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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       
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霧の中へ・・・

霧1霧3  霧に包まれた林道へ足を踏み入れるや否や、「あんた、私をオトそうと企んでいるでしょう・・・!?」と、冷えた風が囁き、白い光の向こうに骨張った長い指をくねらせる・・・ともすれば、“うつつを抜かして 幻世(マボロヨ)遊び”に耽ってしまいそうになる今朝(9/16)の三草山は・・・“霧の中の少女”ならぬ“霧の中の妖女”なのかも知れない。コノ山へ足繁く通うようになってから1年足らず、まだ日は浅いけれど、雲海に浮かび上がる姿を初めて見る。“幻想的な美しさ”と言ってしまえばソレまでの話ではあるけれど、刻々と変わる景色に惹かれ時を忘れる。山頂から眺める裏六甲から播磨平野にかけての見慣れた景色も“神秘”が被い、新しい。霧31霧42エロボケ老人の記憶に、弾みでスイッチが入ったか、唐突によみがえる石坂洋次郎の名前と「霧の中の少女」・・・読んだかどうかも定かでなく、例によって検索してみれば出るは、出るは・・・“霧の中の少女”という石坂洋次郎のソレ

日本人の恋愛観、青春観にもっとも大きな影響を与える
 世の中が急速に右傾化していく戦前、地方の県立中学の教師をしながら、女学校の作文に「私は男を知りたい。その男を通して私の父を感じたい。父の肌を、父の血の匂いを、父の口臭を、父の欲情を──」「私の名は、ハツ私生児・江波恵子!」と書く危険で奔放な美少女を造型するのは、あとの時代から考えるほど容易なことではなかったに違いない。

 見合い結婚のほうが多数派で、「恋愛」は世間の規範を紊す不道徳で猥らな振舞だと考える人が少なくなかった当時から、それは人間の自然な感情の発露で、しかも性の本能と分かちがたく結びついており、だからこそ生命力の源泉であるのだと、石坂文学は果敢に主張しつづけてきた。

 戦後は『青い山脈』で、まだ封建制が色濃く残る地方の風土を舞台に、素直な男女の交際を認めたくない旧道徳の側に立つ人人を戯画化して、青春は明るく謳歌されるべきものだと、爽やかに描いた。

 頭の固い人たちから「エロ」と顰蹙される『石中先生行状記』を書いたのも、性の大らかな肯定者で、好奇心の赴く方向へ自由に進む作家としては、自然の成行であった。

 いまや石坂流の考え方に疑問をもつ人は、ほとんど皆無に近くなっているだろう。
(情報紙『有鄰』No.386 P4)

とは全く関係のない歌、 ペギー・マーチ(Peggy March)が歌う「霧の中の少女」・・・霧43霧50コチラも聴いた記憶があり、流れるメロディをなぞる・・・

霧の中の少女
作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正

1 涙はてなし 雪より白い
  花より白い 君故かなし
  あわれ少女よ 霧の中の少女
  消えて帰らぬ あの夜の街角
  いまも僕の心の うちに生きてる君よ

2 残るおもかげ 抱(いだ)きはすれど
  散りにし花か 儚(はかな)い夢か
  あわれ少女よ 霧の中の少女
  一目逢いたや 命をかけても
  いまも僕の心の うちに生きてる君よ




◆ペギー マーチ 1948年、アメリカ・ペンシルバニア州生まれ。





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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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