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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

梅擬の紅い果実・・・

ウメモドキウメモドキ 花も野菊など、ほぼ終盤に入り山野は実りの秋。果実の鮮やかな赤い色が眼を惹く。果
実の色もいろいろあるけれど、やはり「紅や赤」が圧倒的に多いように想うのだが、現実はどうなのか。アオキ、アオハダ、イヌザンショウ、コバノガマズミ、ツリバナ、コマユミ、ウメモドキ・・・など、ザッと見回しても紅い果実が圧倒的に多いし、「紅い果実」は美しく、眼を惹く。





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田舎菊咲き、実りの秋へ・・・

イナカギクイナカギク 秋の花は 野菊を見かけるくらいでほとんどが冬の準備中。 山野の植物は実りの秋へと、まっしぐら。今年はまだ見に行っていないけれど、確か、野菊の一番最後に咲くのがリュウノウギクだったが、もう花は咲き終わっている頃だと想う。運動不足が積み重なると全てが間延びし、テンポがずれる。





◆イナカギク(キク科 シオン属)-秋の花-=(西宮の湿生・水生植物)=



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草木ものいふ気色(ケシキ)・・・

ススキススキ マムシグサの色付いた果実を、「景色としての草木」として画像にしてみようと、遊んで
マムシグサマムシグサみたけれど出来映えはどうか・・・チョット情緒に流れてしまったようで、今ひとつキレ不足は否めず、ススキと切り離し、マムシグサだけを並べた方が即物的なアジは出たのではないか・・・と、迷うコトしきり。。。

『草木ものいふ気色(ケシキ)』
これはアニマティックな気色です。 アニミズムは自然の中に神を見るのですが、 アニミマティズムは自然のなかに霊的な存在を見ますが、神を見ているのではありません。日本書紀には「草木ことごとく能(よ)く言語(ものいふ)ことあり」とか「巖根(いわね=岩の固まり)、木の株(もと)、草の葉も、なほ能(よ)く言語(ものいふ)」という記述があります。我われも自然のなかに一人で取り残されたような時には感じるのではないでしょうか。たとえば京都の青蓮院には大きな楠がありますが、その下にゆきますと、昼でも物の怪のようなものを感じることがあります。うす暗くなったり風が吹いてきますと、かなりドキッとします。 瀬や淵もそういった物の怪の気色であった。
 我われも自然のなかに一人で取り残されたような時には感じるのではないでしょうか。 たとえば京都の青蓮院には大きな楠がありますが、その下にゆきますと、昼でも物の怪のようなものを感じることがあります。うす暗くなったり風が吹いてきますと、かなりドキッとします。瀬や淵もそういった物の怪の気色であった。関連して井上ひさしが山形県に住んでいた自分の若い頃を思い出して書いた、宮沢賢治と擬声語についての文章があります。

 「わたしたちは日課のように裏山に出かけて行き、枝を渡る風の音や、草のそよぐ音や、滝の音を頭のどこかで聞きながら遊んでいた。

 しかし、それまでわたしたちは、風が「どう」という音で吹き、草が風にそよぐときは「ざわざわ」で、くりの実は「ぱらぱら」と落ち、きのこが「どつてこどつてこ」と生え並び、どんぐりのびっしりとなっているさまを音にすれば、それは塩がはぜるときの「パチパチ」と共通だ、とは知らなかった」(井上ひさし『忘れられない本』「どんぐりと山猫」)。

 このように宮沢賢治は擬声語を使って子供が自然をどのように見ているかを描いています。 私はこれは宮沢賢治が「草木ものいふ気色」を擬声語で表現したものではないかと思います。たとえば「風の又三郎」は「どっどど どどうど どどう」と物語が始まるのですが、 「草木ものいふ気色」をよく捉えていると思います。

 皆さんもこういう視点で宮沢賢治の童話を読み直してみてはいかがでしょうか。

◆草木ものいふ気色・日本景色史・序007
=日本景色史・序003=より抜粋、転載




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コマユミが現れた・・・

コマユミコマユミ コマユミの花弁は4枚、マユミの花も花弁は4枚だ。だが、ツリバナやツルウメモドキの花の
コマユミコマユミ花弁は5枚ある・・・果実も複雑でややこしい。コマユミの実は2裂して赤い種皮に包まれた種子が2つ出てくる。マユミは4裂して種子が4つ、ツリバナの実は5裂して種子が5つ出てくる。共通点が感じられず、ばらばらなニシキギ科の樹だ・・・コマユミ、マユミ、ツリバナは落葉樹、ツルウメモドキはつる性で落葉の木本、マサキは常緑樹、ツルマサキはつる性の常緑木本、ほんとに多様でバラバラ、個性的なニシキギ科なのだ。


秋の月さんより寄せられていた歌を転載させていただきました。

     雨に濡れ 青葉の陰に 紅い実の
           摩訶不思議の実 コマユミと云う・・・秋の月



◆ニシキギ科=福原のページ(植物形態学・生物画像集など)=




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丹波雨情・・・

川・モヤツリガネニンジン  雨に煙る山や川、濡れた野草の花、吹きつける風に絡みながら雨中を舞うトビ・・・こんな
ツリガネニンジン川・モヤ景色に「丹波雨情」などとキザなタイトルを付してしまったことに少なからず後悔しながら Blog
川・モヤツリガネニンジン記事を書き始めている。「雨情」とはいったいどんなモノなのか、いや、どんなコトなのか・・・耄碌爺の浅知恵で大したことは何も出ないけれど、「雨情」というコトバはコトバとして(私の使っている「広辞苑」には出てこない)存在しないので誰かの造語・・・例えば「野口雨情の造語」であるとか・・・想いを巡らせてみれば、ミステリアスであり、ファンタスティックでもある。「雨情」と言うコトバには、もう少し拘ってみようと思っている。
 


      ==================== * ====================



◆安倍への怒号 立憲への熱狂
選挙の生現場と報道の落差
日刊ゲンダイDIGITAL




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梅鉢草の花・・・

ウネバチソウウネバチソウ ほぼ1年ぶりに訪ねた「梅鉢草」が花を咲かせ始めていた。やや時期が早いせいか、花はウネバチソウウネバチソウ少なかったけれど、今年も綺麗に咲かせていた。まだ蕾のモノも可成りあったので、咲き揃
ウネバチソウウネバチソウうのはもう1週間か。ウメバチソウ ニシキギ科ウメバチソウ属 、ウメバチソウの花の雄しべは7日目まで、雄しべが1本1本順に伸びては反り返っている。このように花の雄しべと雌しべの成熟時期をずらすことによって、自家受粉をさける方法をとっているようだ。ウメバチソウの花は、端正で美しく、花期が長くて、雄しべと雌しべが面白い動きをするという。ウメバチソウは普通、山地~高山の日当たりのよい湿った草原や湿地に生える多年草なのだが、氷河期の遺存種として湧水によって分散される湿地や、渓流沿いに生育が見られる。生育初期や成長期では長い葉柄を持つ根生葉をロゼット状に付けるが、花期になると根生葉は枯れてしまうことが多く、葉柄のない葉を1枚付けた花茎を上げて開花する。花には5本の雄蕊の他に、15~22本の糸状に裂開した仮雄蕊があり、その先端部には蜜を出さない腺体がある。この仮雄蕊は花粉を媒介する昆虫類を集めるのに役立っていると言われている。



◆ウメバチソウ (ニシキギ科ウメバチソウ属) =松江の花図鑑=






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安倍晋三は、「在りようそのものが憲法違反」・・・

◆10月19日号、週刊新潮
アベノミクスを成功に見せるからくりをすっぱ抜く! 


Blog 郷原信郎が斬るを読んでいて、安倍政権に対する多くの批判や意見の中で、郷原信郎氏ほど理路整然として説得力のある文章は、他にあまり見たこともないし、記憶もない。「存在そのものが憲法違反」 ではないかと思っている「安倍晋三一派の現状」に対する的確な批判として抜粋、転載させて貰った。


  ◆郷原信郎が斬る
          

以下、 ↑
     ↑より抜粋、転載

   
 昨夜(10月11日)のテレビ朝日「報道ステーション」の党首討論で、安倍首相が、「籠池さんは詐欺を働く人間。昭恵も騙された。」と発言した。内閣の長である総理大臣として、絶対に許せない発言だ。

いずれも形式的には詐欺罪に該当し、検察がその気になれば「詐欺罪」で逮捕・起訴することが可能である。しかし、実際には、そのような助成金の不正受給が詐欺罪で告発された例はほとんどない。

「森友、加計疑惑隠し」と批判される解散を強行し、選挙が公示されるや、今回の、信じ難い「暴言」だ。

しかし、これらの事件について、そもそも刑事事件にするような問題であるか否かに重大な疑問がある。

このような首相発言が許されるとすれば、もはや今、日本は法治国家ではない。



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戯れる麝香揚羽・・・

クロアゲハクロアゲハ 秋も盛りともなれば、林道脇に流れ落ちる沢は、ミゾソバの花盛り。小川や用水路脇に群
クロアゲハクロアゲハ生して咲き、ビッシリとはびこる印象が強いけれど、接近して見れば、コンペイトウのようにも見える可愛い花。花びらの様に見えるのはガクで花弁は無く、これがタデ科の植物の特徴で、閉鎖花を持ち、受粉しなくても確実に種子を形成する能力を持つのがこの植物の生存戦略でもあるのだ。明るい陽射しと爽やかな秋の風に誘われ、大きなアゲハ蝶が現れた・・・「黒いアゲハ」は判別しづらい蝶の一群でもあるけれど、コレは多分「ジャコウアゲハ♂」だと想う。大きくて活発に動き回り、スピードもある。耄碌爺には荷が重い被写体のひとつなのだが、なんとか撮らせて貰った。






◆黒いアゲハチョウの見分け方=蝶の図鑑/日本産の蝶・生態図鑑=



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紅紫色の花咲かせる現の証拠・・・

ゲンノショウコゲンノショウコ 各地の山や野、道端などに自生する。夏から秋にかけて、花径約1cmくらいの5弁花を
ゲンノショウコゲンノショウコ咲かせる。花弁に紅い筋模様が入る。西日本には紅色やピンクなどなど赤系統の花が多いのに対し、東日本には白花が多く自生する。かつて東日本では紅花の方が薬功が高いと信じられ、逆に西では白花の方が高いと信じられて、それぞれ採り尽くされたコトによるとも云われている。薬用になるのは根以外の葉や茎・花なのだ。乾燥させて煎じて服用する他、湿疹やかぶれに塗ったり入浴剤として風呂に入れたりする。主な薬効成分はタンニンで、消化器官粘膜を保護して下痢や軟便を軽減する。この成分は開花期直前に含有力含有率が最も高くなるとるという。ゲンノショウコは国が定めたクスリの規格基準所「日本薬局方」にも掲載されており、その効き目は公的にもお墨付き。 日本の3大民間薬の1つ、また、秋に種子を飛散させた後で果柄を立てた姿が神輿のように見えることから、ミコシグサとも呼ばれる。




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水大葉子の花・・・

ミズオバコミズオバコ 今年は溜池の土手に引き上げられ、カラカラになっている水草を幾度となく目撃していたので、今年は、ミズオオバコの花は観ることができないのではないかと、気になっていたけれど、今年もミズオオバコが見事に花を咲かせてくれた・・・ココまで回復するとは・・・自然界の生命力には、ただ、ただ、驚くばかり。




◆ミズオオバコ(トチカガミ科 ミズオオバコ属)-兵庫県RDB Cランク-
=(西宮の湿生・水生植物)=



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吊花の秋・・・

ツリバナツリバナ 目まぐるしく移ろう季節の中で、実りの時を迎えた山野の秋・・・薄暗い竹藪の中でユラリ
ツリバナツリバナ揺れる紅い果実の鮮やかなこと。これは「ツリバナの果実」・・・初めて見る「ツリバナ(ニシキギ
ツリバナツリバナ科ニシキギ属)」という植物は、北海道から九州、朝鮮・中国に分布する落葉低木。花は5月から6月に咲き、長い柄がある花序が特徴で、和名の由来となっている。果実も長い柄にぶら下がり、秋に割れて中から真っ赤な種子がのぞいて美しい。マユミもツリバナも実がはじけて種を飛ばそうとし、マユミは4つ、ツリバナは5つに割れる。花弁の数もマユミは4弁、ツリバナは5弁で見分けは可能。


◆ツリバナ=松江の花図鑑=




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曙草の花・・・

アケボノソウアケボノソウ 知らぬ間に「アケボノソウ」が押し寄せていた。以前から、近くに来れば、必ず立ち寄って
アケボノソウアケボノソウいた林道脇に群落を形成し、白い花にハチやアリが群がり、景色は一変していた。アケ
アケボノソウアケボノソウボノソウの群落も、これほどのスケールで観たのは初めてのコトだ。「アケボノソウ」を見ることが久しぶりだった・・・花が少し小さく見え、花びらの蜜腺や“あけぼの模様”の色や大きさが少し違うように見え、「これは、種が違うのでは?!」・・・と、帰宅後調べた結果、アケボノソウの仲間としてミヤマアケボノソウ以外には見当たらず、「ミヤマアケボノソウ」との相違は明らかであり、これらの花は間違いなく「あの、アケボノソウ」なのだ。やはり何かが動き始めているのでは・・・。タイミング良く、秋の月さんより寄せられていた歌を転載させていただきました。いつも有り難うございます。

      病して 出逢った花の 美しさ
             勇気を貰う 花はあけぼの・・・秋の月


◆アケボノソウ( リンドウ科 センブリ属)=(西宮の湿生・水生植物)=
◆ミヤマアケボノソウ=山散歩_花散歩_徒然想=




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松風草の草紅葉・・・

マツカゼソウマツカゼソウ マツカゼソウ(松風草)(ミカン科マツカゼソウ属) 聞いただけで涼風をイメージする名前ではあるけれど、葉や茎に油点があり、独特の臭いがする。油点とは、組織の隙間に揮発性の油が溜まった腺点で、ミカン科の特徴とされ、油点と呼ばれる。日本で自生するミカン科で草本は、マツカゼソウだけなのだ。草食獣に食べられないように、臭気を発達させたと考えられている。現に、ニホンジカは、この草を嫌って食べない。シカが多い山でも、この草は、食べ残されているのだ。以前からよく立ち寄っている山でも、ここ数年の間に「マツカゼソウ」の増殖ぶりが際立っている。集中的な豪雨などに見舞われることが多くなり、植林の倒木などのせいか、この山であまり見ることの無かった植物の出現など、里山の生態系にも、変動期が訪れつつあるのかも知れない。それに、マツカゼソウの葉が紅葉し、今、「草紅葉」まで見せてくれているのだ。


◆食べられるのを防ぐしくみ
=福原のページ(植物形態学・生物画像集など)=



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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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