

アメリカアゼナ属
(花の詩ずかん)
花のない時期に、あぜ道を歩いていて見つけた花はあまりにも小さい。地面を這う小さな草花を撮るためブレないようにと息を詰め、目を凝らし、不自然な姿勢をとり続けていたら古傷が疼き始めたようで・・・。古キズといっても色気のある話ではない・・・数年前に傷めた足なのだ。下山途中に捻った足のつけ根に疲労が溜まったか・・・早寝して目覚めたら違和感もなくなり、いつもと変わらず軽く動けた。痛みもないので、“筋肉固形化予防”を兼ね、続けている早朝の“欲情洗い!?”・・・いや、“浴場洗い”をやり終えたと思ったら、また少し痛む・・・。やはり、しばらくは退屈な時間を過ごさなくてはならないようで・・・。幸か不幸か、おかげでウリクサ、トキワハゼ、アゼナとゴマノハグサ科のよく似た仲間を同じ場所で同時に見てしまった。
4月も中頃になると、田の畦や土手等の少し湿った場所にその派手な色合いと面白い形の花が目立つようになる。
ムラサキサギゴケと呼ばれ、花の色が鮮やかな紫色で、その形が飛んでいるサギ、あるいはサギの頭に見える事や、茎が地面を這うように広がってコケのように地面を覆う事からその名がある。
白色もあり、一般的には白色のものをサギゴケ、紫色のものをムラサキサギゴケと呼んでいる様である。又、同じ頃、ムラサキサギゴケそっくりで素人目には区別が難しいトキワハゼと呼ばれる同じゴマノハグサ科の近縁の花が田の畦や土手を彩る。
ムラサキサギゴケの茎が地面を這うのに対し、トキワハゼは茎が這わず、花も小さくて、色も白っぽく、ムラサキサギゴケが咲かない秋の頃にも田の畦等いたるところに咲いているので、慣れれば区別はできる。
「サギゴケとその仲間」
(ウリクサとトキワハゼ)
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