

ゲンノショウコは、全国各地の日当たりのよい山野でよく見かける、フウロソウ科の多年草です。古くから腹の薬として利用されてきました。煎じて飲めば下痢は直ぐ治まるというので「現によく効く証拠」と云う意味でゲンノショウコと呼ばれるようになったといわれ、ドクダミやセンブリと共に日本の三大民間薬草」としてよく知られています。民間薬とは、文字が使われないような古い時代から、口伝と経験から生活の中に取り入れられ、伝えられてきたものです。胃腸病の民間薬では、有名な「陀羅尼助」(だらにすけ)があります。7世紀末頃疫病が大流行したとき役行者(えんのぎょうじゃ)が、山にあるキハダやゲンノショウコなどを用いてこの薬を作り人々を救済したと云われ、以来、大峰修行の山伏達によって広まったそうです。7世紀末・・・今から1300年も前、それが現在でも胃腸薬として用いられているということは、まさしく“ゲンノショウコ”なのでしょう。
このように民間薬から作られた薬を、漢方薬に対して和漢薬と言うのだそうだ・・・耄碌爺は知らないことだらけ。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
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