

週末は下り坂で雨になりそうだと言う予報に、この日(5/14)の好天を、閉じ籠もってやり過ごすのはモッタイナイ・・・「若葉繁るエノキ」を観察に丹波まで出かけた。「オオムラサキ幼虫の放虫会」に参加したのが4月5日、もう40日が経過・・・“丹波の森公苑”のエノキは若葉をつけ、その姿は一変、怪しくなった記憶は頼りにならず、どれがエノキであったのか・・・ありがたいことに「丹波の森公苑」の樹木には、樹木名を書いた“標示板”が適宜つけられているのだった。再会した「エノキ」を見上げれば、初夏の光を浴び風にふるえる若葉がキラリ、葉を落とした姿など想像もつかず、その若い息吹にウットリ・・・数枚を撮影。目が洗われるようなウラ山を西から東へと尾根歩きを決め、向かって右奥へと径を辿った。それほど高くもない山なのだけれど、近頃通い詰めている“三草山”と同じ里山とはいえ、さすがに雰囲気が違う・・・“丹波の里山”なのだった。張り巡らされた防護柵の扉を開け、尾根筋へ出るとやや強く吹く風が汗ばんだカラダには心地よく快適そのもの足取りも軽くなる。タニウツギやミヤマガマズミ、コガクウツギなど目につく花や景色を撮影しながら、東の山頂へと道草山歩を楽しんでいたら、近づく人影に驚き慌てたか鹿が飛び出した。カメラを構え二、三歩歩み寄ると「シカは風」だった・・・。走り去る姿を追いながら何気なく眼をやった足元に子鹿がうずくまっていた・・・踏みつけそうになっても動かない。逃げられないうちに撮影と、少しずつ寄っていくと異変を感じたか起ち上がった・・・生まれてまだ間がないのかTVでよく見るアノ姿・・・ヨロヨロと足取りが心許なく、素早く走り出すような気配はなかった。ジックリと、もっと撮影しておきたかったけれど、何処かで様子を窺っているはずの親シカを想えばそうもいかず
「丸抱え、丸焼き、丸かじり、丸投げ好きな御仁も多い時節柄・・・親が来るまでウロウロするなよ・・・」と、東へ歩いた。


エノキもさることながら“母子シカ”の出現に、ほぼマンプク状態・・・サクラの頃に山中で出遭った「植物ギョーカイ」の人に教わったエノキの特徴と言えるモノに「エノキの葉」があり、それが確認できただけでもありがたい。ギョーカイの人によれば・・・
◆エノキの葉は、主脈を中心にして左右が均等というか対称ではなく、その形は少しイビツになっている・・・ということであった。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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