

キク科アキノノゲシ属
別名 ウサギグサ、チチクサ
(神戸・六甲山系の草本図鑑)
秋分の日に敬老の日を絡めた連休を、誰が名付けたか“シルバー・ウィーク”というらしい。春の連休がゴールドだから秋はシルバーかと思っていたけれど、そうでもないらしい。連休の中に敬老の日が含まれるためにシルバーシート(優先席)から取られたともいわれる。ボケかかった老人が気にすることでもないのは解っているけれど、近年の休日の取り方について、よく解らぬまま、ここまで来てしまったのでヒマに任せて拘ってみたら、ゴールデンウィークとは異なり、毎年発生するわけではなくて、ハッピーマンデー制度により2001年から敬老の日が9月第3週の月曜日になったことが発生の要因。秋分の日が敬老の日のある週の水曜日になれば、その間の火曜日が国民の休日となり、大型連休になる。2009年が初のシルバーウィークで、次は2015年、2032年になるらしい。

◆『大手拓次詩集』(松岡正剛の千夜千冊)藍色の蟇
大手拓次
十六歳の少年の顔
――思ひ出の自画像――
うすあをいかげにつつまれたおまへのかほには
五月のほととぎすがないてゐます。
うすあをいびろうどのやうなおまへのかほには
月のにほひがひたひたとしてゐます。
ああ みればみるほど薄月(うすづき)のやうな少年よ、
しろい野芥子(のげし)のやうにはにかんでばかりゐる少年よ、
そつと指でさはられても真赤になるおまへのかほ、
ほそい眉、
きれのながい眼のあかるさ、
ふつくらとしてしろい頬の花、
水草(みづくさ)のやうなやはらかいくちびる、
はづかしさと夢とひかりとでしなしなとふるへてゐるおまへのかほ
「藍色の蟇(ひき)」 大手拓次より
Left Alone - Mal Waldron
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