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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

あめふらばこそ・・・雨降り花

ホタルブクロホタルブクロ 「ホタルブクロ(蛍袋)」キキョウ科ホタルブクロ属。日本全国に自生する山野草で、釣り鐘型
ホタルブクロホタルブクロの花を下向きに咲かせる。別名には、ツリガネソウ、チョウチンバナ、 アメフリバナ(雨降り花) があり、『雨降り花とは・・・摘み取ると雨が降ると言われている草花の総称で、ヒルガオやシロツメクサ、ホタルブクロ、ギボウシなどを言う』・・・といった記述が見られる。ホタルブクロは自家受粉を避けるために、花にオスの時期とメスの時期を作っていて、オスの状態で開花する・・・雄性期(ユウセイキ)。メシベが未成熟で、花粉を受け入れる状態ではないので、開花直後はオスの花。 次に、開花後、時間の経過とともに雌性期(シセイキ)に入り、メシベの先端が3つに割れ、受粉可能な状態になる。

不雨花猶落無風絮自飛・・・趙州和尚
(雨ならずして 花なお落つ 
          風なくして絮(いと) 自ずから飛ぶ)


あめならずして はななおおつ
          かぜなくして いとおのずからとぶ


別に雨が降らなくても 花は落ちるし、風が吹かなくても 綿帽子は自ずから飛んでゆくよ

週、旬、月、年といった巡る時は、自転、公転する地球と、太陽系宇宙の営みによって刻まれる。誰が定めたワケでもなければ、誰によって支配されているものでもない。この鬱陶しい雨期にも、大自然の心浮き立つような営みは、活力に溢れて清々しい・・・梅雨も後半に入り、夏の訪れが見え隠れする今日この頃。。。

◆ホタルブクロ キキョウ科ホタルブクロ属=(松江の花図鑑)=

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マタタビは媚薬・・・・・

マタタビマタタビ ハンゲショウと思い込んだまま、ブログ記事を書くにあたり、はたと思い至った「コレこそ、似てはいるが、非なるモノではないか・・・」という想い。ハンゲショウは確か草本であったはず、撮ってきた画像は高さもある木本なのだった。あれこれと調べていく内に、画像は白化したマタタビの若葉で、マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本で、6~7月に白い花が咲き、梅の花に似ているので、別名は「夏梅ナツウメ」ともいわれる。この時期に目立っているのは枝先についた葉の上半分、または全部が白色に変色した姿で、花は余り目立たない・・・などの記述があり、撮ってきた少ないショットを点検してみれば、葉陰に花らしきモノも確認できるけれど、撮影後2週間が過ぎた今となっては、まだ花が観察できるという保証は無い。マタタビには雄花、雌花、両生花と3種類の花が咲く。果実にマタタビミバエが寄生すると虫こぶができる。これに熱湯をかけて、乾燥したものが生薬の木天寥(もくてんりょう)で、果実は生食のほか塩漬けで食用にもする。サルナシもマタタビの仲間で、よく熟した果肉は芳香があり、秋のおいしい木の実のひとつ・・・といったところが「マタタビ」についての一般的な解説。また、「マタタビとネコ科の動物」の話として、マタタビを嗅ぐとネコ科の動物は恍惚状態に陥り、ゴロニャン・・・とハイな状態になるワケで、転げ回ったり大暴れしたり、ケンカっ早くなるのもいるとか・・マタタビは中枢神経、つまり脳みそ関係に麻痺を起こし、性的興奮もあり、喉を鳴らし、目を細め、よだれを流して眠りはじめるとも言われている。マタタビに含まれている揮発性のマタタタビラクトンという成分がネコの大脳をマヒさせ運動中枢や脊髄などの反射機能を鈍らせることで起こるらしい・・・人間にとっての麻薬のようなモノ。これらの物質がどうして猫を初めとするネコ科動物だけに作用するのか、ということに関しては、まだ不明確な部分が残されている。

◆マタタビ(マタタビ科 マタタビ属)=(Y.HADA'S Home Page)=
◆日本自生のマタタビ属植物=(日本自生のマタタビ属研究)=



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雨の朝、ひつじぐさに想う・・・

ヒツジグサヒツジグサ 蓮と睡蓮、ともすれば混同しがちなスイレン科ハス属とスイレン科スイレン属の花だが、スイ
ヒツジグサヒツジグサレン属の花は世界に何十種類もあるけれど、日本には比較的小さな白い花を付ける「ヒツジグサ」一種のみが古来から生育している。その名の由来になったといわれる未の刻(午後2時)とは無関係に、朝から開花しているコトもあり、この日のように、雨の朝から開花していることもある。開花には、時刻よりも気温や水温の影響が大きいのではないかと想っている。浮かぶ水面に、葉の表面で水滴を弾き、水面と同化するような輝きを見せている羊草の佇まいには、ハス属にはない慎ましさがあり、奥深く計り知れない空気感は、幽玄であるとさえ想ってしまうのだが、なにやら哲学めいた植物ではある。

こんなエピソードがある。
 釈迦が弟子を連れて池のほとりを歩いているとき、弟子が池に咲く水蓮を見て感嘆した。
「お師匠さま、綺麗な花でございますね」


釈迦はこう受けたという。
「お前にはあれが花に見えるか・・・あれは花ではない。真の花は泥をかき分けて水面を目指して咲こうとしている蕾だ」


このエピソードは、成果ではなく、そこに至るまでの努力こそが花である、ということなのだ。成果に傲らず、努力を惜しまず・・と言うことであるらしいのだが、自身で思い込んでいるほどでもない、微少で普遍性のない業績に縋(スガ)るより、むしろ、無に向かって回帰する人生の方が、虚ろなものが紛れ込む余地もなく、ピュアな生き方であるのかも知れない・・・とも想う、雨の朝。。。




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造化の妙・・・・・ヒメジャノメ

ヒメジャノメヒメジャノメL 「ジャノメチョウ亜科」に分類されるチョウたち・・・ヒメウラナミジャノメ、コジャノメ、ヒメジャノメ、ジャノメチョウ、クロコノマチョウ、クロヒカゲ、ヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲなど・・・は、いずれも、チョット見たところ地味ではあるが、よく見れば、なかなか多彩であるコトに驚く。蝶は、同種であっても羽化する時期で翔の形や斑紋まで違う。コレぞ、まさに「造化の妙」=「人間原理の探求」渡辺久義インテリジェント・デザイン理論)この蝶をもっともみごとに文様に採り入れたのが平家の「公達(キンダチ)」であった。彼らは鎧や兜の裾金物などに蝶の文様をつけた。言うならば、プログレッシブでアバンギャルドでクールなアーティストのような・・・70年代によく聞いたこんなコトバが、まだ生きてるのかどうかも知らないけれど・・・地味な表翅からは、想像もつかない裏翅のアバンギャルド振りには、耄碌爺の鈍った感性は強烈な衝撃を受け、アノ日のプログレッシブ・サウンド、「ピンクフロイド」と「エマーソン・レイク&パーマー」を久しぶりに聴いてみた。

◆ヒメジャノメ=(大阪市とその周辺の蝶)=
◆蝶の各部の名称=(敦賀市のチョウ)=
◆プログレッシヴ・ロック=(ロックの歴史)=

Emerson, Lake & Palmer - Pictures At An Exhibition - Live In Montreal

Pink Floyd - Atom Heart Mother(原子心母)




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野薊の花・・・

ノアザミノアザミ アザミは世界に300種、日本に100種近くあり、三分の一を日本種が占め、その総称がアノアザミノアザミ
ザミで、アザミと言う固体種があるわけでは無い。又、日本に生育する100種近いアザミの
ノアザミノアザミ内、五種類がアジア大陸と共通した種類で、残りは日本固有種であり、その意味ではアザミは日本の代表的な花のひとつであるが、大半は高山等の山地に咲き、平地で見られるアザミは限られる。平地で見られるアザミの中でもっとも目に付くアザミがノアザミで、アザミ類は夏から秋にかけて咲く種類が大半であるが、ノアザミは春に咲き、池の土手などで良く目立つ。洋の東西を問わずアザミは食材や薬としても人々の生活に関わってきた。鮮やかな赤紫色の花と葉の鋭いトゲが特徴のキク科の花であり、♪山には山の愁い有り、海には海の悲しみや まして心の花園に咲きしアザミの花ならば・・・・・♪ の 「アザミの歌」 が懐かしくなる花でもある。一方、ノアザミとそっくりなノハラアザミと呼ばれるアザミが秋の野原を彩り、外見ではノアザミと区別は付かず、ただ、咲く時期が違う事と、総包がノアザミの様にねばねばしないことで触って見ると区別は可能なのだ。

あざみの歌  伊藤久男







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シジミチョウとアリマキ・・・・・

ベニシジミベニシジミ 「ベニシジミ」に関わるハナシを漁っていたら、シジミチョウの幼虫の多くがアリと密接な関わりを持っているというハナシがあり、チョット深みにはまりそうになった。その話というのが・・・幼虫は卵から孵化して自分の産みつけられた食樹の葉を食うが、尻に蜜腺を持ちそこから分泌する液がアリを魅了するらしい。それにありつくためにアリはシジミチョウを外敵から護る。だが、種類によっては、アリに巣まで運ばれ、食樹を離れてアリの巣の中で育つというのだ。アリマキはアント・カウ、つまり蟻の牧として知られているが、植物から栄養を摂取してこそアリに甘露を与え続けられるのであって、アリは決してアリマキを巣に運んでまで養おうとはしない。ところがこれらの一部のシジミチョウの幼虫はアリの巣に運ばれそこで外敵の襲撃から身を護るという厚遇を受ける。そして、甘露をアリに提供し続ける。幼虫は何を栄養源にしているのだろうか。それが何とアリの卵や幼虫である。草食であるはずの幼虫が、アリの巣に運ばれた途端に凶悪な肉食昆虫に豹変するのだ。しかもその消化物を以てアリを魅了し、自分は安全にすくすくと成長する。【蓼食う虫=ベニシジミ】=(Winery ~Field note)=という話。

 ただ、「ベニシジミ」は蜜腺を持たず、アリを寄せ付けることもないようだ。ベニシジミも春先から秋まで長い期間成虫として活動する。春先に羽化するのは一化で、夏のものは次の世代である二化ではあるが、平均して羽化後十日前後しか活動できない一般的なチョウ(タテハチョウのような越冬種、アサギマダラのような大移動を行うものは除く)と比較すれば、とても頑丈な部類だ。小さい分、翅が痛みにくいメリットがあるのかもしれない。ベニシジミの一化は鮮やかな朱色が目を惹くが、二化は黒っぽい。日照量が多くなると翅が黒ずむ傾向にあるらしい。中には真っ黒に見えるものすらあるという。こうなると、一目でベニシジミとは断じにくい。長く活動するワリには越冬には耐えられないようで、温度の低下と共に死滅する。


◆1化性と多化性の蝶=(NPO法人ウェットランド中池見)=
◆アリとアリマキ(蟻牧)=(身近な動植物)=
◆アリマキに見る性の起源=(And Your Bird Can Sing)=




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半寄生植物、一薬草の花・・・

イチヤクソウイチヤクソウ 花が終わり、花茎には数個の実が残った状態の頃から機会あるごとに観察していた「イチヤクソウ」が、ようやく花を咲かせた。日差しのあるクヌギ林や竹藪の縁にある木の根元に生え、菌類と共生して栄養をとる半寄生植物。「イチヤクソウ(一薬草)」の名は、優れた薬草という意味で、尿剤、止血剤、消炎、抗菌などの薬効があると言われている。 長い地下茎の所々から芽を出して葉や花を付ける。白い花の開花初期には下向きに垂れ下がり、ひときわ長く、目立つメシベは自家受粉しやすくするためか突き出て上向きに湾曲する。種子は小さく、発芽すると根が菌糸に養われ、緑色の茎が伸びて成長する。半寄生植物であるけれど、葉もあり光合成もするようだが、持ち帰っても育てることは不可能・・・。

◆イチヤクソウ-イチヤクソウ科 イチヤクソウ属-=(西宮の湿生・水生植物)=


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オカトラノオの花・・・

オカトラノオオカトラノオ 約10日前に昭和池堰堤で撮った「オカトラノオ」、今頃が、いちばん綺麗な頃ではないかとオカトラノオオカトラノオ思う。工事中断中のタイミングで入ることが出来た堰堤に咲く花。「オカトラノオ」もかなり出ていたけれど、工事後の堰堤で観ることができる花の種類は、まだ限られている。工事の進行具合から想像するとかなり立派な駐車場」と「バイオトイレ」、それに「東屋」・・・聞くところによれば、工事は7月までかかるとか。

◆オカトラノオ サクラソウ科 オカトラノオ属=(西宮の湿生・水生植物)=




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朝風にゆらぐ・・・ウツボグサ

ウツボグサウツボグサ 6~8月に日当たりの良い畦や、山地の草地で唇形花を付け、結実すると褐色になって枯
ウツボグサウツボグサれたように見える。別名のカコソウ「夏枯草」は、盛夏の頃には花が落ちて枯れたような花序
ウツボグサウツボグサが目立つことからきているようだ。ウツボグサには利尿、消炎作用があり、腫れ物、腎臓炎、膀胱炎の生薬として漢方の重要な薬草であり、ウツボグサの花穂のみを日干しにし乾燥させたものを生薬名でカコソウ(夏枯草)と呼び、野草の中には、その仲間が世界中に分布し、漢方でも西洋医学でも重要な薬草となってきたモノがあり、カキドオシ、ノコギリソウ、オトギリソウ、メハジキや、このウツボグサなどがその代表的なモノと言われている。「ウツボ」という名前には、夏に結実し、枯れたように見える花穂の形=武士が弓矢を入れる靫(うつぼ)=からきているという語り尽くされた話がある。。。





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ヤマタツナミソウのハナ咲く・・・池の畔

イケヤマタツナミソウ 真夏日が照り付ける日中でも、山間にある池の畔は心地よい風が通り抜け気持ちがい
ヤマタツナミソウヤマタツナミソウい。エンジンの騒音も届かず、ときどき聞こえてくるのは野鳥の鳴き声だけ。木陰にシートを広げ、大の字になって見上げる空は夏。今、土手にはタツナミソウが咲いている。タツナミソウは変わった咲き方をする花で、よく見れば、とぼけた表情を見せる・・・いつも、何か不思議なモノに魅入られたように、首を伸ばし、遠くの一点に視線を送り続けているようにも見えてくる。 花が片側に向いて咲く様子から「タツナミソウ」の名があることは想像に難くないけれど、この花を見分けることは未だに出来ず、美しい花であることだけで充分と、同定までは諦めている。 


◆ヤマタツナミソウ-シソ科 タツナミソウ属-=(西宮の湿生・水生植物)=
◆林に生えるタツナミソウの仲間=(植物図鑑・撮れたてドットコム)=



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うすべに色の、おチョボ口を、いまいちど・・・山朱鷺草

ヤマトキソウヤマトキソウ ヤマトキソウのおちょぼ口を撮ろうと出かけたのが一週間前、現在では白い花影も見えな
ヤマトキソウヤマトキソウくなり、元の青い草原に戻っている。おちょぼ口を撮るチャンスはこの日が最後だったのかも知
ヤマトキソウヤマトキソウれない・・・そぼ降る雨の朝、滑り落ちた雨粒がつたう、うすべに色のおチョボ口は艶めかしくもあり、雨の日の開花はどうかと・・・ササはらに色かぜ、うすべに色の花・・・(【Aladdin's cock】 )・・・を請け、半信半疑で立ち寄ってみたけれど、来ただけの甲斐があった・・・。









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海老根の花・・・

エビネyエビネw  日本のランでは比較的大型の花をつけ、色は茶褐色から緑褐色まであり、それらを総
エビネyエビネp称して「エビネ」と呼ばれることが多く、代表的な原種に「ジエビネ」「キエビネ」「サルメンエ
エビネpエビネyビネ」「ニオイエビネ」「キリシマエビネ」の5種があり、さらに、それらの種同士が自然に交雑して生まれた自然交雑種がある。これらの種の間の交雑から多くの園芸品種が生まれている。エビネの花の色にはさまざまな変異がみられ、栽培用に品種改良されることも多く、微妙なバリエーションを楽しむことができることから、マニアも多く、大量の盗掘株が出回っていると言われている。日本の野生ランの中では、もっとも普通に見られる種のひとつであったエビネは、乱獲による採取が存続の大きな脅威となっているのだが、種子から花が咲くまでに生長するには、自生状態で5年以上かかると推定され、自生種が減ることはあっても増えることは望み薄ということか。



◆エビネ ラン科 エビネ属=(西宮の湿生・水生植物)=
◆エビネ (ラン科 エビネ属)=(Y.HADA'S Home Page)=



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宝鐸草の花・・・

ホウチャクホウチャク 「ホウチャクソウ」・・・ナルコユリやアマドコロといったよく似た花の中でも、花期はひときわ早く、八重桜が最盛期を迎える頃に、林縁で目立たない花を咲かせている。形態的には、茎が分岐せずに花をぶら下げるアマドコロやナルコユリと違って茎が分岐し、花もナルコユリやアマドコロは花弁が筒状に合着しているが、ホウチャクソウは6枚の花びらが分かれている。


◆ホウチャクソウ(宝鐸草)=(松江の花図鑑)=


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姫風露 という花もある・・・

ヒメフウロヒメフウロ ヒメフウロ(姫風露)・・・日本自生のヒメフウロは石灰岩地域の、極限られたところに生える
ヒメフウロヒメフウロウ小型の越年草で、日本では滋賀県の伊吹山や、徳島県の剣山など数箇所に見られる。あまり多くはないが、開けた草地に見られ、世界的には温帯に広く分布している植物でもある。また、全体に塩を焼いたような匂いがするため、シオヤキソウ(塩焼草)とも呼ばれる別名がある。限られたところでしか見ることができない花が、何で兵庫・丹波に咲いているのか?調べてみたら「栽培逸出(さいばいいっしゅつ)と称して帰化植物と見なさない場合もあり、その場合には、より狭義の使い方として帰化植物は意図せずに持ち込まれて野生化したものだけを指す」とあり、市街地で見るこの花は ヒメフウロといっても外国産のヒメフウロだということになるらしい。ややこしい話ではあるがグローバリズム大流行の昨今、「これも、エエんやないの・・・!?」というハナシ。。。


◆ヒメフウロ シオヤキソウ=(Y.HADA'S Home Page)=



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梅雨の晴れ間に・・・昭和池

ショウワイケショウワイケ 雨の日のトンボを観ようと、トンボのいる沢の辺りに着いた頃には、かなり降っていた雨がウ
ショウワイケササユリソのように晴れ上がり、昭和池に入る道路もこの日はフリーパス状態だったので入ってみた。
ヒメジャノメショウワイケまだ工事中であることには変わりはないけれど、工事関係者の姿も見えず珍しく静かな土手を隈無く歩いてみた。笹や雑草がかなり繁殖し、野草の花らしいモノは殆ど観ることもなかったけれど、まだ背の低い笹に紛れ、約30本のササユリが淡いピンクの花をアチコチでのぞかせていた。この分なら、工事前によく見た野草たちが復活する日も、そう遠くはないのかも知れない。土手の上を歩いていたらチョウを採取に来たという人たちに会った。なんでも「ヒメジャノメ」を採取したいのだが・・・と言っていたけれど、こんな明るい環境にはヒメジャノメは少ないはず。先に、トンボを観に行ったところで撮ったチョウが「ヒメジャノメ」ではなかったか。。。










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亜米利加風露という花・・・

アメリカフウロアメリカフウロ 「アメリカフウロ(亜米利加風露)」アメリカフウロは北アメリカ原産の帰化植物で日本古来のフウロソウではない。花弁は、淡紅色からほぼ白まで、変異があるけれど淡紅色のモノが多い。フウロソウ(風露草)は種類も多くゲンノショウコもその仲間であるが、北米原産で昭和初期に京都で発見され、強い繁殖力で日本中に広がった。「アメリカフウロ」という名は、アメリカ産のフウロソウの意味で、土手や道端に雑草として繁茂し、実が直立し、はじけて種を遠くに飛ばして勢力範囲を広げるところなどは、花後の果実の形が神輿(みこし)の屋根飾りに見える事からミコシグサとも呼ばれる「ゲンノショウコ」とよく似ている。


◆アメリカフウロ(フウロソウ科 フウロソウ属)=(Y.HADA'S Home Page)=




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庭石菖の花・・・

ニワゼキショウニワゼキショウ 「ニワゼキショウ」 アヤメ科ニワゼキショウ属。この花が咲き始めてから、もう1ヶ月になろ
ニワゼキショウニワゼキショウうとしている。花は無くなり、もう種を実らせているというのが現状。雑用の合間に野草の花やト
ニワゼキショウニワゼキショウンボを観察、撮影し、画像補整の後、blog記事としてエントリー・・・こんなプロセスを繰り返している内に、花期とはズレが生じ、時期遅れのエントリー記事になってしまうのはいつものコト、撮影に苦心したのも忘れて、記事にもしていないモノも多々あるという始末・・・「どうだ!参ったか!・・・?」と、うそぶきながら居られるのも耄碌爺なればこそ。厚顔無恥を貫き通すボケロージン、ツユの晴れ間。。。

ニワゼキショウは別名ナンキンアヤメ(南京文目)とも呼ばれるアヤメ科の小さな花で日当たりの良い道端などに生え、一日花ではあるけれど次々と咲き、紫色に加え、白色の花もあり、群生するので小さい花でもよくく目立つ。春の終わりから初夏を彩る北米原産の帰化植物。文明開化の頃から観賞用として持ち込まれ、野生化した花は数々あるけれど、アカバナユウゲショウ、ヒメジョオン、ハナニラ等々ニワゼキショウもその一つである。

◆ニワゼキショウ(アヤメ科 ニワゼキショウ属)=(Y.HADA'S Home Page)=



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生き果てるときまで・・・・・

ヒメウラナミジャノメヒメウラナミジャノメ 虫の姿を見ることが少なくなった・・・と思っていたら、5月も半ば過ぎともなれば、池や小川の
ヒメウラナミジャノメヒメウラナミジャノメ畔では、小さな虫からチョウやハチ、トンボまでが飛び交い、辺りの木陰や草むらには「イノチの営み」に情熱を傾ける、イキモノたちの逞しい姿が垣間見られるようになった。 誰が、いつプログラミングしたのかは知らないけれど、時が巡ってくれば、交尾と産卵に明け暮れる日々を過ごし、傷つき、ボロボロになって生き果てる・・・ドラマやなぁ。。。


◆ヒメウラナミジャノメ=(昆虫エクスプローラ)=
◆ジャノメチョウ科=(~蝶と自然と~)=


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ひるまの夕化粧・・・

ユウゲショウユウゲショウ 「夕化粧」(アカバナ科 マツヨイグサ属)・・・オシロイバナの別称があり、マツヨイグサの仲間で夕方から淡紅色の花を開くのでこの名がある・・・というのはよく見る解説で、現実には朝陽が当たり始めると開花しているモノをよく見かける。明治時代に鑑賞用として、南アメリカから持ち込まれたものが野生化し、今や道端、畦、野原等、いたるところに咲いている。通常、マツヨイグサ属は夕方に咲き、朝日を浴びると萎んでしまうのだがアカバナユウゲショウには昼間でも咲いているモノを見ることが、特に多くなったように想う今日この頃ではあるけれど・・・艶っぽい名前ではある。

◆ユウゲショウ(アカバナ科 マツヨイグサ属)=(Y.HADA'S Home Page)=




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ササはらに色かぜ、うすべに色の花・・・

ヤマトキソウヤマトキソウ 「山朱鷺草」ラン科 トキソウ属 「ヤマトキソウ」は草丈が低く、約10cmで、乾燥した笹原によ
ヤマトキソウヤマトキソウく顔を出している。ササの蔭に隠れるように、淡紅色の花を上向きにつけるが、ほとんど開かず、先端が、おチョボ口のようにうす紅色に染まるだけ*兵庫県レッドデータ Cランク*・・・この日みた花は、開花状態までには、もう少し時間が必要かと想えるようなモノばかり。その上に、おチョボ口を正面から撮ったもので使える画像が無く、悔いを残している。もう一度、それらしい画像をモノにして来たい・・・と思うこと頻り、なのだった。



◆ヤマトキソウ ラン科 トキソウ属=(西宮の湿生・水生植物)=




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朱鷺草ゆらぐ 夏こかげ・・・

トキソウトキソウ 兵庫県レッドデータ Cランク 6月から7月ごろ、朱鷺(トキ)色・・・淡紅色の花を横向きに咲かせる。
トキソウトキソウラン科トキソウ属の多年草で、温帯から亜寒帯の湿原地帯に生え、日本では北海道から九州に分布する。近縁のものはヤマトキソウと北アメリカに産するものしか確認されていないと言われているが、これら、トキソウの仲間は絶滅が心配されている。日本各地で普通に見られた明治時代以降、急激に減少し、現在では、日本の他には中国北部、朝鮮半島などに生息するのみで、その数は極めて少ないと言われている。群生しているところは、まだ観たことがないけれど、ササの葉陰でひっそりと佇む姿には品があり、美しい。


◆トキソウの個体変異=(やまくさ手帳)=
◆トキソウ(朱鷺草) ラン科 トキソウ属=(西宮の湿生・水生植物)=



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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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