

林道脇のマツヨイグサの花が開いている頃だったので少し撮影してみたけれど黄色い花弁の質感は白い花弁のソレよりも捉え難いように思うけれど、これはデジ亀の特性なのか・・・。

マツヨイグサ属について
雑草には多くの帰化種が含まれていますが、その代表格の一つにマツヨイグサの仲間を挙げることができます。この仲間はアカバナ科マツヨイグサ属に分類され、いずれもアメリカ大陸原産で世界中に約200種が確認されています。日本国内では嘉永年間にマツヨイグサ(Oenothera odorata)が渡来したのが最初で、その後オオマツヨイグサ(Oenothera erythrosepala) が観賞用等として導入されました(写真1、写真2)。これらの仲間は環境適応能力が高く、各地で野生化し、その後帰化したメマツヨイグサ(Oenothera biennis)、コマツヨイグサ(Oenothera laciniata)等を加え、今日では鉄道線路や畑地などに一般的に生育する雑草となっています
マツヨイグサ類(以下オオマツヨイグサ、メマツヨイグサ、コマツヨイグサも含めた総称として使用)の特徴は、その花に関することを挙げることができます。国内に生育するマツヨイグサ属の仲間には、戦後帰化したユウゲショウやヒルザキツキミソウなどの例外もありますが、マツヨイグサ類が俗に"宵待草"と呼ばれるように、多くの種類は日暮れ時から鮮黄色の可憐な花を咲かせ、翌朝しぼむ、いわば夜行性の植物です。中秋の名月とススキはよく似合いますが、月明かりに映えるマツヨイグサと虫の声も風情があります。太宰治が富岳百景のなかで「富士には月見草がよく似合う」と書いていますが、ここでいう月見草とはマツヨイグサのことだったようです。
(雑草の話(第8話・マツヨイグサ属について) [シンジェンタ ジャパン])
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