

属名シソ科カキドオシ属←||→キランソウ(金瘡小草)シソ科キランソウ属
世界中で薬として使われている薬草・・・カキドオシは古来から日本の民間薬として子供の夜泣き、ひきつけに用いられ、カントリソウ(癇取草)の別名があり、また、キランソウといえばチョイと凄味を利かせた別名、ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)がよく知られており、乾燥した葉を煎じて、神経痛や胃の薬となり、生葉は膿ウミだしとして用いられ、万病に効くことからイシャダオシ(医者倒し)、イシャコロシ(医者殺し)の呼び名もある。昔から薬草としてよく知られている紫蘇の仲間は、食中毒で死にかけていた若者にシソの葉を煎じて飲ませたところ、たちまち元気になったということから、「紫の蘇る草」で「紫蘇」といったという話がある。「和風ハーブ」とも言われ、ハーブのほとんどがシソかセリの仲間であるらしいのだ。
しその種類は、大別すると、葉が緑色をした青じそと、紫色をした赤じそに分けられ、本来の種は赤じそで、青じそはその変種ということにになるらしい。
●青じそ
(別名)大葉
爽快な香りがあり、刺身のつまのほか、天ぷらや麺類の薬味等に利用されます。品種により葉の縮れ方が違います。10枚一組みで売られることが多いようです。
●赤じそ
出回り時期は6~7月頃で、葉は赤みを帯びた緑色になり、品種により縮れ方が異なります。梅干しや紅しょうがの着色、漬け物等に利用されます。
●芽紫蘇(めじそ)
(別名)青芽(あおめ)、紫芽(むらめ)
しその若い芽。青じその双葉を青芽(あおめ)、赤じその双葉に本葉が出たばかりのものを紫芽(むらめ)といいます。青芽、紫芽ともに刺身のつまや薬味に使います。紫芽は紅たでに似ていますが、紅たでよりも一まわり大きく、裏が赤くて表が緑色をしています。
●花穂紫蘇(はなほじそ)
しその穂を、花が3割ほど開きかけた状態で収穫したものです。薄紫色の色合いが美しく、刺身のつまや料理のあしらいに使用されます。
●穂紫蘇(ほじそ)
花が落ちた後、実が未熟なうちに、穂先を5~6cmに切り取って収穫したもので、束穂ともいいます。刺身につまとして添えたり、実をしごいて醤油の香りづけにしたり、そのまま天ぷらにしたりします。
●しその実
(別名)扱穂(こきほ)
花穂が成熟して実を結んだものです。指ではじいて香りを出し、煮魚の香り付けにしたり、塩漬けや佃煮に加工されたりします
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