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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

ふゆ・・・・・ Vivaldi Winter

「時雨」というコトバが似合う季節になったなァ・・・と思っていたら時はすでに「年の瀬」に差し掛かっている。“姥捨て山”への道のりが近くなり「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ・・・」といったようなコトバが妙なリアリティを帯びて耳に入ってくることもあるけれど、このトシになれば「時雨」に親しみを憶えてしまうのは致し方のないコト・・・か。

時雨 しぐれ 朝時雨 あさしぐれ 夕時雨 ゆうしぐれ 小夜時雨 さよしぐれ 村時雨 むらしぐれ 北時雨 きたしぐれ 北山時雨 きたやましぐれ 横時雨 よこしぐれ 片時雨 かたしぐれ 月時雨 つきしぐれ 山めぐり やまめぐり 泪の時雨 なみだのしぐれ 涙の時雨 なみだのしぐれ 川音の時雨 かわとのしぐれ 松風の時雨 まつかぜのしぐれ 液雨 えきう 入液 にゅうえき 出液 しゅつえき めぐる時雨 めぐるしぐれ 時雨雲 しぐれぐも 時雨傘 しぐれかさ 時雨心地 しぐれここち 時雨の色 しぐれのいろ 木の葉の時雨 このはのしぐれ 袖の時雨 そでのしぐれ 袂の時雨 たもとのしぐれ さんさ時雨 さんさしぐれ






              「冬の道」    山頭火


             しぐるるや死なないでいる

             うしろすがたのしぐれてゆくか
              
              しぐるる土をふみしめてゆく

              けふは凩(コガラシ) のはがき一枚






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いきいきと息づくすみかの歳は暮れ・・・

bn121224-113029-2012-12-24 001 017nnbn121224-121924-2012-12-24 001 055nn 林の中のくねくね曲がりくねった道が、やや下り坂になった所にその家はある。玄関の小さなドアを開けて
bn121224-113814-2012-12-24 001 028nnbn121224-122709-2012-12-24 001 070trnnfl入ると、リビングのほぼ中央に座る薪ストーブの心地よい温もりに包まれ、ホッコリ・・・ここから広いテラスに出ると辺
bn121224-124121-2012-12-24 001 082nnflbn121224-142735-2012-12-24 001 088nnりには林が広がり、何とも贅沢なアナログタイムが流れる薪ストーブライフ・・・今年こそ忘年会をやろうと集まっ
bn121224-143403-2012-12-24 001 127nnbn121224-145228-2012-12-24 001 135nnた山友たちに、会場として、快く私邸を提供してくれるというMr.こうぼ氏の好意に甘え、早速食材を持ち寄った
bn121224-113742-2012-12-24 001 024nnbn121224-113751-2012-12-24 001 026nnというワケなのだ。Mr.こうぼ氏自家製ビールで先ずは乾杯!更に自家製ワイン、肉の量が半端ではないメインディッシュのダイナミックなスキヤキ、燻製装置で燻したスモークチーズ、コンパクトなポップコーンマシーンで作るポップコーン、薪ストーブで炊く鍋ご飯、・・・パンチボウルにパンチグラスという本格的なセッティングで飲む冬場のフルーツドリンク、フルーツパンチ!・・・野性的で優しく心潤す食べ物の数々・・・時を忘れ、帰ることすら忘れさせてくれる素晴らしい人たちと、ナイーヴな野生児、Mr.こうぼ氏の分身を連想させるような、“装置としての家”の楽しさがすべてを演出してくれたようにも想えるのだった。それにしても、薪ストーブの存在感は大きく、ゆらめく炎は人の心を静め、落ち着かせてくれる。薪の弾ける音や木の香りの醸し出す時の流れは、ゆったりとして豊かな時を与えてくれる・・・素晴らしき哉、スローライフなのだった。素晴らしき山友に、ありがとう!!














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烏瓜の花と果実・・・

karasuurikarasuuri カラスウリの実はよく見かけるが、花はまだ観たことがない。赤い果実は・・・「あっ、こんなところにもあった・・・
karasuuriこんなところにも・・・」といった風に、想いもかけぬところで、いっぱいぶら下がっているのをよく眼にするのだが・・・恥ずかしながら、カラスウリの花を見ることがないワケが解ったのは、近年になってからのコトなのだ。カラスウリは何処にでもあり、誰しもが知っている赤い実からは、それ以上に深く好奇心を掻き立てられるようなコトがなかっただけのハナシ。あまり見ることのない花の生態については、図鑑なりネットを検索してみればすぐに解ることではあるけれど、検索を繰り返していたら、青空文庫に寺田寅彦の「烏瓜の花と蛾」という作品があり、そこには「烏瓜の花の生態」が見事に描写、表現されているので一部抜粋転載し、楽しませてもらった。

 この花は昼間はみんな莟つぼんでいる。それが小さな、可愛らしい、夏夜の妖精フェアリーの握にぎり拳こぶしとでも云った恰好をしている。夕方太陽が没してもまだ空のあかりが強い間はこの拳は堅くしっかりと握りしめられているが、ちょっと眼を放していてやや薄暗くなりかけた頃に見ると、もうすべての花は一遍に開き切っているのである。スウィッチを入れると数十の電燈が一度に灯ともると同じように、この植物のどこかに不思議なスウィッチがあって、それが光の加減で自働的に作用して一度に花を開かせるのではないかと思われるようである。ある日の暮方くれがた、時計を手にして花の咲くのを待っていた。縁側で新聞が読めるか読めないかというくらいの明るさの時刻が開花時で、開き始めから開き終りまでの時間の長さは五分と十分の間にある。つまり、十分前には一つも開いていなかったのが十分後にはことごとく満開しているのである。実に驚くべき現象である。

烏瓜の花は「花の骸骨がいこつ」とでも云った感じのするものである。遠くから見ると吉野紙よしのがみのようでもありまた一抹の煙のようでもある。手に取って見ると、白く柔らかく、少しの粘りと臭気のある繊維が、五葉の星形の弁の縁辺から放射し分岐して細かい網のように拡がっている。莟んでいるのを無理に指先でほごして開かせようとしても、この白い繊維は縮れ毛のように捲き縮んでいてなかなか思うようには延ばされない。強しいて延ばそうとすると千切ちぎれがちである。それが、空の光の照明度がある限界値に達すると、多分細胞組織内の水圧の高くなるためであろう、螺旋らせん状の縮みが伸びて、するすると一度にほごれ拡がるものと見える。それで烏瓜の花は、云わば一種の光度計フォトメーターのようなものである。人間が光度計を発明するよりもおそらく何万年前からこんなものが天然にあったのである。

烏瓜の花が大方開き切ってしまう頃になると、どこからともなく、ほとんど一斉に沢山の蛾がが飛んで来てこの花をせせって歩く。無線電話で召集でもされたかと思うように一時にあちらからもこちらからも飛んで来るのである。これもおそらく蛾が一種の光度計を所有しているためであろうが、それにしても何町何番地のどの家のどの部分に烏瓜の花が咲いているということを、前からちゃんと承知しており、またそこまでの通路をあらかじめすっかり研究しておいたかのように真一文字に飛んで来るのである。

光の加減で烏瓜の花が一度に開くように、赤外光線でも送ると一度に爆薬が破裂するような仕掛も考えられる。鳳仙花ほうせんかの実が一定時間の後に独りではじける。あれと似たような武器も考えられるのである。しかし真似したくてもこれら植物の機巧はなかなか六かしくてよく分らない。人間の智慧はこんな些細ささいな植物にも及ばないのである。植物が見ても人間ほど愚鈍なものはないと思われるであろう



青空文庫【寺田寅彦「烏瓜の花と蛾」より抜粋】


◆寺田寅彦 烏瓜の花と蛾=青空文庫=
◆カラスウリ=観音崎の自然&あれこれ=







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朝・・・

oiw121220-093132-2012-12-20 001 001wxoiw121220-093336-2012-12-20 001 008wx 今日、12月21日は24節気の22番目にあたり、太陽が南回帰線の上空から地球を照らすことになり、日本など北半
oiw121220-093415-2012-12-20 001 016wxoiw121220-093749-2012-12-20 001 038wx球では正午の太陽の高さがもっとも低くなる。中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱い日でもあり、この日を
oiw121220-093811-2012-12-20 001 041wxoiw121220-093215-2012-12-20 001 004wx境として再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の一陽来復(いちようらいふく)といっ
oiw121220-093544-2012-12-20 001 027wxoiw121220-093845-2012-12-20 001 050wxて、冬至を境に運が向いてくるといわれていて、みんなが上昇運に転じる日とされているのだ。冬至には「南瓜
oiw121220-093929-2012-12-20 001 060wxoiw121220-094211-2012-12-20 001 077wx(なんきん)」など「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めると、にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん・・・など「ん」のつくものを食べて縁起を担いでいたらしい。また、冬至過ぎれば寒さは本番、近ごろでは冬至以降に「クリスマス寒波」や「年末年始寒波」など強い寒波が襲来し交通に影響が出たりしている。このような前例に違わず、今年もクリスマスイブをピークとして「非常に強い寒気団」が流れ込むと予想され、連休明けの交通機関の乱れが懸念されているようなのだが、我が山友、キッチュ仲間たち数名による初の試みとしてクリスマスイヴにスキヤキパーティを計画、会場となるMr.こうぼ氏私邸は、さぞかしキッチュでファンタスティックな空気に包まれたサイレントナイトが演出されることになりそうなのだ・・・コレは、楽しみやなぁ。。。


◆冬至の太陽の高度
◆南中高度について
◆二十四節季=雑学の部屋=











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サネカズラの赤い実

sanekazurasanekazura 「実葛」の赤い果実を見るのは、いつも同じ場所、同じ時期・・・年の瀬も押し迫る頃なのだった。それは、忘れ掛かっていた墓掃除を思い出し、急遽出かけた墓地脇の林縁にある・・・今年もあった。かなり草臥れた赤い果実がぶら下がっている。車に積んでいるカメラを取り出し、レンズを取り替え撮影に及ぶところまで、毎年、同じコトをやっている。ネタ切れ状態になっているblog に、藤原鎌足のエロい歌を引っ張り出しては書き込んでいるところまで同じだ。こんな退屈を、飽きもせず二、三年は続けているように思う。来年は開花時期を狙って「実葛の花」を撮ってみたいと思っているけれど、いつでも手近に見ることができる場所で、四季折々の観察記録を残すコトは意外に難しい。




玉くしげ みむろの山のさな葛
        さ寝ずはつひに ありかつましじ

                        藤原鎌足《万葉集巻二―94》

「三輪山のサネカズラのように、あなたと一緒に寝ないでは
              今のように生き続けることはできないであろう」






◆サネカズラの雌花=古賀技術士事務所のホームページ=
◆サネカズラの雄花=古賀技術士事務所のホームページ=
◆サネカズラ=(石川の植物)=
◆サネカズラの果実はどんな味?=(木のメモ帳)=








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阿弥陀くじ選挙の投票日に・・・

x-o121206-105619-2012-12-06 001 027mxax-o121206-101441-2012-12-06 001 009mxa 自分好みの色合いの良さそうな尻尾を押さえては見るけれど、次から次へと辿っていくうちに色合いはドンドン
tk121216-093832-2012-12-16 001 001mxtk121216-093920-2012-12-16 001 010mxと変わっていき、終点に辿り着いた頃には「思ってもみなかった色」を掴んでしまう。自身が「コレや!!」と狙ったところへ投げ込んでみても狙ったはずのマトが無い!想ってもいなかったマトに当たってしまう・・・ペテンにかかったような、ナンとも心許ない気分にさせられる「カメレオン総選挙」の投票日・・・夜来の雨もすっかり上がり、澄み切った空には白い雲が浮かぶ・・・そんな日の三草山は殊の外賑わっていた。どうも観光バスでやって来た登山客らしいが、その数、50名は下らず、どこから来た人たちなのかは聞くのを忘れていた。池の土手を上がり、工事のため干上がった池に下り、今までに見たことのない昭和池の姿を見ながら“炭焼き窯跡”を巡るコースを久しぶりに歩いて見れば、水量を増した沢が、見慣れた景観にも新鮮な息吹を吹き込む・・・初冬の沢歩きなのだった。










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冷え冷えと姿も見せず朔の月・・・

turuumemodokituruumemodoki 過ぎゆく時の早さばかりに、驚いているようなボケ老人の今日この頃。年をとるほどに、過ぎ行く時間が早いの
turuumemodokituruumemodokiはなぜか・・・想うことばかりで動かぬ身体のせいか?とも思っていたけれど、どうも生物学的な理由もあるらしい。人間の代謝速度の違いにも関係があるという、こんな話があった。若い頃は新陳代謝の速度も速いけれど、年をとるに連れその速度は遅くなり、自身の代謝による体内時計も年をとるほど遅くなるというワケなのだ。しかし、体内時計のサイクルが変わったからといって、地球の刻む回転周期は一定で変わるわけも無し。当然のこととして自身の体内時計は遅れるばかりで、自然界が刻む「時間」はドンドン早く感じてしまうようになるというのだ。といっても、すでにボケ老人の域に入っている我が身体に、ひと世代もの若返りは望むべくもなし、また望みもしない。腐り始めたノーミソであれやこれやと想ってみても始まるまい。よく喰らい、よく動き、よく眠る・・・その上にノーミソの代謝を想うなら人や自然に学び、感じ、心ときめく時を少しでも多く過ごすというのが効果的で、要するに刺激を感じながら行動するようになれば残りの人生も少しは長く感じるようになるかも知れないという話なのだが・・・どんなモンでっか!? ともすれば、忘れそうになっていた墓掃除に行った。憶えば、子供の頃、転がっていた頭蓋骨につまずいた辺り・・・光る赤い実を発見、遠目にはヒヨドリジョウゴの実に見えたが近づけばちがう・・・マユミに似た果実の付き方からニシキギの仲間ではないかと調べてみたら「ツルウメモドキ」で、見るのは初めて・・・咄嗟に、生け花に使えそうに想い持ち帰り、いつも大きな壷に挿している知り合いのお嬢さんに連絡したら大喜びだった・・・よかったよかった、蔓梅擬な日・・・。




◆朔~さく~月の名前とその意味
◆ツルウメモドキ=(Y.HADA'S Home Page)=
◆「世代が一つ違う」と言いますが、一つとは? - Yahoo!知恵袋
















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世のなかは空しきものとあらむとぞ・・・  冬月

三日月


 冬月(とうげつ)・・・日の出の2~3時間前、明け方の東の空には“後の三日月”・・・冷える朝、冴え渡る月を見た。冬の月は煌々として、研ぎ上げた鎌のようにも見える。


    世のなかは空しきものとあらむとぞ
               この照る月は満ち欠けしける・・・(万葉集445)


よのなかは むなしきものと あらむとぞ このてるつきは みちかけしける
「この世が虚しいものだと教え諭すために、月は満ち欠けするのか」









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糞詰まり原発のカイゴも・・・ヨロシク!!

 大阪市長・橋下徹氏が率いる“大阪維新の会”・・・その若さと意気の良さには少なからず期待した御仁も少なくないと思う。長引く不況の上にやられ放題の外交など、何処を見てもパットせず、スッキリしない時が続く「糞詰まり状態」の時代には、つい声高な人に引き摺られガチなのだ。大阪市長・橋下氏が前都知事・石原氏と、いとも簡単に、アレよあれよと手を結んでしまったのには唖然呆然・・・チョット驚いたけれど、後日、記者会見場で石原氏が暴露した「橋下にとって竹中は神様みたいになってる」(田中龍作ジャーナル)を知りナットク、日本維新の会の原発政策は確か「2030年ゼロに向け積極的にアクション」であったモノが、「30年代までにフェードアウトする」となりトーンダウン。維新の会のマニフェストは竹中平蔵氏が書いているという話が飛び出した時点で、もう私、ボケ老人には、維新の会のメは無い。多分、纏めるにも壊すにも石原氏の腹一つに掛かっており、選挙終了後には、結果の如何に関わらず、石原氏が去り、また離合集散が繰り返される可能性が高い。この党に期待するモノはドンドン見え難くなって“維新の会”の名前そのものも消えるのは意外に早いのではないかと想う。コト原発の話になれば、いろいろ理由を付けてはいるけれど、どの党も実質的には原発容認、推進ということに収まりそうな気配・・・ただ、未来の党が、原発稼働ゼロ、大間原発などの新増設の禁止、など「卒原発プログラム」を定めているけれど、ウラに“一兵卒”の影がチラチラと目障りになり、過ぎた謙遜は誇張にもなる。それに“一兵卒”というコトバは死語や・・・エエ加減に“一兵卒の隠れ蓑”を脱いだらどうや!と思うのはボケ老人だけか。ボケ老人の糞詰まり(便秘)は、入れること(食い物)よりも出す(排便促進)ための費用の方が遙かに高くつくが、糞詰まり状態の原発は、入れるも出すも、とにかく莫大な金がかかるというのに、出す方の話はいっこうに進んでいないのはどういうコッチゃ。“後期高齢者扱い”にして済む話ではないと思うが・・・垂れ流しになった原発はヨゴレを超えてキケンだけが残る・・・ポッテリとアブラの乗り始めた議員さん方よ“原発の排便処理”もヨロシク!ロッケンロ~ル!!



◆原子燃料コンスチペーション~使用済核燃料は完全に糞詰まり状態
(木走日記)



フクシマのうそ(吹き替え)


ト?イツZDF フクシマの嘘 (連結済み)29分23秒












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穴惑い・・・もういちど “二人でお茶を”

mikusamikusa  寒い朝、テレビを見ていたら、また選挙が始まるらしい。「らしい」などと他人事みたいに言うてたら「コノ不謹
jaja慎なボケ老人、はよ何処かへ消え失せろ!!」と、罵声を浴びせられそうや。。。衆院選は明日、4日公示、12
mikusamikusa党が乱立状態で出馬予想される候補者は1400人を超えるのではないかと言われ、選挙で使われる国費は800億円とか。いずれにせよ、どの数字を取り上げてみても異様としか言いようがない。乱立する党は離合集散を繰り返し、その都度、攪拌された色合いは限りなくハーフトーンに近くなり、当然のこととして、その境界線は不明瞭なものになっていく。『穴惑い』というコトバがある・・・アナマドイ、秋も終わり、冬に差しかかっているというのに、冬眠するための穴を失ったか、その場所がわからなくなったりして、冬に彷徨う蛇のことをいうのだが・・・離党や鞍替え、解散、新党起ち上げを繰り返す政治屋さんたちの頼りなげな姿には「穴惑い」を連想してしまう。ただ、離合集散はモノやコトを見え難くするばかりではないこともある・・・“第三極”パイオニア的存在であった「橋下徹・大阪市長」の妙な行動・・・石原・前都知事との合流、「日本維新の会」の結成・・・が気になっていたけれど、コレでハッキリした。ボケ老人は『「日本維新の会」擁立の候補者』に間違っても投票することはない。そのワケはコレ維新・石原代表 「橋下にとって竹中は神様みたいになってる」 : 田中龍作ジャーナル・・・現在、わが国の社会で問題になっているコト・・・「最低賃金制度の廃止」「解雇規制の緩和」「病院にかかるには民間の医療保険に入るしかない」=米国資本の保険会社が儲かる=など勤労者をさらに貧しくさせる。あるいは仕事にさえありつけないようにする・・・の多くは、アノ「小泉・竹中ラインの遺産」が因になっている。時には「暴走老人」も役に立つ、私も竹中平蔵は嫌いだ。因みに竹中平蔵センセ、現在は人材派遣会社・株式会社パソナグループ取締役会長の椅子に鎮座なさってるそうで。そうそう、もう一人、公示を前に憲法改正や国防軍構想といった威勢のいい安保論を飛ばしたり、日銀を紙幣の印刷所呼ばわりして、チョット動いた株価に有頂天になっているゲリバラ坊ちゃん・・・この人が総裁になった党にも投票する気にはなれん!結局は「当選してしまえばこちらのモノ」「真面目に考えるヤツがバカ」なのかも知れん。「そんなこと今まで解らんかったんか!?」・・・とは天の声。日ごと寒さが応える、温い湯たんぽに添い寝するとでもしますか・・・冷える夜。



◆維新・石原代表 「橋下にとって竹中は神様みたいになってる」 : 田中龍作ジャーナル
◆「公示」 と 「告示」 と 「総選挙」 矛盾に満ちたご都合主義
◆竹中平蔵(笑)
◆郵政民営化をめぐり、なぜ17回の日米協議が必要だったのか: ヒロさん日記
◆竹中平蔵(1951?)と、宮内義彦(1935?)の正体=化けの皮をはがす。 : en9e5mj0odのブログ
◆オリックスの宮内会長の凋落
◆竹中平蔵 - Wikipedia
◆宮内義彦 - Wikipedia




「pure 婆さんや、お茶でも飲もう・・・アンタと二人っきりで・・・」

「Scott 爺さんいうたら、また急に、こんなコトを言い出して・・・」


それだけでエエんや
それ以上のことナニものぞまんわ

これ以上ナニが欲しいッちゅうねん・・・そんなこと・・・!?
可笑しいやろ。。。


で・・・、Scott爺さんが、唱い始めたんや・・・
ちょっとシワ枯れたボーイソプラノ?で、こんな風に・・・




あなたのひざの上の私を、写して。
すぐに、二人でお茶にしましょ。
そして、二人のティータイム。
やっと、あなたの為の私。
そして、私だけのあなた。

誰もいないし、見てない、聞いてないわ。
友達も、親せきもいるけど、今はいない。
ウイークデイの退屈な時間・・・。
私達、知らせてないのよ。
ケータイ持ってる事もねぇ。

夜が明ければ、私は、目覚めて、
シュガーケーキを、焼き始めるわ。
あなたのためよ。男の子達は、みんな見るだけなのよ
(・・・まだ食べたヤツいないのよ)。

私達、家庭を、持つでしょう。
あなたには、男の子。
私には、女の子。
きゃぁ~ツ私達が、どんなに幸せになってるか、解るかしらわかる?


う~っウグっ・・・おエッ・・・

どうしたん!?
おモチ食べるときは気ぃつけてや~ッて
いつも言うてるやろ!?・・・ネギ焼きにしといたらエエのに
オチャ、お茶! ハイ!お茶飲んで・・・早く!


老後は努めてモチを食べよう・・・そして、二人でお茶を!










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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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