

鮮やかな紅い果実を初めて見たのが8年前、サネカズラ(ビナンカズラ)マツブサ科サネカズラ属。日本原産の常緑蔓性木本。蔓性といってもあまり他の木などに巻き付くことはないようで、その昔、サネカズラの粘液から整髪料を作ったことから、美男葛(ビナンカズラ)の別名がある。花期は7~8月。果実は11~12月に見ることができる。この時期に赤く熟して、長い柄にぶら下がってなる赤い実が眼を惹く。雌雄異株で、まれに両性花をつけるそうで、雄花と雌花は色の違いで見分けることができる。雄花は緑色になり、分布は本州(関東以西)四国、九州、沖縄。新潟県にはわずかながら生育しているようで、絶滅危惧種になっている。広葉樹林の林床や林縁に多く、日当たりの良い所から半日陰までで育つことができる。日当たりの良い場所の葉には鋸歯が少なく、日陰のものの方が目立つようです。サネカズラは常緑とはいえ寒いと落葉し、雌株の雌花は花床とともに膨らんで大きな赤い球状に見える実になっていく。この実は集合果であり、独特の形になっていく。実には毒は無いが、美味しくなく食用価値は無く、「不食の実」ということが通例になっている。
◆サネカズラの赤い実・・・
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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