老化がある程度まで進むと葉柄の基部に離層(りそう)という特殊な細胞の集まりが形成され、葉はこの部分から離れていき、落葉しやすくなり、わずかな風でも散っていくようになる。葉を落とすことで水分収支のバランスを図っているらしい。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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