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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

秋たつ頃に咲くピンクの小さな花・・・

キツネノマゴキツネノマゴ 林縁の小川をクズが覆い隠し、ツルが道まで伸びてくる頃ともなれば、畦に小さなピンク
キツネノマゴキツネノマゴの花が目立つようになる。“立秋”の頃といっても8月の初旬といえば暑い盛り・・・真夏に咲き始める花なのだ。小さい花を撮るのはいつも苦労するけれど、花の白い斑紋は密票= 多くの花は蜜源にいたる通路が目立つ色の斑点や線状の模様 (蜜標または蜜標識と呼ばれる) で表示されている=で、ハナバチ等が訪れ花粉を運ぶ。古来からある野の花の大半が薬草で、日本人の生活と深く関わってきたが、キツネノマゴもそのひとつであり、若い葉は“お浸し”にして食べられたという。因みに、キツネノマゴの花言葉は「可憐美の極致」とか・・・。


◆キツネノマゴ=(Y.HADA'S Home Page)=





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ツユクサとハナアブ・・・

ツユクサ&ハナアブツユクサ&ハナアブ 早朝に鮮やかな青い花を咲かせるツユクサ、植物の葉は、昼間は根から吸い上げた水分を
ツユクサ&ハナアブツユクサ&ハナアブ裏面の気孔から蒸散させるが、夜になると蒸散作用は弱まり、葉の内部に水がたまり、この余分な水は葉脈の末端にある水孔という穴から外に押し出され、水滴となって滴り落ちるという「朝露」の仕組み・・・ツユクサはこの作用が特に盛んで、葉の先端に露の雫を輝かせ、その光の反射が花の青さと相まって、より美しく見えるのだが、朝露が消える頃には萎んでしまう・・・“儚さ”のイメージを代表するような花のひとつでもある。この花を撮っていると、必ずと言っていいほど現れるのが「ホソヒラタアブ」というハナアブなのだ。花に来るミツバチは、皆メスで針を持っていて、身の危険を感じると攻撃してくるが、ハナアブは身辺保護のための武器は持ち併せていないので、ハチに似せることで外部からの攻撃を回避しようとしているようだ。ツユクサは「飾り雄しべ」というオトリを作り、ハナアブなどの虫を惹き寄せる戦略をとっていて、 青色の花弁の中央に鮮やかな黄色は目立つ、ツユクサの花には蜜がないのでハナアブは花粉を食べにやってくるのだが、 長く突き出たほんとうの雄しべは目立たず、花粉の量も少ないが、騙されてやってきたハナアブの背中に巧みに付着させてしまう・・・オトリに騙されてやってきたハナアブの滞在時間は短い。こうしてみれば、植物も昆虫も生きるためには、あの手この手の戦略合戦といったところか。







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三草初秋・・・

skysky 久しぶりに三草山を歩いた。吹く風が、ハッキリと秋の気配を感じさせ、辺りで鳴く虫の声
ミミカキグササワトウガラシがひときわ高くなった。登山道へ入るまでの道に楽しみを見付けて以来、この山へ来れば必ず通る草むらへ入ってみたら、ミミカキグサとサワトウガラシの小さな花が咲いていた。もう消えてしまったと思い込んでいたけれど、夏の盛り以来の再会となった・・・この辺りにはコケオトギリやイヌノヒゲ、キバナノマツバニンジンなども開花シーズンには幾度となく消えては現れるので、三草山に来たら必ず通ることにしている。この山との付き合いも長くなった・・・近頃では愛おしく思うことさえあり、どんな山も関わることでより深くなる秋の風・・・か。こんなコトを考えていたら我が山友、縄師・ Kさん渾身の「『再生古道』その後」について加東市議・藤尾氏より懇切丁寧なメールを頂戴したので転載させて貰った。

Kiyoshi Fujio 17:43 (1時間前)
To 自分

こんにちは。以前三草山登山道整備の件でメールさせていただいた加東市議会の藤尾です。
先日、三草山の登山道測量について入札が行われましたが、その時の資料になります

http://www.city.kato.lg.jp/admin/nyusatsu/130807/
nyusatsu_130807-07.pdf

後ろから2枚目が、今後整備していく予定の登山道になり、皆さんが守ってこられたみくさ古道も位置づけられています。(ただ、山桜ルート-古道のバイパスルートが含まれていませんね)

今年度は測量を実施、来年度は国の林野庁から登山道部分の土地を借りる、という事務手続きがメインになりますので、目に見えて前には進まないかも知れませんが、確実に進めておりますので 長い目で見守っていただけたら、と思います。

また、ご意見等あればお聞かせください。




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水田雑草イボクサの花・・・

イボクサイボクサ 群生するミズオオバコとの出会いは感動的で、池の土手に座り込み、しばし見入るばかり・・・ふと眼をやった足元に薄紫色の小さな花。この花は、幾度となく目にしてきた花なのだが・・・例によって名前が出てこない。ソコまで出てるのに出てこない・・・「イボクサ!」パソコンの前に座ったら出てきた。8月から10月にかけて咲く花は、ほんのりとした薄紫で、品があり、どこか儚げにも見える。一日花で午前中しか咲かないのだが・・・検索してみたら見掛けとは大違い。「水田雑草」として、その逞しさや除草薬の話ばかりが続出する。


◆イボクサ)=(西宮の湿生・水生植物)=
◆イボクサ=(NOKO)=



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太陽が真西に沈む日に・・・

マツヨイグサマツヨイグサ 待てど暮らせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな・・・竹久夢二が詠んだ「宵待ち草」の詩に曲が付けられ広く知られることになり、宵待草(ヨイマチグサ)の名が定着してしまったけれど、正式には「マツヨイグサ」で「待宵草」と書き、夕方から開花し、朝には萎んでしまうのでこの名がある。ヨイマチグサにしろマツヨイグサやツキミソウでも、呼び方はどれでも良いのではないかと想う。どの名前で呼んでも、夕方に咲き、月明かりに映え、朝日を浴びて萎む姿には、日本人好みのロマンチックな名前がいいのではないか・・・「月見草 花のしおれし 原行けば 日のなきがらを 踏む心地す」と与謝野晶子も詠っている。「待宵草」とは何の関係もないけれど、きょうは「彼岸明け」、真西に沈む太陽を眺めながら、西にあるらしい極楽浄土に想いを巡らせてみるのも悪くはない。精確には今日が「太陽が真西に沈む」、その日に当たるらしい。


◆「此岸(しがん)」と「彼岸(ひがん)」=(釈迦の教え)=
◆マツヨイグサの仲間=(植物図鑑・撮れたてドットコム)=
◆真東から出て真西に沈む太陽=(ネットの学校 Hello School)=





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夏想う花・・・ハマニガナ

ハマニガナハマニガナ 海浜植物、キク科ニガナ属、「ハマニガナ」。9月も終盤近くなっては「夏の名残花」と言っ
ハマニガナハマニガナてもいい存在になってしまったけれど、花期は4~10月 とケッコウ長く、駆け込みで掲載することにした・・・夏の砂浜が思い出される花なのだ。 夏、海岸の砂浜で見られる草丈の低い、タンポポに似た花を咲かせる。地下茎は地表には出ず、砂中深く伸び、葉と花だけを地上に出すので花柄が目立たず、砂地から直に花が咲いているように見える。また、砂上に伸ばした葉柄の先にはイチョウに似た葉をつけるので、別名をハマイチョウ(浜公孫樹)とも呼ぶ。


◆ハマニガナ=(Y.HADA'S Home Page)=






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サワヒヨドリの夏・・・

サワヒヨドリサワヒヨドリ グンバイトンボの姿も殆ど見られなくなった頃、観察を続けていた土手の草むらは見事に
サワヒヨドリサワヒヨドリ刈り取られ、寂しくなった池畔に、新たな息吹を吹き込むようにサワヒヨドリの若草がヒョッコリ現れた。取り敢えず撮影だけ済ませ、blogにエントリーするのを忘れていたら、土手は再度の刈り込みが行われてしまったようで、他の谷で見たサワヒヨドリは、すでに盛りを過ぎようとしている頃になっていた。留まることなく移ろう自然界の、すさまじさを思い知らされる・・・ハメになった。

◆サワヒヨドリ=(Y.HADA'S Home Page)=


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ムカゴニンジンの花・・・

?? ムカゴニンジン(子零余人)セリ科ムカゴニンジン属。湿地やため池の水際に生育し、こ
??のシーズンになれば、ミソハギ、サワヒヨドリ、ムカゴニンジンと開花が続く・・・そして、ムカゴニンジンは初めて見る花なのだった。ともすれば、そのまま見過ごしてしまいそうになるところを観察仲間の指摘にカメラを向けたというワケで、これぞ仲間のおカゲ。この夏、浜で見たノラニンジンも属は違っても同じセリ科の植物でよく似ていて、根茎は食用になると言われているけれど、どれほど食されているのかは定かではない。さほど旨いモノではないと言うことか。。。ムカゴニンジンも絶滅危惧種に指定されている地域がかなりある。



◆ムカゴニンジン=(西宮の湿生・水生植物)=
◆ノラニンジン=(木のメモ帳)=







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水大葉子 みなも華やぐ 山の池・・・

ミズオオバコミズオオバコ 通りかかった小さな溜め池を覗いてみたら、宝石でも撒き散らしたかと想うような光景に出
ミズオオバコミズオオバコくわした。水が碧く澄み切っているわけでもないし、かといって、水面にクビを伸ばした水車
ミズオオバコミズオオバコ前草(ミズオオバコ)の花が殊更に華やいでいるワケでもないけれど、ふっくらとした大きな葉が
ミズオオバコミズオオバコ薄暗い水底で、ゆるやかなリズムを刻む・・・不思議な空間が心とらえて放さず、ひたすら撮った。昔は、そこかしこで見ることができた花ではあるらしいが、私は、初めて見る花なのだ・・・調べてみた。ミズオオバコは、池沼、水田、小川などに生える沈水性の一年草で時には群生する。葉の形が「オオバコ」に似ているところからミズオオバコと呼ばれているらしいのだが、花の色には白色~うす桃色と変化がみられ、日本のものは淡紅紫色の3弁花を咲かせる。形は「オオバコ」とは全く異なる。日本にも自生する水草で、春から夏にかけて育ち、秋には結実して枯れる。用水路や水のきれいな水田に生育し、水田では小形だが、溜め池のように深い所では大形になる。因みに、兵庫県レッドデータランクC。この池に咲く花は、花径、約5cmはあろうかと想う大型だった。水車前草(ミズオオバコ)はトチカガミ科ミズオオバコ属、「水大葉子」とも書く。生薬名を車前子(しゃぜんし)/車前草(しゃぜんそう)、人や車の踏み通る道端に生える非常に生命力の強い薬草と言う意味で漢方では、車前(しゃぜん)、もしくは車前草(しゃぜんそう)と言うようだ。

    宵の月 みなも華やぐ 乙女草 
           宴の舞の 夢醒めやらず・・・秋の月
 







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そして、こよいは満月・・・

中秋月 今宵は“中秋の名月”、しかも満月であるとは聞いていたけれど、待ち構えて撮るほどの余裕もなく、所用で走らせていた車の中で気づき、車を止めて数枚パチリ・・・の一枚。早速、秋の月さんより届いた歌で単調な画像を引き締めさせていただきました。久しぶりに観る美しい月でした。中秋の名月は、毎年満月と重なるわけではないが・・・一昨年、昨年、今年は、3年連続で「満月」だったらしい。




      秋の陽の 光はなれに あたえしも
                明日果てると 想はざりけり

      名月は あの古池に ふりそそぎ
                     水草の想い 儚く哀し


                             ・・・秋の月







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ツリガネニンジンの花

ツリガネニンジンツリガネニンジン 野草の花が、雨露に濡れて咲く姿には得も言われぬ美しさがあり、時には妖しげで艶めかしく
ツリガネニンジンツリガネニンジン見えることも少なくない。近頃よく眼にするのは薄紫色の可憐な花、「ツリガネニンジン」なのだ。山菜としても知られているツリガネニンジンには「トトキ」という古名があり、「トッテオキのご馳走」という意味でトッテオキが「トトキ」になったとする説もあるほどなのだ。若葉を摘んで和え物、お浸し、油炒めにし、太い根茎は刻んでキンピラにするらしいのだが、いつ頃の話なのか知らないけれど、ツリガネニンジンの若菜を摘みに来ている人など見たことがない。根を日干しにしたモノは「沙参(しゃじん)」と呼ばれ、痰切りや喉の痛み止めの漢方薬として知られる。ツリガネニンジンの咲く頃には、よく似たソバナの花が咲く頃でもある。


◆ツリガネニンジン=(Y.HADA'S Home Page)=
◆ソバナ=(Y.HADA'S Home Page)=



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SF映画のような“終活”を・・・敬老の日に

 今日は「敬老の日」なのだった・・・“敬老”なんて言う上等なコトバには、馴染みが無くカレンダーを見るまで知らなかった。道理で朝から「終活」、「就活」ではなくて「終活」なのだ!・・・とエラく力んでいう声が、夜通し鳴りっ放しのラジオから聞こえて来た。オニの首でも穫ったように得意げなのだ・・・センセ曰く、要は、日本は経済成長に伴って社会保障制度や社会的なインフラを整え、その後に高齢化を迎えた。このため、他国に先駆けた体制作りが可能になり、健康寿命も世界一長く、予防医療や認知症政策も最も進んでいる。今後は、韓国や中国などアジア諸国が急速な高齢化の波にさらされる。先進国も途上国も、日本に学ぼうという意識が強い。日本は、長寿先進国として、新しい高齢者像を世界に示していく役割があると思う・・・そこで、簡単に言ってしまえば、「週末」!?ではなく、「終末」に向かいつつある高齢者の新しい生き方を提案・・・という、国際長寿センター日本事務局長…志藤洋子氏の話なのだった。増えつつある独居老人や、高齢者たちに新しい「生き方」、高齢者たちの新しい価値観に基づいた“向こう三軒両隣”=「高齢者コミュニティー」を提案して行こう・・・と言うような内容だったと思う。確かに理想的なコミュニティであるとは思うけれど、「理想」は理想でしかない。現存する老人たちが、いろんな意味で洗練された老人ばかりが居るわけではない・・・など、雑多なことを想い、挙げ句の果てに行き着くところはココ・・・50年後(2022年)を想定し、1973年に公開されたSF映画「ソイレント・グリーン」に登場する『ホーム』に辿り着いてしまうのだった。『ありがとうございました明日い(逝)きます』 そんな「ホーム」があったらエエなぁ~。。。因みに『終活』で検索してみたら『終活カウンセラー』という不思議な資格や仕事に関するサイトが出るわ、でるわ・・・いったい何処へ連れて行くつもりや!?。


[映画] ソイレント・グリーン -SOYLENT GREEN-(日本語字幕)版を全編(1/2-2/2)観てやろうという方はコチラをクリックソイレント・グリーン: 洋画無料まとめ・・・画面上方に流れるコメントを消すには画面、右下隅の[・・・]をクリックして[×]にすれば消える。

ソイレント・グリーン 予告編
soylent green - the scene


◆敬老の日|日本文化いろは事典



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ウメモドキの紅い実・・・

ウメモドキウメモドキ …のようなもの。モドキ(擬き)とは「似て非なるもの」「・・・に匹敵するもの」といった意
ウメモドキウメモドキ味で使われているコトバだと思っているけれど、精進料理(もどき料理)で肉の代用品として作られたものである。名前の由来については諸説あるが、春、一番最初に花を咲かせることで、枯れ野は華やぎ、冬に向かい枯れて行く野を最後に賑わすように紅い実を結ばせるからといったようなことが、まるで梅と張り合っているように見える・・・そんなことから、その名が付いたと言う説である。妙にナットクさせられる話ではある。モチノキ科モチノキ属 日本固有種。モチノキの仲間で、初秋の9月頃に径5mmほどの果実が紅くなり始め、秋から冬の12月頃にかけて落葉しても枝に残っている。活け花などに使われるが、鑑賞の対象は、もっぱら花よりダンゴ・・・いや!果実なのだ。今が盛りといった風情の果実を、できるだけ落とさないように、池の畔から約2kmの登山道を運ぶのは少々疲れたけれど、やや長いサイズに切り出した数本の枝を生け花好きのお嬢さんにプレゼントしたら、たいへん喜ばれた。出来栄えのほどは・・・まだ拝見していないけれど、想像以上に華やかになったのでは・・・と想っている。


◆ウメモドキ=(Y.HADA'S Home Page)=










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コケオトギリの開花・・・

tekisuiコケオトギリ 「季節は秋」と言うのは簡単だが、移ろう季節も気まぐれで、ハレと言っていたはずの空が
コケオトギリコケオトギリ突然暗くなり、ザーッと通り雨といったことがよくあり、また、この逆もあるのが季節の変わり
コケオトギリコケオトギリ目・・・身体反応が日毎に鈍くなりつつある老体には応えることが多くなった。晴れると決めて
コケオトギリkumoやって来たけれど、時雨が通り過ぎたか、辺りは湿っぽく葉についた水滴がこぼれ落ちて瑞々しい。登山道へのアプローチとして、いつも観て歩く草むらに黄色い小さな花が点々と続く・・・開花中のコケオトギリに出くわしたようだ。コケオトギリは午前中だけで花を閉じてしまうので、ラッキーチャンス!すかさず十数枚撮影したけれど、出来栄えはイマイチや。。。かなりのモウロクぶりで・・・。

◆コケオトギリ=(Y.HADA'S Home Page)=






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秋へ・・・ウソも方便

雲雲 ビューポイントから眺める桔梗色の空は、ほとんど風もなく、ポッカリと浮かぶ白い雲が静かな時の移ろいを実感させてくれる・・・なにもかも 忘れて 山のどか。。。八日未明の「Tokyo 2020 !」以来、オリンピック招致決定の話題で持ち切りだ。若い人たちをはじめ、多くの人たちがゲンキになることはイイコトだ。女性3名のスピーチが素晴らしかった。首相、直々のスピーチが功を奏したとチョウチンを点けるマスメディアもあったけれど、コレはいつものこと。安倍首相の「福島汚染水問題」についてのいつになくハキハキとしたスピーチの内容には驚いた・・・そんな大風呂敷を広げてエエんか!?・・・と。しかし待てよ、「嘘も方便」ということもあるし・・・また、悪いムシが頭をもたげ始めた。「方便」というのは、仏教用語で「悟りに近づくための方法」ということらしい。しかし、仏教ではこれは仮の方法であると明言する。なぜなら、仏教はもともと「言葉なんかに頼るな。考えるんじゃない、感じるんだ。」というのが「教え」なんだから。ある文が正しいとか正しくないとかいうことは、実はどうでもよくて、そんなことにこだわっていては真理をつかむことはできない・・・ということらしい。不特定多数に対して説明をするときには、「アンタらにきちんと説明してもわからんやろーから、アンタらが納得しそうな理由をでっち上げるよ」と言ってはいけない。きちんと説明すればわかってもらえるという信頼をまず築き上げる必要がある。そしてそれには、一方だけではなく、双方の努力が必要だ・・・ここまで解釈したところでかなり疲れた。「仏のうそを『方便』といい、軍人のうそを『戦略』といい、興行師のうそを『商い』という」・・・こんな名言?も飛び出したところで思考停止。。。せっかくの青空が重くなる 。


◆地下水到達認める 汚染水漏れ  福島民報
◆国費投入でも解決不可? 福島第一原発、汚染水問題のドロ沼

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クズの花・・・

クズクズ クズは、マメ科クズ属の多年性つる植物。れっきとした秋の七草のひとつで、藤の花とは
クズクズ逆に花穂が上に向かって立ち上がり、下から上へと咲いて行く。薄紫の花は、よく見れば
クズクズそれなりに美しい。ただ、その旺盛な繁殖力で林縁や、道端にはどこにでも生えており、希少価値などとは縁遠い植物なのだ。盛夏には1日で1m程も伸びると言われ、辺りの木や電柱に絡んだり、地面を這ったりして周囲のモノを覆い尽くしているサマは、夏の終わりに田舎道を走れば何処にでもある光景なのだ。20世紀初頭の頃、この旺盛な繁殖力が買われて日本からアメリカに大量の種子が送られたと言われる。高速道路の防音壁に這わせて防音効果を高めるためなど、それなりの効果はあったようだが、その旺盛な繁殖力でドンドン繁殖し、今では有害な外来種に指定され、迷惑がられているというのだ。嫌がられている外来種の話は、日本ではよくあるけれど、コレは逆パターンで「逆」もあるという話。クズの根から食品の葛粉や漢方薬が作られ、葛粉を湯で溶かしたものが葛湯(くずゆ)で、熱を加えて溶かしたものが固まると、半透明や透明になることから和菓子の材料としても利用されている。また、クズの根を干したものが葛根(かっこん)と呼ばれる生薬で、発汗作用・鎮痛作用があるとされ、葛根湯などの原料になっている。


◆クズ=(Y.HADA'S Home Page)=


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雨上がりの三草山を歩く・・・

mixamixa 八月の終わり頃から続いていた約1週間の雨模様・・・やっと途切れた9月5日、曇り空の涼
mixamixaしさに誘われて三草山を歩いた。昭和池の畔や山麓の草むら歩きには時々来ていたけれ
mixamixaど、三草コースを山頂まで歩くのは久しぶり・・・駐車場には釣りに来た若い人たちのRV車が2台だけ、靴の履き慣らしが目的なので時間は気にせず、ゆっくり頂上を目指すのがこの日の予定。準備を整え、さぁ、出発・・・といったところへ地元の常連、N氏が現れ、一緒に歩いてくれるという・・・事情を説明し、かなり時間が掛かると思うので、退屈したら気にせず、いつでも自身のペースで先に行って貰ってケッコウということで同級生老人の弥次喜多登山道中と相成った次第。歩いているのか、休憩しているのかよく分からないペースでとにかく前へ進む・・・終戦前夜は、まだ国民学校の低学年で、防空頭巾をいつも肩から掛け、登校した途端に“空襲警報発令”で帰宅したコト、村の公会堂にやってきた兵隊さんたちが連れてきたノミの大群、道端に建てられたチャーチルやルーズベルトの藁人形を竹ヤリで突いたり、シバイたり、急降下してきたグラマンのパイロットの顔を憶えているとか・・・大昔のことを鮮明に記憶していると言っては大ハシャギ・・・ところで、昨日の夕食はナニを喰った!?・・・との質問に、お互いがグッと詰まってしまい、笑って誤魔化す。こんな調子で、山頂までナントカ辿り着いたけれど約3時間かかっていた。握り飯を頬張り、缶酎ハイをグッとひと口・・・あぁッ、旨い!!三草山はエエ山です。下山は“みくさ古道”をゆっくり、ゆっくり歩く。むろん岩場は避け、腰を下ろし昭和池を眺めながら一服・・・「取り敢えずは八十まで・・・というコトで」と立ち上がり、ナニやらワケの分からぬ感慨に耽る老人の「二人山旅」なのだった。








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センチメンタル・ジャーニーな砂浜で・・・

ccccmz3夏の終わりの砂浜で出合った、センチメンタル・ジャーニーなお嬢さん・・・若狭小浜の地で、武家の空気に育った山川登美子が好きだという。そしてこんな歌まで頂戴してしまったのです。


    若狭富士 夏の名残の 咲く花よ
          波のうねりも われも波かと・・・秋の月


◆山川登美子=(明治人物ファイル)=


?? ゆく夏惜しむセンティメンタル・ビーチ・・・木陰に咲く白い花、イギリスではこの花のことを「アン王女のレース(Queen Ann's Lace)」と呼び、どこか寂しげでもある。レース編みをしていたアン王女が、誤って指を針で刺してしまい、レースに血が付いてしまったので、こんな花になったと伝えられている。


◆ノラニンジン=樹の散歩道=



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仙人草・・・夏の終わりの白い花

センニンソウセンニンソウ 夏休みも終わり、秋へ・・・という頃になれば、ヤブに絡まった白い花が目立つようになる。それ
センニンソウセンニンソウがセンニンソウかボタンヅルで、どちらも同じキンポウゲ科の花でよく似ているが、殆どがセンニンソウで、ボタンヅルであることは稀であり、私はまだ出合ったことがない。全草が有毒で、毒にもなれば薬にもなる植物だとはよくいわれている。毒になるモノは薬にもなり、薬になりうるモノは毒にもなりうる・・・薬と毒は確かに紛らわしい。自然界にも人体にも、工場や食卓、葉っぱや化粧品にも薬と毒がある。カネボウの美白乳液が白斑を起こして問題になっている。「薬」と「毒」に“検索”をかけ、アチコチで拾い読みしてみたら、ワラビはアク抜きや塩漬けにすることで、無毒化され、麝香(じゃこう)などがそうであるように、悪臭きわまりないものが、フクイク(馥郁)たる香料にもなる。薬と毒は一緒につくられてきたと見るのが妥当なのだろう・・・閑話休題・・・「センニンソウ」は、日本全国に分布する半木本性の常緑ツル植物で葉柄などで、他のものに巻き付く。キンポウゲ科の植物には有毒であるものが多いが、センニンソウも毒草であり、トリカブト等、これらの花も有毒で、ウシクワズと呼ぶ地方も有るようだ。センニンソウの根を漢方で用いると、威霊仙(いれいせん)と呼ばれ、利尿、鎮痛に薬効がある。 また、生葉を貼って扁桃腺炎に用いられたようである。花が終わると果実に白い毛が密生し、これが仙人のヒゲを思わせる事からその名があるとされ、ボタンヅルは葉がボタンに似たつる性植物との意味でもあるらしい。



◆キンポウゲ科=(Y.HADA'S Home Page)=
◆センニンソウ(キンポウゲ科)=(Y.HADA'S Home Page)=




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毛鴨の嘴という海浜植物がある・・・

?? ケカモノハシ(毛鴨の嘴)イネ科 カモノハシ属。花穂が鴨のクチバシに似て、毛が生えているのでこの名で呼ばれるらしい。茎の下部は砂の中を匍匐して広がり、節から根を出す。茎は分岐し、上部は直立する。葉や葉鞘に白い毛が密生する。小穂から長いノギ(【芒】)が突き出ているのがケカモノハシの特徴のひとつで、カモノハシにはコレがない。お尋ねサイトではカモノハシ、ハマニンニクなどが飛び出したけれど、画像をよく点検した結果「ケカモノハシ」と同定した。普段はあまり馴染みのない海浜植物も、拘り始めるとなかなか興味深く楽しめる。葉鞘ノギ(【芒】)などあまり馴染みのないコトバが登場したけれど・・・植物のパーツにまで話が及ぶとナニやら小難しくなる。

ノギ【芒】=
稲や麦などイネ科植物で、花の外側の穎(えい)の先端にある針状の突起。
エイ【穎】=
イネ科植物の、花・小穂(しょうすい)の外側にある葉状の2枚の小片。
花を包むものを花穎、小穂の付け根にあるものを苞穎(ほうえい)という。
◆葉鞘、葉舌と葉耳=(Y.HADA'S Home Page)=
◆ケカモノハシ-イネ科-=(西宮の湿生・水生植物)=
◆イネ科の小穂・小花=【福原のページ(植物形態学・分類学など)】=
◆イネ科の小穂各部の名称=(日本の野生植物検索表)=




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ゆく夏、想う、浜辺の花・・・

ハマゴウハマゴウ 初秋の若狭、ライトブルーが美しい砂浜の花、ハマゴウを観たくなり、またやってきた。和
ハマゴウハマゴウ田の浜は、打ち寄せる波頭の音が轟き人影もまばら・・・ゆく夏を想わせて、ちょっとした感傷旅
ハマゴウチャバネセセリ行。。。初秋とはいえ、ジリジリと照りつける真夏日の太陽に、まだアノ美しいブルーの花は咲い
ハマゴウハマゴウているのか?と熱い砂浜に眼を凝らし歩き回ってみたら咲いていた!美しい薄紫の花が!何とか間に合ったようで・・・かなりくたびれた花もあり、待っていてくれた花をひたすら撮影、入れ込んで撮ったほどの結果は出ていないのはいつものコト・・・取り敢えず、待っていてくれた「浜香」に土下座して撮らせて貰ったのがこれらの画像。 浜香(はまごう)、蔓荊とも表す。実、葉、茎に芳香があることが わかり葉や樹皮から香や線香が作られ、 浜辺の香りの植物であることから浜香(ハマゴウ)という説と、草のように見えるが砂浜海岸に生育し、茎は地表面を長く這い、その茎から枝が立ち上がる。歴とした木本であり、浜をはうという意味もあるらしい。淡紫色の花が多いけれど、まれに桃色の花も見られる。果実は蔓荊子(まんけいし)と呼ばれる生薬で鎮痛、鎮静、消炎作用があり、蔓荊子散などの漢方薬に配合される。



◆ハマゴウ-クマツヅラ科 ハマゴウ属-=(西宮の湿生・水生植物)=






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雀瓜の白い花・・・

スズメウリスズメウリ 「スズメウリ」ウリ科スズメウリ属、同じウリ科の植物でもカラスウリと果実の大きさが違うの
スズメウリスズメウリでスズメウリと呼ばれるようになったらしい。クズの花を見ようと覆い被さったツルを捲り上げていたら、星の形をした5mm位の白い花が姿を現した=上段右の写真=いずれにせよ、撮った画像を頼りに調べてみて、コレが「スズメウリ」と知ったワケで。。。トシだけは人並みに食ってはいても、“初見”や“初体験”の連続に、まだまだ戸惑うことばかり。ウブなのか、ボケ深まる雨の夕暮れ・・・。



◆スズメウリ=(Y.HADA'S Home Page)=







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水ぎわに咲くミソハギの花・・・

ミソハキミソハキ ゲリラ雷雨後の雨上がりにフラリと立ち寄った溜め池・・・ときどき吹く風にミソハギのピンクの花
ミソハキミソハキがゆれ、涼を誘う・・・俗に“ボンバナ(盆花)”と呼ばれているのがこの花。「盆花」は、旧盆の仏事に供えたりするところからきた呼び名で、「ミソハギ(禊萩)」という名前は、穢れや悪魔を払う禊(ミソギ)に使ったとされ、祭事や供物を清める意味から禊萩(ミソギハギ)となり、それが転じてミソハギ(禊萩)になったとする説が有力。


      みそ萩の 立つ水ぎわに 風の吹く ・・・淫蕩火



◆ミソハギ=(西宮の湿生・水生植物)=
◆ミソハギ科=(Y.HADA'S Home Page)=





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ガガイモの花・・・

ガガイモガガイモ ガガイモの花に向き合い、写真に撮ったのは今回で2度目・・・笹に蔓を巻き付け、今にも開花
ガガイモガガイモしそうな蕾を見つけ撮影したけれど、植物の名前が分からず、画像を舐めるように見ていたら
ガガイモガガイモ「ガガイモかも?」とボケ老人の頭が閃いた!?早速ネットで検索を繰り返していたら「ガ
ガガイモガガイモガイモ」に間違いなし!ということで、2日後にまた出かけたら予想通り開花していた。ガガイモはれっきとした在来種で、日本には蔓植物のガガイモ、キジョラン、カモメヅルなど6属が自生しているといわれているけれど、私が知っているのはガガイモ、キジョラン、スズサイコ程度。草本、または低木で、つる性のものが多いが、乾燥地に生育する多肉植物や、サボテンのように葉が退化し柱状の茎だけのものもあるらしい。花の香りは良いものもあるが、悪臭を出してハエに授粉させるものもあるという。茂みの中に淡いピンクを帯びた花冠は、毛羽立ち妖しげで、海星を連想させるけれど、自然界の美しい産物でもある。種子には毛があり、風によって散布される風媒花。






◆ガガイモ科=(Y.HADA'S Home Page)=
◆ガガイモの両性花と雄花=(花*花・flora)=



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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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