
(神戸のトンボ/トンボ成虫標本箱)
続く夏日に飛び回るトンボの姿も多くなった・・・久しぶりのトンボ撮影、山歩で上がった呼吸とカメラを持つ手のブレ、それに揺れるトンボ・・・“ブレ三拍子”の揃い踏み、呼吸を整え、ピントを合わせ、風を読み・・・ココぞ!とシャッターを押したショットがコレ。

日本特産種で,北海道・本州・四国・九州に分布する.紀伊半島や四国では中央構造線より南側には分布しない.神戸市内には橙色翅型の♂と淡橙色翅型の♀の組み合わせしかいないが,兵庫県には,写真の5型がすべて見られる.
<特記事項>
カワトンボ属は,少し前までは,一般的にニシカワトンボ,ヒガシカワトンボ,オオカワトンボの3分類群(研究者によって,1種で3亜種に分類,ニシオオカワトンボとオオカワトンボの2種とニシカワトンボの亜種としてヒガシカワトンボ1亜種など,研究者によってさまざま)に分けられていた.
しかし,最近のDNAを使った系統学的研究によって,若干の例外を除いて,ヒガシカワトンボとオオカワトンボが同一種,オオカワトンボ Mnais costalis としてまとめられた(Hayashi et.al., 2004).
さらにその後,日本蜻蛉学会の標準和名検討委員会においてこれらの和名が改められ,オオカワトンボをニホンカワトンボ,カワトンボをアサヒナカワトンボと称するようになった.したがって,分布境界域では一部例外があるが,おおざっぱに言って,以前のオオカワトンボとヒガシカワトンボがニホンカワトンボに,ニシカワトンボがアサヒナカワトンボに改称されたと考えればよい(神戸のトンボ/トンボ成虫標本箱)
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