「此岸? それとも彼岸?・・・」


「人間の時間は俗なる時間と聖なる時間に分かれている。俗なる時間とは通常の時間のことであり、労働の時間、禁止が尊重されている時間のことであり、聖なる時間とは祝祭の時間、すなわち本質的に禁止が侵犯される時間のことなのだ。エロティシズムの次元では、祝祭はしばしば性的放縦の時間になっている。正真正銘の宗教的な次元では、祝祭はとりわけ供犠の時間であり、供犠とは殺人の禁止を侵犯することなのです」
美は主観的なものであり、一般的に語れないと認めたうえで、バタイユは人間の姿について次のように述べます。「どれだけ動物から遠ざかっているかに応じて美しさを判定される」
「ジョルジュ・バタイユ『エロティシズム』」(日本美学研修所)より一部転載

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