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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

十三夜の月・・・

十三夜十三夜 今宵は十三夜、よく知られた中秋の名月の翌月には「十三夜の月」と呼ばれているもうひとつ
十三夜十三夜の名月がある。中秋の名月は、旧暦8月15日に見える月のことだが、「十三夜の月」は旧暦9月13日に見える月のことを言い、現在の暦では10月頃になり、栗が実る時期でもあることから栗名月とも呼ばれるらしい。「中秋の名月」と「十三夜の月」というふたつの名月の片方だけしか見ないのは「片見月」といい良くないこととも言われているらしい。中秋の名月は十五夜の月で満月頃になるけれど十三夜の月は満月よりも少し手前の月であり、満月よりも少し欠けた月を観ることに趣を感じるということらしい・・・未完の魅力、これぞ風流というワケなのだろう・・・すでに語り尽くされた感のある“名月談義”より、北海道新聞のこんな記事=<月から観(み)た地球は、円(まど)かな、紫の光であった、深いにおひの>(十三夜-北海道新聞[卓上四季])=に新鮮な感覚を覚える十三夜のボケ老人なのだった。







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センブリの花が咲いた・・・

senburiw2012-10-20 001 013mks 昨年より、かなり少ないけれど三草山麓にもセンブリの花が咲いた。昨年は薬用にするからと、採ったセンブリをきれいに束ねて持ち帰る人もあったけれど今年はやや少ない。昭和池の改修工事が始まり、また刈り込まれているので、昨年見ることができたモノを今年も見られるという保証はないけれど、良くも悪くも自然界の営み・・・気長に待てば復活する時は必ず来ると想う。ここ、二、三年の間に三草山界隈で観た花を書き出してみれば、コウヤボウキ、オケラ、ヤハズソウ、キキョウ、ユウスゲ、ワレモコウ、ヒキヨモギ、トンボソウ、イシモチソウ、コモウセンゴケ、ヤマトキソウ、ササユリ、ウツボグサ、カワラマツバ、オカトラノオ、ミヤコグサ、ヤマラッキョウ、ママコナ、リンドウ、センブリ、ナンバンギセル、リュウノウギク、ヒノキバヤドリギ、イヌノヒゲ、ツリガネニンジン、ヤクシソウ、サワトウガラシ、ミミカキグサ、クマヤナギ、カキラン、ショウジョウバカマ・・・ざっと思いつくままに上げてみただけでもこれだけある。三草山の自然環境も捨てたモノではない。












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イヌホウズキの小さな花・・・

inuhouzukiinuhouzuki 野草の名に「イヌ」が付けば役に立たないという意味になり、このイヌホウズキも「ホウズキ」に
inuhouzuki似てはいても花は小さく、実は付けるがホオズキのように赤くならず、果実を包む袋・・・ガクも無い。同じナス科ではあってもホオズキ属ではないし、おまけに「馬鹿茄子(バカナス)」という別名もあるというから、さげすみにも念が入っている。また、アルカロイド成分を含む毒草であり、嘔吐、下痢、運動中枢・呼吸中枢麻痺など引き起こすが、漢方では、解熱、利尿剤として用いられるらしい。他にも強壮、鎮痛、口唇ヘルペスなどに薬効があると言われ、役立ってもいる。イヌホオズキの花や姿、形によく似た花が夏から秋にかけて野山に咲き、晩秋には赤い実が目立つヒヨドリジョウゴなどの植物があり、いずれも同じナス科ナス属の花なのだった。


◆イヌホウズキ=Y.HADA'S Home Page=







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谷間の黄色い花・・・溝酸醤 (ミゾホウズキ)

mizohouzukimizohouzuki 沢から流れ込む水溜まりの縁に、小さな花が石の上を這う。過去に観たことのある花のようではあるけれど確信が持てず、調べていくうちに「ミゾホウズキ」ではないか・・・と想い当たり、過去のblog記事を検索したらミゾホウズキの黄色い花(【Aladdin's cock】)というタイトルで一件だけ見つかった。3年半も前のことだ・・・やはり同じ白髪岳の登山道脇で撮っているが季節は5月・・・図鑑などを調べてみても環境の違いもあり、花期は5~8月と比較的長いけれど10月中旬に花を撮ったモノには見当たらず、この日も辺りを探してみたけれどこの花1輪だけであった。「ミゾホウズキ (ゴマノハグサ科ミゾホオズキ属)」名前は・・・溝に生えて、果実がホウズキに似るコトから来ているらしいが、果実は未だ見たことがない。ミゾホウズキの葉には「水孔」という余分な水分を放出する管があるらしい。全ての植物の葉に備わっているわけではないらしいが、空気中の湿度が高いため、根から吸収した水分が蒸発していかない時に「水孔」から水分が放出されるという仕組みなのだ。植物体内の水分は、昼間は活発な光合成を行うために気孔が開いており、水分不足となりやすい。晴天時の午後は、根からの水分供給が間に合わず、気孔を閉じざるを得ない状態になることもあるという。何気なく眺めている植物たちの、生き長らえるための素晴らしい戦略には驚かされるコトばかり。


◆ミゾホウズキ=Y.HADA'S Home Page=
◆水孔=Y.HADA'S Home Page=






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秋へ・・・・・山薄荷の花

yamahakkayamahakka 「ヤマハッカ」、この花も見分けづらいモノとして長年やり過ごして来たけれど、やっと、コレがヤ
yokuマハッカではないか!?と、同定らしきことができるようになった。長い花穂に青紫色の小さな花(唇形花)を数個ずつ数段に付け、上唇は4裂して立ち上がり、線状に濃い青紫色の斑点がある。花びらの上に斑点があればヤマハッカ、なければイヌハッカなのだ。下唇は2裂して前へつき出し、フチは内側へ巻く。花期は9~10月。葉丙に翼(ヨク)(図版は=道草:シソ科=より転載させて貰った)と呼ばれる部分がある。同時期に咲き、同じ紫色の「アキノタムラソウ」とよく似ているけれどコチラは花が輪生するのに対して「ヤマハッカ」の花は茎の片方に片寄って集まる。名前のようなミントの香気は余りない。



◆ヤマハッカ =Y.HADA'S Home Page=
◆「薄荷のお話」=北見ハッカ記念館=



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秋丁字の花・・・

hikiokosihikiokosi 「アキチョウジ(秋丁字)」というシソ科ヤマハッカ属の花が咲いていた。コレに似た花に出会ったことは何回かあるけれど、「アキチョウジ」という名前には久しく出会っていないのではないかと、過去のblog記事を検索してみたら約2年半も前の【Aladdin's cock】 ムラサキケマン(紫華鬘)の記事の中にチラリと登場するだけで、アキチョウジの画像を投稿したコトは無かった。過去の記事にも書いているとおり、この類の花を見ただけで拒絶反応を引き起こし、キチッと分類、整理して憶えようという気がないのだ。今回「アキチョウジ」を撮り、投稿するのは初めてということになる。薄暗い林縁に美しいブルーの花を咲かせていた「アキチョウジ」には、「セキヤノアキチョウジ」というそっくりさんがあると知り、調べてみたら「アキチョウジ」は岐阜県以西、四国、九州に分布。 関東、中部地方には「セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)」が分布、といった大雑把なモノ・・・両者ともよく似ているが、違いがもっともわかりやすいのは花の付き方で、アキチョウジは花柄が短く几帳面な感じの佇まいを見せるが、他方、セキヤノアキチョウジは花柄が長くて自由で、野放図(集散状花序)な感じがする・・・こんな解説があった。


◆花序の開花順序=福原のページ(植物形態学・分類学など)=
◆アキチョウジ=Y.HADA'S Home Page= 
◆関屋の秋丁字(セキヤノアキチョウジ) : 新・四季の花







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道草も楽し、秋の夕暮れ・・・

mukagomukago 秋、山の恵みは今が盛り、野山の植物にとっても実りの季節。木に絡まったツルにはアケビの果実や、ヤマノイモのムカゴがついている。ムカゴは茎の一部が太ってできる。コレは、土の中で芋ができるのと同じ仕組みなのだ。地面に落ちると翌年の春には芽を出し、ヤマノイモとして育ち、種の存続と増殖のための戦略なのだ。ヤマノイモはタネでも増えるけれど、軽くあまり養分を持っていないので成長が遅い。その代わりに風に運ばれ遠くで芽を出すコトができるので、それぞれに特徴がある。食べれば芋と味がよく似ていてなかなか美味い。山の恵みといえば、日本原産のシバグリがある。
kurisibaguriニホングリの品種は200種以上あるといわれ、山野に自生するのはシバグリ、またはヤマグリとも呼ぶらしい。小粒で甘味が強く改良種の土台になった。今回の山歩きではイノシシも、まだやって来ていなかったせいか収穫はかなりあった。食べ方もいろいろあるようだが、ムカゴはフライパンに油を少し引き、炒りながら塩を少々まぶし、酎ハイのアテにするのがイチバン・・・美味い!!シバグリは茹で、包丁で切り目を入れてスプーンで実をえぐり出し喰ったけれど、味はともかく、実が小さいので手間がかかる。野生種のシバグリはクリシギゾウムシが果実に卵を産むため、そのまま保存すれば幼虫が大量発
kurisibaguri生するので要注意。軽く茹でてから冷まし、冷凍しておいた栗を解凍すれば渋皮まで楽に剥くことができるという記述もあった。確かに小粒でも美味しい、改良種は大きくなった分だけ味は薄くなっているように思う。ムカゴにしろ、シバグリにしても、自然の恵みを食べる楽しみもあるけれど、「収穫するコト」の楽しみはまた格別だ。木の実を拾い集めるワケだが、当然、イノシシなど野生動物たちも目を光らせているワケで、タイミングを外すとすべて食べられてしまうのだ・・・陽が傾くのも忘れて夢中になるのは老人といえども変わりはない。青空文庫で高村光太郎の「山の秋」を読んでみたけれど、文章の中に登場する何気ないコトバが、よき時代の豊かな自然を彷彿とさせ心和む・・・秋の夕暮れ。


◆山の秋 高村光太郎=Google ブックス=









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秋は、曙草・・・

akebonoakebono 曙草(あけぼのそう)という名もいいけれど、よく見れば、アリやハナアブなどが集まる黄緑色の
akebonoakebono蜜腺など、どこかメルヘンチックにデザイン?された花には、思わず「ファンタスティック!!」と
akebonoakebono呟いてしまう。「春は曙、ようよう・・・」ボケ老人の記憶はここまで・・・あとは、「夏は夜・・・ 秋は夕暮れ・・・ 冬は・・・」と限りなく透明に近い空白ばかり・・・が続く。清少納言が、“春は曙”と「枕草子」に記したのは1000年以上も前になるけれど、きょうの“曙草”は秋の花。5枚の星の形をした花びらの丸い斑点を明けの空の星に、黄緑の丸い模様を月、細かい点々を星にたとえたともあり、いずれも例えが、メルヘンチックでロマンティックな花なのだった。思わず、ファンタスティック!!と呟いてしまう。余談だが、メルヘンは花がしゃべっても登場人物が驚かず、ファンタジーは花がしゃべると登場人物が驚く、ロマンティックは……花がしゃべることはあり得ない・・・と記されていたのを、どこかで読んだコトがある。

◆6-5. 動物媒花:報酬=福原のページ(植物形態学・分類学など)=
◆6-1. 花を構成する要素=福原のページ(植物形態学・分類学など)=
◆花外蜜腺=福原のページ(植物形態学・分類学など)=



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常盤爆の花・・・

mrsksagigokemrsxsagigoke 「ムラサキサギゴケ」とばかり思い込んでいたこの花・・・よく似てはいるけれどサギゴケとは花期が違う。調べてみたらムラサキサギゴケ〈紫鷺苔〉の花期は3~6月であるのに対して「トキワハゼ(常盤爆)」の花期は1~12月と、コチラは、ほぼ1年中花が見られ、果実が爆ぜることから「常盤爆」と呼ばれているらしい。それにしてもよく似ている。それぞれの花を個別に観て、違いの判る人がいったい何人いるのか・・・観ただけでこんな植物の違いが判る人は尊敬してしまう・・・ボケ老人、秋風の朝・・・。

◆トキワハゼ =Y.HADA'S Home Page=
◆サギゴケ=Y.HADA'S Home Page=







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秋景色・・・丹波・白髪岳

nogikunogiku日陰に入れば吹く風も冷え、寒さを思い出させる山あいの道、歩く人影もなく秋色に染まる山里。
akikoakinokirinsou雑草の被い繁る草むらから野菊の花がこぼれ落ちる。こんな長閑な村の秋景色を切り裂くように赤
akinokirinsousantyou犬が走り抜けていった・・・アレッ!あれはアキコ・・・“妖犬アキコ”ではないか!口笛を吹い
susukisiragau2012-10-12 001 157sirて呼んでみれば息せき切って疾走してくる・・・アキコに間違いなし、3年ぶりに見る“アキコ”やや大人びて見えるけれど、尻尾を千切れんばかりに振り、媚を売る姿は以前と変わりはない。甘え上手は相変わらずで、先になりアトになりしながらついてくる姿には愛嬌がある。チョットした岩場を登る頃には姿を隠し呼んでも反応は無し、岩陰から茎を伸ばす小さな「アキノキリンソウ」の花がハジけるさまは、パチパチと線香花火を想わせて愛しい。山頂から見る眺望も秋へ・・・センティメンタルロマンな色を濃くする。







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野菊の花・・・シラヤマギク

sirayamagikusirayamagiku 「野菊」の季節がやってきた。「野菊」の総称は、花が大きくその彩りも多様な「菊」に対して、山野に自生するキクの仲間を“野にある菊”・・・「野菊」としたようである。そんな中にあって、シラヤマギクは花弁の数が明らかに少なく、花弁の間には隙間が目立つことで区別は容易にできる。


◆シラヤマギク=Y.HADA'S Home Page=







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閑話休題、情熱のピアニズム・・・ミシェル・ペトルチアーニ

◆映画『情熱のピアニズム』OFFICIAL SITE
◆情熱のピアニズム - こんな映画は見ちゃいけない!

映画『情熱のピアニズム』予告編


Michel Petrucciani Trio - Live in Concert - Stuttgart 1998


Michel Petrucciani-september second













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高野箒の花咲く三草山・・・

kouyaboukikouyabouki 三連休中に二度、三草山を歩いた。好天に恵まれ駐車場は満車状態。昭和池の改修工事も始
anaibansyouwaikeまったようで・・・かなり混雑していた。久しぶりに三草コースを登ったけれど陽が高くなればまだ
syouwaikeanaiban暑い・・・休憩の度に水を呷り、久しぶりに眺める昭和池は、工事のためか水が抜かれて池畔の土が剥き出しになり、こんな姿の昭和池も初めて見る。山頂までどれほど時間が掛かったか・・・下ってくる大勢の人たちに挨拶を繰り返しているうちに高野箒の花がチラホラ見え始め、また道草を繰り返し、なんとか山頂に辿り着いた。下りは「炭焼窯跡コース」からバイパス経由でビューP→「古道」と巡回したけれど、古道入り口の案内板も健在、どの道もよく利用されているようで踏み跡もよく均されていていい登山道になっている・・・いずれにせよ、この山を歩く人が多くなっているのには驚いた。






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あぜ彩る紅い花・・・

genosyokoenosyoko 丹波・白髪岳、山麓の集落を歩いてみたら、ところ変われば・・・というか、いつも見慣れている畦道
geosyokogenosyokoとはかなり様子が違う。名も無き野草たちは、見慣れてはいても名は知らず、一括りにして「雑草」と呼ばれ、邪魔になれば刈り払われたり、除草剤のお世話になったり・・・かなり悲惨な目に遭っているようなイメージがあるけれどキツネノマゴ、ツユクサ、ハグロソウ、カタバミ、イヌタデ等が出揃った上に、ゲンノショウコの紅い花までが咲きそろえば“雑草”で括るには忍びない・・・派手な花が、これ見よがしに咲き乱れる庭園などより、より「庭園」であり、美しい・・・丹波の秋。









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淡いブルーの可愛い花・・・

turiganeninjin2turiganeninjin2 夏の終わりから秋へ・・・花の少ない時期の草むらで見かければ、思わずハッとさせられ、手で触れたくなるような花・・・華やかではないけれど、その佇まいが醸し出す清楚な空気に包まれた花「ツリガネニンジン(釣鐘人参)」・・・朝露に濡れた淡いブルーの花はコトに美しい。こんな可愛い花も、植物学的には変異が多く複雑この上なし・・・物忘れが酷くなったボケ老人、一度ならず二度までも、お尋ねサイトに尋ねてみたら二度とも「梨の礫(つぶて)・・・」何時間、いや何日経っても応答無し。どうも「ツリガネニンジン属」に関するコトはクロート筋でもタブーになっているらしいのだ・・・我が身のボケ具合に、ナンともやりきれなく苦々しい気分に追い込まれたのも、「ツリガネニンジン属」の可愛い花なのだった。如何にボケが酷くなったとはいえ、二度?いや三度、同じ“愚”を踏むことは無いハズだ・・・。


◆不可思議な・・・釣鐘人参(【Aladdin's cock】 20101026)
◆キキョウ科=Y.HADA'S Home Page=
◆ツリガネニンジン属の植物 Adenophora=NAGY版植物図鑑=












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溝蕎の花・・・

mizosobamizosoba ソバの白い花が咲く頃には、同じタデ科植物の雑草群も咲き始める。ミゾソバ、イヌタデ、オ
mizosoba2mizosoba2オイヌタデ、アキノウナギツカミ、ギシギシ、イタドリ、スイバ・・・etc が次から次へと咲き競い、畦や溝の側はタデ科雑草で溢れる。今は「ミゾソバ」の花がよく目立ち、近寄ってみれば金平糖に似て美しい。花弁に見える部分は萼で花弁はない・・・これはタデ科植物の特徴のひとつでもあるらしい。


◆タデ科=日本の水生植物=
◆ミゾソバ・シロバナミゾソバ=西宮の湿生・水生植物=
◆そば畑周辺の『そばの仲間』たち=蕎麦のルーツと親戚=







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山あいの池はなやぐ睡蓮の花・・・

hitujigusahitujigusa 「睡蓮」といえばモネの連作をイメージしてしまうけれど、スイレン科スイレン属の花は世界に何
hitujigusahitujigusa十種類もあり、日本には古来より生育し、ヒツジグサ(未草)と呼ばれている一種のみで、やや小
hitujigusahitujigusa型の白い花を付ける。「睡蓮」と聞いてイメージする大型の睡蓮は、明治以降に輸入された園芸
hitujigusahitujigusa種で在来種の未草(ひつじぐさ)も含め、広く「スイレン」と呼んでいるのだった。未(ひつじ)の刻(午後2時頃)に花が開くと考えられていたために「未草(ヒツジグサ)」の名があり、実際には午前中から夕方まで咲いている。今日の画像は、たまたま通りかかった山間の池で撮ったモノだが、日没間近の水面をひときわ華やかに彩り、目を惹く・・・思い込みが想像力の幅を狭めてしまうことはよくあることだけれど、これほど群生する「未草」は初めて見た。



◆ヒツジグサ=Y.HADA'S Home Page=
◆ヒツジグサ-西宮の湿生・水生植物-

【睡蓮と蓮】

◆ハスの特徴は
浮き葉(水面に浮いた葉)と立ち葉(水面より高く上がる葉)があり、
花は水面より高く上がり咲く。
葉の表面には撥水性があり、水を掛けるとコロコロと水玉になる。

◆スイレンの特徴は
浮き葉のみで、(熱帯スイレンの中には立葉のように見える物があるが、さほど高く水面を出ることはない。)
花は水面で咲き、(これも熱帯種の中には水面より出て咲くものがあるが、ハスほど高くはない。)
葉に撥水性はない。













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香味野菜、茗荷の花・・・

myougamyouga 「茗荷」の花・・・香味野菜として知られるミョウガは、ショウガ科ショウガ属、薬味として育てられる代表的な植物でもある。半日陰のジメジメとした一画にあり、茎の根元に出した花穂を摘み、冷奴の薬味や衣をつけて天麩羅、甘酢漬け、味噌汁の具、酢の物、素焼きなどいろいろな食べ方があるようだが、私は甘酢漬けで食べたが、なかなか風味があり、俗にいう大人の味がする・・・広辞苑にはこんな記述があった。

みょうが【茗荷】 メウ‥
(メカ(芽香)の転という)
(1)ショウガ科の宿根草。高さ50~80センチメートル。林下に自生し、庭などに栽培。葉は広披針形でショウガに似る。夏に根元から広楕円形の花穂を出す。芳香を有し、若い花穂をみょうがたけ・みょうがの子などといい、薬味・漬物として食用とする。「茗荷の花」は(季)秋。〈文明本節用集〉
(2)(俗説に、を食すると物忘れし、また愚鈍になるともいうところから)愚か者。阿呆。
(3)茗荷の花穂をえがいたもの。→抱茗荷(だきみようが)。

喰えば物忘れがひどくなり、愚鈍で阿呆に・・・因みに「抱茗荷」が家紋でもあるエロボケ爺は理屈抜きの愚か者・・・。

◆茗荷の宿=(チューさんの野菜ワールドと今昔ばなし)=
◆みょうが(茗荷)=地産地消を楽しむ=
ミョウガを食べると=有機八百屋の虹屋=




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薬草、金水引・・・

kinmzhkkinmizuhiki キンミズヒキの別名には、仙鶴草(せんかくそう)、竜牙草(りゅうがそう)などがあり、薬としては万能で、中国では下痢止めや赤痢の特効薬として重宝されたらしい。根を煎じると、うるしかぶれ、皮膚炎などにも効くと言われている。この「仙鶴草(せんかくそう)」という名前の由来にも、チョット疲れるイカにもウソ臭い話が語り継がれているので転載した。

 二人の書生が科挙の試験を受けるために都へ向かう途中で、砂漠に迷い込んでしまいました。一人の青年がのぼせて鼻血を出して止まらなくなりました。困っている二人の頭上を一羽の鶴が飛んで行きました。鼻血を出している青年が鶴に向かって大声を出したため、驚いた鶴がくわえていた野草を落としました。もう一人の青年がその草を拾ってきて、鼻血を出している青年に渡しました。鼻血を出している青年がその草を噛んでいると鼻血がすっかり止まりました。二人は道を急ぎ、試験に合格し、数年後に役人になりました。
 二人は、あの薬草を探し出したいと思い、薬草の形を思い出して絵に描き、部下の役人に探し出させました。見つかった薬草は、羽毛のような形の葉をつけ、秋に白い花を咲かせ、血止めによく効きました。二人は、鶴が仙人の草を届けてくれたと思い、この薬草に仙鶴草と名付けました。

◆キンミズヒキ バラ科/キンミズヒキ属=Y.HADA'S Home Page=











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毒ある花・・・溝隠

mizokakusimizokakusi 「溝隠」は水田雑草ともいわれ、溝や田の水溜まりに溝を隠すほど繁ることから名付けられ
mizokakusimizokakusiた。また、田の畦に筵を敷いたように生える様子からアゼムシロ(畦筵)とも呼ばれているけれど、最近では見ることが少なくなった雑草、植物のひとつではないかと思う・・・当然、「溝隠」もあるところに行けばあると言うことも解るけれど、数年前まで眼にしていたほど日常的に見るコトがなくなったのも確かなのだ。特徴のある変わったカタチの花は、毒ある花「サワギキョウ」と同じキキョウ科ミゾカクシ属で毒草なのだった。言われてみればサワギキョウの花と少し似ているようにも想う。






◆アゼムシロ=Y.HADA'S Home Page=
◆キキョウ科=Y.HADA'S Home Page=
◆毒ある花・・・(【Aladdin's cock】)
◆花手折る・・・(【Aladdin's cock】)
◆毒草・沢桔梗の花・・・(【Aladdin's cock】)








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紫蘇科の悩ましき花たち・・・

himejisohimejiso シソ科の植物が花を咲かせる頃になると、写真を撮っている内に、どれが何なのか・・・撮っ
inutoubanainutoubanaたのか未だ撮っていないのか・・・などと分別がつかなくなってしまうのは、いつものコト。現物を並べて見比べれば違いを見極めることも可能ではあるけれど、あぜ道や林縁など雑多な植物が生えている中で目視による確認、同定ともなれば苦しいモノがあり、未だに手こずっているのがシソ科の花・・・悩ましい花たちなのだ。


◆ヒメジソ=松江の花図鑑=
◆イヌトウバナ=Y.HADA'S Home Page=
◆シソ科=Y.HADA'S Home Page=







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名月の 姿おぼろに 名残り月・・・

turuboturubo “中秋の名月”を掻き消すようにやってきた台風も早々と通り過ぎ、早朝の通りに出てみ
kouboumugihamaniganaれば薄モヤの向こうに見え隠れする名残り月・・・台風一過、ひときわ濃くなった秋色の景色に「名月や ああ名月や 名残り月・・・」と、思わずひとひねり・・・。“中秋の名月”のコトは台風のニュースを見るまで全く知らなかったというのが正直なところで、朝の“名残り月”もカメラを取りに戻っている間にベールの向こうへ雲隠れという不様な状態に追い込まれ、昨日、知人より頂戴した明月堂の銘菓「名月」を食べながらお茶を濁すという寒い朝になってしまった。“中秋の名月”は逃しても名月はまだある・・・名月と言えば“中秋の名月”が有名だが、「十三夜の月」と呼ばれる名月があり、もうひとつ主として東日本で知られている旧暦10月10日の十日夜(とおかんや)もある・・・とwebで教えられメモる↓

・中秋の名月(旧暦8月15日)……9月30日(日)
・十三夜(旧暦9月13日)……10月27日(土)
・十日夜(旧暦10月10日)……11月23日(金)

今日の画像は「名月」とはなんの関係もない。浜辺で見た「ツルボ」「コウボウムギ」「ハマニガナ」と“夏の名残り花”を並べた。

◆ツルボ=Y.HADA'S Home Page=
◆コウボウムギ=Y.HADA'S Home Page=
◆ハマニガナ=Y.HADA'S Home Page=




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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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