
( 昆虫エクスプローラ)
獲物を捕らえたムシヒキアブを目にする季節になった。里山に入れば目の辺りにまとわりつくムシが五月蠅い。手で払っても払っても眼の前を飛び続ける・・・昆虫や蝶を観察するのもいいけれど、こうまでまとわりつかれるとコイツの正体が気になる。どうもメマトイというハエの一種であるらしい・・・メマトイ・・・ハエ目ショウジョウバエ科マダラメマトイ、オオマダラメマトイ、ヒゲブトコバエ科クロメマトイ等、日本には十数種が生息するという・・・コトまでは解った。また、この虫が“東洋眼虫”というムシを媒介するというからややこしい。結膜へ寄生し、結膜炎を発症することもあるというのだが、この虫が人間に実害を与える地域が限られ、メマトイが東洋眼虫を媒介するのは九州の一地方にほぼ限られているという話なのだけれど、何故この地方なのかは書かれていなかった。 また、本来はイヌなどの病気で、虫を手で払いのけられる人間に感染する例はまれだというから、煩わしいけれど手で払っておれば実害は先ず無いということか。
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