

植物生態研究室(波田研)
昨日(27日)の神戸新聞、“読書”ページの「著者に聞く」という欄に、むかし名子役として名を馳せた「中山千夏」が登場していた。まだ、この本を読んだ訳でもなし、これから読むつもりもないけれど、自著「幸子さんと私」について語っていることが面白かった・・・と言えば、語弊があるのかも知れないけれど、エロボケ老人としては、少なからず “ナットクな話” なのだった。取材にあたった記者が「ビックリさせられた・・・」と言う・・・第1章の書き出し「素直に言う。生まれてこのかた『母に会いたい』と思ったことがない」・・・こんな記述から始まる記事を最後まで読んでしまった、というのが偽らぬところなのだった。『がめつい奴』(三益愛子主演)での“名子役、千夏ちゃん”としてのイメージがそのほとんどを占めているエロボケ世代には、すでに初老の域に差しかかっている現在イマの写真を見せられても即座に「中山千夏」とは認識できず、「どこの、ナニをするオバハンや・・・いや、お嬢さんや!?・・・」というのが正直なところ。エロボケ老人が今更くどくどと書き連ねることなどナニもないけれど・・・世の“母娘(息子)幻想”などナニほどのこともない・・・「母娘(息子)無条件の愛・幻想」の押し売りは自重しようとシミジミ思う・・・秋の真夏日なのだった。
記事より一部抜粋、転載した。↓
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「母は一般的に言えば好人物だし、性格や個性を責めているのではなく、母娘の関係が問題だった。冷たいと思われるかも知れないけれど、母は娘を愛し、娘は母を慕うという世の幻想に反することを言う以上、歯に衣着せず思い切って書きました」
・・・・・明るく自由闊達。そんなイメージの中山さんが、最も束縛されていたのが母娘関係だったとは意外だ。
「母は私を管理することが生き甲斐だった。自分が幸福になるために私を利用しつくしたと思う」。
・・・・いつも自分に「囲い」をする。そんな母に苦労した。
・・・本を書くのは「自己カウンセリング」でもあった。
母を知るために、その人生もたどった。
「・・・理解しただけで、許せたわけではないけれど・・・」
・・・書いたことで中山さんは楽になった。
素直に母に「さよなら」と言える気持になった。
「・・・母を特別な存在と思わない方がいい。少し離れて、隣の家のおばちゃんとの情愛程度でいいの。周囲も、無条件の愛という幻想を押しつけないでね」


◆ミゾソバに似た仲間(松江の野草樹木の花図鑑)
◆アキノウナギツカミ(秋の鰻掴)
◆ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)
◆ミゾソバ(溝蕎麦)
◆ヤノネグサ(矢の根草)
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