

別名:マツケムシ
(幼虫図鑑)
梅雨の晴れ間に庭木の刈り込みをほぼ済ませ、最後に残して置いたマツの剪定・・・といえば聞こえはいいが、庭師に払う費用節約のため、見よう見まねの急造庭師がココ十数年来の恒例になっているのだった。所詮はシロートのやっつけ仕事、それなりに涼しげであればヨシとするビンボー旦那の金欠芸・・・涼しげに、涼しげにと、ドンドン葉をむしり取り、もつれた枝はドンドン切り落とすという思い切りの良さだけが取り得のシロートワザ、露わになった枝のアチコチで大きな毛ムシがクネクネ・・・かなり大きくて7~8cmはあろうか・・・咄嗟に「クネクネうごめく毛ムシにはキンチョール!」がエロボケノーミソをかすめ、早速、近所のドラッグストアへ・・・さすがシーズン、虫除けや殺虫剤、それにかゆみ止めが入り口には山積み・・・
トヨエツの
「センセ、長持ちキンチョールとよく飛ぶキンチョールジェット、どっちを選んだらエエんや・・・」
お馴染みのキンチョールとキンチョールジェットが並べてある・・・
どっちを選んだらエエんや?
「そんなの、どっちだっていいじゃない・・・」とはいうけれど
“ジェットの3倍長持ちで499円”のキャッチコピーに惹かれ、ロージンは“長保ち”が取り得と“長持ちキンチョール”を買い、早速、松の木にシューッ・・・木のアチコチから十数匹の幼虫がクネクネと姿を現したかと思ったらポトリ、ポトリと落ちていく・・・たまらんなァ。。。


・・・体長75mmに達する大型の毛虫で、俗にマツケムシと呼ばれています。幼虫は成長すると背面は銀色に光り、 胸部の背面には藍黒色の毛束の帯が目立つようになります。そして、触れるとこの部分の黒い毒針毛が皮膚に刺さります。毒性はドクガほど強くありませんが、 刺されると激痛があり、あとが腫れ上がります。痛みや腫れはすぐなくなりますが、かゆみは1~2週間くらい続きます。 アカマツ、クロマツ、ヒマラヤシーダなどの大害虫として知られ、ときどき大発生して問題になります。
・・・ 年1回発生し、成虫は7~9月ころ出現してマツ類の葉や枝に 200~500 個もの卵を産みます。間もなく孵化した幼虫は針葉を食べ、 10月下旬までに体長20mm内外の5齢に育ち、幹から下りて根際や落ち葉の下などで越冬します。
・・・本種の毒針毛はドクガ類とは違い、 刺さった毛束が肉眼で見えますので、刺されたときはピンセットとセロテープでていねいに除去するようにします。
(刺す毛虫5 マツカレハ/庭の刺す毛虫・刺さない毛虫 (社)農林水産技術情報協会)
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