

ヤマボウシ(山法師)の総苞片が目立つ頃になれば、いつも馬鹿みたいなコトで頭を混乱させている・・・“馬鹿の証”なんかも知れん・・・「ヤマボウシ」なのか、それとも「ヤマホウシ」なのか?・・・と。植物の解説としては「ヤマボウシ(山法師)」と表記されているものが多いけれど、なかには「ヤマボウシ(山法師)または(山帽子)」と記されているものもあり、「ヤマボウシ」の総苞片が、その時期と見え方によって「帽子」に見えたり「法師」に見えたりするので、どちらも“間違いではない”ということらしい。因みに、広辞苑には「ほうし」で「法師」はあるけれど「帽子」はない。また「ぼうし」では「法師」はなくて「帽子」はあるという当然の結果で、どうでもエエようなことに首を突っ込んでみたら、ザッとこんなコト↓なのだった。ヒマもここまで来れば、ダージリン・・・。

「法師」とは仏教、及び仏教の教義が説かれている経典に詳しく、人の師となるほどの学識・経験を備えた僧侶に対する敬称とあり、「山法師」とは山奥深く自然を尊重しその営みに身をゆだねて生きている賢者を意味するそうなのだ・・・けれど、平安後期以降、興福寺・延暦寺・園城寺などの大寺で、武芸を練り、仏法守護の名目で戦闘に従事した僧を「僧兵」といい、延暦寺の僧兵は山法師、興福寺の僧兵は奈良法師として権勢を振るった。
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