

県内でいちばん雪深いところといわれる兎和野高原辺りからハチ北高原スキー場近辺なら少しは涼しいかも知れない・・・とドライブがてら出かけたけれど6月の北海道でも真夏日が少なくない今日このごろ、兵庫の北部だからと言って大差はない。9号線では34℃と、ほぼ“猛暑日”の表示があり、ハチ北スキー場辺りもシーズンオフで林道脇の生い茂った草や木の刈り込み作業に忙しそうで、あまり奥へも入れず、細い坂道を下っていたら道路脇の林縁にグミの赤い実が目に止まり、車を停めて撮影、一粒味見をしてやろうと手を伸ばしたところへ下りてくる車が一台・・・慌てて車に戻り移動、食べることはできなかったけれど、鮮やかな赤い色を見ればうま味のほどは想像がつく・・・それにしても、なんであんなところにグミが・・・これが自然か。

この時期に実が生るグミといえば
夏茱萸(なつぐみ)か、それとも
唐茱萸(とうぐみ)か・・・
山桜桃(ゆすらうめ)、
山桃(やまもも)、茱萸(ぐみ)など“喰える赤い実”として誰もが知る果実の名前などどうでもいいのだった・・・“喰える”ということだけで存在感は十分あるのだから。大粒のビックリグミというのがある・・・粒が大きくて甘い実がなるが、
自家不結実性があり、近くにアキグミなどを植えるなど、してやらないと花は咲いても結実しないといわれている。グミの語源は「含む実」からきたと言われているが他にも「エグ味」から来たという説もあるらしい。グミは万人向けの味ではないけれど、不味くはない。熟したモノは甘いけれど、酸味もきつく、少し渋味が後味として残り子供向きではないかも知れない・・・といっても、毎日が食い物探しと言ってもおかしくない60年前のガキどもにとって、スイカをはじめ、アケビ、ユスラウメ、グミなどのタネが混じったクソを垂れることは、異常でも不思議なことでもなかったと記憶している。トウグミの 花色は淡黄色。果実はナツグミに比べて大きく、枝に刺がない。林の中でもよく目立ち、熟した実はこれでもかというくらいに赤くなるというから、撮ってきたモノは枝にトゲがなければ唐茱萸(とうぐみ)かも知れない。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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