

(植物生態研究室(波田研))
どこにでもある草、スズメノヤリという名の雑草・・・「雑草」として簡単に片付けてしまうけれど、ナニをして雑草というのか、よく解らぬママ「雑草」という言葉で一括りにして整理?している草は多い・・・ただ、“植物の分類学上では「雑草」と言う括りはなく、定義も存在しない”というのが正解であるらしいけれど、そこは自己中心的な価値判断を得意とする「人間さま」のコト、それなりの定義づけはあるようで・・・・。
ザッと、こんな調子で、やはり人間さまのご都合で決めている分類であるようなのだ・・・だからといって、耐え難い不満があるワケではない。◆雑草の定義◆
「人類の使用する土地に発生して,人類に直接あるいは間接に損害を与え る植物」
「雑草」という言葉は良く知られているが、「どの植物が雑草でどの植物が雑草ではない」と言う定義は、実はあいまいである。なぜなら雑草は「雑多な草」という意味でも使用されているが、農学分野では「所を得ない植物または望まれないところに生える植物」(Blatchley 1912)と定義されている。
人類が定住生活をして、農耕を始めて以来、身の回りにあると不都合であり、排除の対象としてきた植物が雑草であり、人類に排除されにくい形質をもって今日まで生きつづけてきた植物が雑草とも言える。したがって、人間の生活環境の違いによって雑草と呼ばれる植物も大きく変ることになる。
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