

雨粒が時々落ちてくる白髪岳でのベニドウダン観賞と撮影は終了。昼食後、濡れた落ち葉と根っこに足を取られながら下山・・・途中で見慣れない草本に出くわし、(後で分かったことだが、時期は違っても同じ場所でコレを撮っていた・・・)帰宅後、調べてみたら、以前にもココで撮影した画像で“お尋ね”し「ヤマゴボウ」の回答を得ていたのだった。1mは優にあり、すべてが大づくりなので花はなくても目立ち、「ヤマゴボウ」といっても、「山ごぼうの漬物」として市販されている物(モリアザミ)とは違うので間違えないように、との但し書きはよく見る。

ヤマゴボウは中国原産の植物といわれ、栽培され、ときに野生化しています。漢方では根を商陸と呼び、利尿薬とされます。花が赤みを帯びる日本原産のマルミノヤマゴボウは、山地に自生しています。いずれもヨウシュヤマゴボウと同様、有毒植物ですが、なかなか見ることができない珍しい植物です。