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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       
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El Choclo と La Cumparsita

 ロックンロール・ナイト、ババァ大爆発の余韻を引き摺ったまま、朝からの好天に播磨灘を見ながら高御位山~鷹ノ巣山のピストン山歩をして来た。高齢者のロックンロールも捨てたものではないけれど、タンゴの醸し出すエロティシズムこそ高齢者向きではないか・・・と。タンゴを聴くのも嫌いではないが知識はない。知っていることといえば、アルゼンチンタンゴとコンチネンタルタンゴがあり、アルゼンチンタンゴは元祖タンゴではあるが少々泥臭く、ヨーロッパに上陸、アルゼンチンタンゴの洗練されたものがコンチネンタルタンゴであるらしい・・・ということぐらいで、どちらかと言えば“泥臭いタンゴ”といわれるアルゼンチンタンゴが好みではあるけれど、コンチネンタルタンゴもそれなりにいいとは思う。タンゴといえばバンドネオン抜きでは考えられない。私のようなシロートはバンドネオンの音が聞こえれば「これはタンゴだ・・・」と決めつけてしまうくらい・・・タンゴとは切っても切れないのが「バンドネオン」という楽器なのだった。バンドネオンの音色には惹き込まれる・・・。

El Choclo
タイトルタイトル←El Choclo - Variacion Scorticati

◆アルゼンチン・タンゴとコンチネンタル・タンゴ
「タンゴ」と一口に言ってしまいましたが,実はタンゴにはヨーロッパを中心に発達したコンチネンタル・タンゴと,本場アルゼンチンで発達したアルゼンチン・タンゴとがあります。ここで主に語っているのはアルゼンチン・タンゴですが,それではこの2つはどう違うのでしょうか。
 冒頭に出てきた「ジェラシー」などのタンゴは,実はコンチネンタル・タンゴに当たります。日本でも1930年代にタンゴがはやったことがありますが,日本に入ってきたものはほとんどこのコンチネンタル・タンゴと言ってもいいでしょう。一言で言うなら「派手な」タンゴ,「華麗な」タンゴという形容があっているかと思います。
 コンチネンタル・タンゴは,20世紀初頭から半ばにかけてヨーロッパで発展した音楽ですが,いかがわしい感じのするタンゴをより「洗練して」「上品に」した感じとなっています(もちろん,当時のヨーロッパのブルジョア風な感覚です)。ダンスホールで踊るために,多くは大編成のバックバンドで演奏されます。音楽的には,よりクラシックに近く,指揮者が立って,バイオリンのシンフォニーやドラムなどの入ったビッグバンドを指揮する形となります。音が厚いのでダンスホールやコンサートホールには向いているのかもしれませんが,やや洗練され過ぎて「骨抜き」になってしまっている気がします。よくラジオのイージーリスニングの番組などで,このコンチネンタル・タンゴがかかっているのを聞くと,妙にこっ恥ずかしい気分になってしまいます。
(アルゼンチン・タンゴとは?)


Tango Fire - La Cumparsita
タイトルタイトルBandoneon-Tango-Tito Castro en
Japon- "La Cumparsita



ラ・クンパルシータは1917年,モンテビデオのラ・フィラルダというカフェでロベルト・フィルポ(1884-1969)によってはじめて演奏されました(名曲ラ・クンパルシータのエピソード)






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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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