


【野坂】 マスターベーションなら小学校1年生くらいの時からやってたんですが。
【金子】 ホーッ
【野坂】 いえね、これは手を使わないです。木登りですね、セミみたいにかじりついて。
【金子】 マスの感じ、あった?
【野坂】 ええ、一種の快感があって、何か罪悪感があるんです。あれは大変なことを発見したんじゃァないかと思いましたね。だれも知らないことを発見した(笑)。精液がはじめて出たのは中学3年の時ですが。
【金子】 フム、フム。
【野坂】 気持ち悪かったですよ。ズボンはいたままだったから。もうひとつ、今考えてみて、おかしいのはチンポが立つとできない。痛くて。何しろ、木にこすりつけるわけですから。グニャチンのまんまで木にかじりついていなけりゃならんちゅうのは、中学3年になるともうつらいですね。しかし、とうとう、頭ではいろいろと助平な妄想描きながら、おちんちんにそれを伝えないというテクニックを身につけました。そうするといくらでもやってられる。
【金子】 すごい技術ですね、あたしなんぞそれに比べると猿並みだ。
【野坂】 今の若い人はマス知らないですね。
【金子】 (びっくりしたように)知らない?
【野坂】 ハイ。
【金子】 知らないのッ・・・・・。(しばらく沈黙のあと)今ぼくはね、女のアレ、ちゃんとはっきりね、糞リアリズムで絵に描いとこうと思っているんだ、うん。
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中略
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【野坂】 オシッコがチョロチョロするやつでしょう。
【金子】 そうなんだ(笑)
【野坂】 前立腺肥大が出てくるのは、五十代の終わりぐらいからだから、金子先生お若いですよ。
【金子】 そう。近頃のテクニックてえのは、どうなの?明治のころは貧弱でね。ナメルなんてことはなかったな、うん。このごろはまず最初にナメルでしょう。違う?
【野坂】 江戸時代にはけっこうナメていたんだけれども、明治になってあれはいやらしいという風潮になった。で、今度は逆にアメリカから“テクニック”として輸入した感じですね。
【金子】 あれ、恋愛のバロメーターになりますか。
【野坂】 どうなんですかね。ぼくはわりに好きなほうで、昔、お女郎さんにそれやって、ずいぶん感激されたことがある。
【金子】 フーム。こないだね、出すんですよ、前のほうから。あんまり出すから、取っとこうと思ってね、サザエのカラがちょうどあったから入れたの。サザエのツボに半分ほどありましたよ(笑)。・・・・・
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