

山上憶良の歌で知られる秋の七草は、実際には秋には咲かず、これらの植物が咲くのは八月の終わりから九月にかけての夏の終わりである。以下、耄碌爺の後学のため、稲垣栄洋著「身近な花の知られざる生態」より、抜粋転載させて貰った・・・
暦の上では八月上旬か、立秋が秋の始まりである。その為八月に咲く花は「秋の花」になるのである。「秋の七草」に云われている植物は、現在の名前では、萩の花は「ヤマハギ」、尾花はススキ、葛花はクズ、なでしこの花は「カワラナデシコ」、女郎花は「オミナエシ」、藤袴は「フジバカマ」である。あさがおの花は現在のアサガオではなく「キキョウ」のコトであると考えられている。カワラナデシコはダイアンサス属の植物でダイアンサス属にはさまざまな園芸種があり、総称として「ダイアンサス」の名前で売られている。ダイアンサスはローマの最高神の「ディオスの花」という意味である。その美しさから「神の花」と呼ばれるほど高貴な花なのである。よく出てくる話ではあるが耄碌爺の記憶力には垣根は高い。まぁ知らずに居てもどうってことは無いけれど、余りにもよく出てくる話なので記録として取り込んだというハナシであるが、カワラナデシコの
「花の美しさ」は
「ファンタスティック!」であることに変わりはない。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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