
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科
(軽井沢の蝶)
カラ梅雨を想わせる真夏日の里山歩きは暑さが応える。少しでも涼しげなところを歩こうと、繁みの木陰に入れば忙しげに飛び回るジャノメチョウやヒカゲチョウによく出くわす。和名の由来,は、眼球紋を蛇の目に見立ててジャノメチョウ、 日陰にいることが多いチョウなのでヒカゲチョウ・・・と、見たママの名前が付けられたらしい。ネットで調べていくうちに少し気になったことがある。それは、ヒカゲチョウの別名「ナミヒカゲ」が、気に入らぬとか、この蝶に対して失礼だとか、この別名があることで、シロートを迷わせる原因になる・・・などと言った尤もらしい話なのだけれど、本気でそんなこと考えている人が居るのだろうか?人もいろいろなら考え方もいろいろなのだろうけれど、エロボケノーミソには大して影響のある話でもなし、俄に信じ難い話ではある。などと偉そうな口を叩いていたら、山友の指月山さんより親切なコメントを頂戴し、調べてみたらアバウト老人の同定ミスを確認し、即、「ヒメキマダラヒカゲ」と訂正させていただきました。文章との脈絡が少しズレるかも知れませんが・・・「そこんとこはヨロシク!」・・・ということで。指月山さん有り難うございました。
【日陰者(ひかげもの)】
1.世を隠れ忍ぶ身の上の人。
公然と世に立ち交わることのできない人。
特に、妾(めかけ)、私生児、前科者など。
2.世の中から認められない人。
世に埋もれて出世しない人

(軽井沢の蝶)
「日陰者」と、もうひとつの「目眩まし」を言い替えるなら擬態(眼状紋)ということになるのだろう。ここまで、何気なく使ってきたコトバ「日陰者の目眩まし」がチョット気になったので調べてみたら「目眩まし」は放送禁止用語というか放送自粛用語になっているようだ。敵が使った閃光弾について「目眩ましを使ってきた」というセリフを、「目眩まし」→「めくら(盲目)まし」ととらえられるので現在はどちらも厳しく制限されているため、このふたつについては消音措置されることが多いという。まだ記憶に新しい郵政疑惑、「西川社長続投劇」には、あれ以降、テレビも新聞も一切触れない。西川社長続投は郵政疑獄の目眩ましではないのか・・・差別用語や放送禁止用語を指定していること自体が.差別をより際立たせるのではないかと思う今日この頃なのだった。
【眼状紋(目玉模様)】
眼状紋とは、ほぼ同心円状の模様で、黒ないし褐色と白など薄い色の部分が交互になっているもの。特に中心部の濃色部が広く、そのまた中央に白色部があるなど、脊椎動物の目を思わせる模様である。俗称としては目玉模様もよく使 われる。
眼状紋の役割には二つの説があり、一つはそのフクロウやヘビの眼に似た模様によって鳥類等の天敵を脅かすためという説、もう一つは模様の付いた翅を頭と誤認させることで天敵の攻撃をこちらにそらし、重要な器官である頭を守るという説がある
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