Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

メタリックカラーのレトロな飛翔・・・

チョウトンボチョウトンボ 人間社会にもいろんな人たちが居てバランスがとれているように、自然界を構成する生物もそれぞれに個性的な形態や生態をもちながら、その生物が存在しなければバランスが崩れ良からぬことが起こったりするような絶妙のバランスの上に成り立っているコトばかりのように想えるのだが、人間はナントカ学と称して好き勝手に分類してしまうけれど変わり者は存在する・・・このチョウトンボもそんな種のひとつではないのか・・・。その形態や習性がいかに変わったモノであったとしても、長時間にわたる進化を経て充分に洗練された結果であるはずなのだ。重そうな翅をヒラヒラ羽ばたかせながら、いかにもレトロな飛翔を見せてくれる。角度が変われば、ありとあらゆる色に変わるその翅は、ステンドグラスを見るようなメタリックな色彩に酔わせてくれる。“異形”といっても過言ではないスタイルを現在まで維持し続けてきた“チョウトンボの歴史”に「語り尽くせぬ物語」を膨らませている・・・ボケ老人、妄想の夏。





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美しい国の、うつくしい花・・・

キバナノマツバニンジンキバナノマツバニンジン「キバナノマツバニンジン」「ハナハマセンブリ」「ハリエンジュ」・・・よく行く里山の麓で見かける外来植物三種。私自身も「外来植物」などと偉そうな口をきいているけれど、外来種の何処がいけなくて、在来種はなぜ悪くないのか・・・外来種にいいところはないのか・・・といったこともよくわからぬまま「外来種」というコトバを使っているように思う。まだ他に、「帰化植物」というコトバもあったりして拘り始めるとややこしい。バブル真っ盛りの頃はといえば、開発一辺倒で山という山には、植林、ショクリンと、右へならえで同じような木を植え、ミドリ豊かな国土になることに何の問題があろうか・・・と。そんな、ミドリ豊かな美しい国ニッポンも、バブルがはじけると手のひらを返すように“自然保護”の大合唱・・タチの悪いハヤリ病の名前かいな?と想うほど、ネコもシャクシも二言目には「エコ、エコ・・・」とのたまうではないか。外来種が繁殖し始めると生態系まで狂ってしまい大変なことになる・・・などと言いながら、挙句の果ては、辺り一帯がそのままで“大自然そのもの”の真っ只中にアジサイを植えて“アジサイロード”などとネーミング、ご親切に設置された立派なベンチにも鳥の糞が落ちているだけで誰も利用した形跡がない。それでも「エコ」と「自然保護」の掛け声は大きくなるばかり
アカバナハリエンジュ「大自然」は「人間が保護」できるほど甘くはないことぐらいはエロボケ老人にも想像はつく・・・いつの頃からか、この国には「でんき予報」なるものがテレビの画面に登場するようになった。止まっている原発が動き始めるまではどの電力会社もやるらしい。何処へ行くのか、右へ倣えの国の美しい景色・・・何処へ行っても同じ花が咲く“美しい国”になるのもそう遠くはないような気がする。気分の滅入りそうな話はこれくらいにして、“昔の人は偉かった”話を・・・現代の「自然保護ブーム」とはチョット違うと想うけれど、南方熊楠(ミナカタ クマグス)こそエコロジストといえる人ではないのか・・・民俗学者でもあり、植物学者でもあった「南方熊楠」はパルモグレアという藻で、空気中の窒素を固体に変える研究をしていたらしい。植物の生育には欠かせない肥料のひとつ“窒素”をただ同然で手に入れようという研究なのだ・・・もしこの研究を成功させていたら化学肥料のない時代、南方熊楠は世界の農業を支配していたに違いない。そして、もし彼が庭師だったらハリエンジュ(ニセアカシア)で窒素を作ろうと考えたに違いない・・・ニセアカシアをはじめとするマメ科の植物の多くは、その根に根瘤バクテリアがつき、その根瘤バクテリアが空気中の窒素を、植物の吸収できる固体にするコトは現代ではよく知られた話なのだけれど、南方熊楠の試みは、生産性とか合理性であるとか、効率優先の、現代では、まるで屁のような話なのかも知れないけれど、“美しい国”の先を暗示する興味深い話ではある。また、南方熊楠についてはこんな話もあったので、抜粋転載させてもらった。

1909年(42歳)、熊楠は『神社合祀(ごうし)反対運動』を開始する。明治政府は国家神道の権威を高める為に、各集落にある神社を1村1社にまとめ、日本書紀など古文書に記載された神だけを残す「神社合祀令」を出した。この結果、和歌山では3700あった神社が強制的に600に合祀(統合)され、三重では5547が942まで激減した。しかもこれにはビジネスの側面もあった。神社の森は樹齢千年という巨木もあり、これが高値で売れたのだ。廃却された境内の森は容赦なく伐採され、ことごとく金に換えられた。

熊楠は激怒した!樹齢を重ねた古木の森にはまだ未解明の苔・粘菌が多く棲み、伐採されると絶滅する恐れがあった。「植物の全滅というのは、ちょっとした範囲の変更から、たちまち一斉に起こり、その時いかに慌てるも、容易に回復し得ぬを小生は目の当たりに見て証拠に申すなり」。熊楠は“エコロジー(生態学)”という言葉を日本で初めて使い、生物は互いに繋がっており、目に見えない部分で全生命が結ばれていると訴え、生態系を守るという立場から、政府のやり方を糾弾した。
※当時は誰も「生態系」という概念すら持っておらず、熊楠が「日本最初のエコロジスト」と呼ばれる由縁だ。
(南方熊楠の生涯)


◆南方熊楠(みなかたくまぐす・1867~1941)(田辺の偉人)
◆キバナノマツバニンジン(アマ科 アマ属)(植物生態研究室(波田研))
◆ハナハマセンブリ (リンドウ科シマセンブリ属)(花*花*flora)
◆ハリエンジュ(ニセアカシア)(マメ科 ハリエンジュ属)
植物生態研究室(波田研)




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Baloon flower・・・桔梗

キキョウキキョウ 「桔梗」・・・今更とやかく言う必要もない花で、その在りようはクッキリとして凛々しく映り、よく知られた「秋の七草の歌(山上憶良)」では「朝顔」として登場しているけれど、当時では、現在アサガオと呼ばれている植物は、未だ日本には入ってきていなかったらしい。また、“秋の七草”ではあるけれど実際には6月末~8月にかけて咲くことが多い。普通の花は隣同士の花弁は折り重なっていて、その重なった部分を開きながら開花するけれど、キキョウは蕾から花弁はピッタリと着いたままで蕾の容積も大きくなっていくので風船のようになり、英語では“Baloon flower”・・・風船花と呼ばれている。キキョウ膨らんだ蕾を指で圧迫すると、パチッと音をたてて砕け散るらしいのだが、まだ試したことはない。この花の変わっているところは受粉の方法で、自家受粉による“近親相姦の不具合”を回避するためのシステムを備えている。先ず、雄蕊だけが先に成熟して花粉を露出させ、すぐにその役目を果たすと萎れて花弁の方へと倒れる・・・訪れた昆虫が花弁に付いた花粉にまみれ、花粉がすっかり無くなる頃に雌蕊が成熟して他の花の花粉を付けた昆虫から受粉するという戦略であり、コレを“雄蕊先熟”と呼び、これで自家受粉は完璧に防げる・・・との記述があったけれど、雄蕊の花粉にまみれた昆虫が必ず他の花の雌蕊に行くとは限らないのでは・・・と、どうでもいいことにツッコミを入れたくなってしまうエロボケ・天の邪鬼老人・・・真夏日の昼下がりなのだった。

秋の七草に名を連ね、どこにでも咲いている印象があり、決して“珍しい花”という印象はない。だが、よく見掛けるのは、殆どが栽培されたもので、自生しているものは少ないらしい。近ごろではキキョウも、絶滅危惧種としてレッドブックにも載る時代になったらしい・・・古名、おかととき。きちこう。

◆キキョウ(キキョウ科 キキョウ属)(植物生態研究室(波田研))
◆キキョウ科(植物生態研究室(波田研))




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ポトラッチな花・・・トンボソウ

トンボソウトンボソウ シーズンになると三草山ではトンボソウをよく見かける。トンボソウを撮るときにいつも思う
トンボソウトンボソウのは、数あるトンボソウの仲間の内でコレは一体どれに当たるのか・・・などと考え始めると気が重くなってしまうのだ。それに、100mmマクロレンズで薄暗い木陰に咲くトンボソウを撮っても、まっとうな写真が出来たためしはない。無論、不出来はカメラやレンズのせいではなく私の力量不足の結果なので文句も言えず・・・とにかくトンボソウを眼にする頃になると気が重い。今回も何とか撮影はした・・・チョット変わった動きを感じさせる小さな花にジッと眼を凝らしている内に「※トーテムポール 」を見ているような妄想に囚われ、ついでに悪乗りしてみたら「※ポトラッチ )」が現れ、その昔は甚(イタ)く関心を持ったことのある※G・バタイユが登場し、その難解さ故に未だに本棚で誇りを・・・いや、ホコリを被って鎮座まします 『呪われた部分』G.バタイユ(生田耕作訳)(二見書房 1973)が登場するかと思えばアノ「ゲージツは爆発だ!」の※岡本太郎 まで現れ、ポトラッチからエロティシズムへと展開、一気にパワフルなゲージツ談義にまで発展するという意外な展開に「トンボソウのシーズン」も悪くはないゾ!と気を取り直すエロティシズム老人・・・蒸し暑い夏の宵。

◆G.バタイユ(-知識遊戯的錬金術の館-)
◆岡本太郎(Wikipedia)
◆ポトラッチ(Wikipedia)
◆「今日はみんなでポトラッチしよう」(諺と格言の社会学)
◆日本国民が狂奔した〝無駄遣い 〟の奇習は終わったのか?
(ポトラッチ とは?)
◆トーテムポールを立てる際には、必ず「ポトラッチ」(インディアンLife)
◆バタイユ著作集(Amazon.co.jp)








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涼しさ運ぶ白い花・・・ときじきふじ

ナツフジナツフジ ナツフジという花がある。取り立てて言うほどの特徴があるわけでもなし過去に観ていても、見たことを忘れてしまいそうになる・・・よく見れば、それほど長くもない蔓に、さり気なく付けた真っ白の花が清潔感を漂わせて爽やかなのだ。ともすれば見過ごしてしまいそうな花ではあるけれど・・・美しい。このようなさり気なさが、古人に歌を詠ませてしまったのかも知れない。 ヤマフジなど普通のフジは、5月から6月の初夏に咲く花ですが、これは夏に咲いているので「ときじきふじ(非時藤)」と言われ、・・・フジの季節でない時期に咲くフジの意味・・・ナツフジは関東以西の暖地に自生するつる性の木本植物で、花が土用のころに咲くので、「ドヨウフジ」の別名もある。花穂はヤマフジのように大型ではなく、10センチ程度の長さで、白い花をさかせる。これは花もちが良くて、何日も咲き続ける。

原文と読み:
 吾屋前之 非時藤之 目頬布 今毛見壮鹿 妹之咲容乎
 
 わがやどの ときじきふぢの めづらしく
        いまもみてしか いもがゑまひを
(大伴家持)
                          万葉集巻8-162

意味: 季節はずれに咲いた藤の花。藤の花が微笑むのです。
            それを見ると、あなたの微笑みがみたくなる・・・




◆ナツフジ (マメ科 ナツフジ属)(植物生態研究室(波田研))















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囁き草のささやき・・・

タケニグサタケニグサ 「タケニグサ」別名、囁草(ささやきぐさ)ともいわれているらしいが、どのあたりが何をどう囁くのか・・・大づくりのコノ植物の姿からは想像も出来ないような呼び名ではある。小さな花が咲いた後、豆のさやのような果実(さく果)をつける。この果実が風に揺れるとカサカサと響くらしい・・・この音が“ご先祖さんの囁き”に聞こえるので盆花としても使われていたらしい。ちょっと風変わりな姿から外来種と考えられていたらしいが、日本古来からの背丈の大きな草で、ちょうど今頃が、花が終わり果実(さく果)が囁く頃になり、夏真っ盛り!!また、種子にオマケ(エライオソーム・種枕)をつけて、アリに運んでもらうアリ散布植物でもある。畑の周辺や道路の法面のような不安定な所にいち早く進出する植物群を先駆植物と呼ぶらしいが、タケニグサはその代表的な植物で、町なかの造成地等にしばしば顔を出し、その大きな異様な姿で人目を引き、雑草が生い茂り始めると先駆植物の常としてその姿を消す。帰化種のように見えても日本に古来からある花なのだった。

◆アリ散布植物(エライオソーム)(46 植物豆知識あれこれ・・身近な野草)

また、漢方薬局のサイトにこんな記述もあった・・・。

タケニグサは、別名ササヤキ草とかチャンパギクとも言われていますが茎を折ると黄色の汁が出てきます。これを、水虫にじかにつけますが、葉と茎、根を水で煮出してエキスを取り、それで水虫の個所を洗うのも良い方法です。煮出す時には、始めの量の半分に汁が煮詰まるまで、コトコトと煮出します。冷めてからビンに入れ、蓋をピッチリしておきます。

 (効用)
 黄色の汁の中にはプロトピンやザンギナリンなどのアルカロイドが含まれていて、コレが水虫の治療に有効です。非常に成分が強いので、水虫以外の皮膚には絶対につけないように気をつけてください。

(頑固な水虫にタケニグサのエキス
[熊野古道、千年ロマン、ツルカメ堂へ、薬草健康マガジン]
)






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天空にらむ螺旋花・・・

ネジバナネジバナ 野生ランが次々と姿を消す中で、ネジバナだけは現在でも芝生の中や草原等、身近な所
ネジバナに常に見られるラン科の野生ランである。日本に自生する野生ランにはシュンラン、シラン、キンラン、ギンラン、エビネ、サギソウ等、ネジバナ以外にも野生ランは生育しているけれど、身近に野生で見る機会は、ネジバナ以外では少なくなっている。日当たりの良い野原や芝生の中に生え、花は赤味がかったものからピンク系、稀に白花もあるらしいが、私はまだお目に掛かったことがない。万葉集に「ねっこ草」として登場するほど日本に古くから自生する野生ランのひとつといわれているけれど、小さいのでランの花にはとても見えないが、これでも正真正銘のランなのだった。花がラセン状に捩(ねじ)れて咲くので、ネジバナの名があり、右巻きも左巻きもあるらしい。別名モジズリとも言われていて、福島県信夫(しのぶ)郡名産の「しのぶもじずり」の乱れ模様の織物に由来し、百人一首に有名な歌がある・・・「みちのくの 忍ぶ(信夫)もじずり 誰ゆえに 乱れそめにし 我ならなくに」・・・(しのぶもじずりのように私の心はちじに乱れています。あなたのせいですよ!。)その昔、浪費階層(貴族階級)の人たちの遊び上手は、洋の東西を問わず優雅なもんですなぁ・・・。

 ◆ネジバナ (ラン科 ネジバナ属)(植物生態研究室(波田研))










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山風の午後・・・夕萓の時

2012-07-17 172_Rユウスゲ もう咲き始める頃ではないかと気になっていた花、「夕萓(ユウスゲ)」を“猛暑日”の午後、観
2012-07-17 277_R2012-07-17 180_R察に出かけた。広い原っぱを歩き回りやっと見つけたユウスゲの茎は50cm~100cm位に伸び、まだ若いモノを含めても約30~40本はあった。昨年と比べてかなり増加し、辺りは群生の雰囲気すらある。何本かにはつぼみも見られるが、容赦なく照りつける太陽に開花はほど遠く、つぼみは固く閉じたままだった。夕方から咲き始め、夜明けとともに閉じる一日花といわれている「夕萓」・・・咲き始める夕方とは何時頃になるのか・・・夕方まで待つことにした。こんな日のコモウセンゴケやトンボソウはどうなっているのか・・・珍しい植物は出ていないか・・・暇つぶしに見て回ったけれど珍しいモノは何もなし。結局、3時間余り待った5時過ぎから、再度、夕萓の群生する辺りまで行ってみたら、開花しているではないか・・・レモンイエローの見事な花を開花したモノが数本あった。夕方とはいえどもこの時期の五時半頃では、太陽もまだ高く、やや西に傾いてはいても強烈な日照りに何ら変化はないと思うのだが・・・どのあたりで“夕暮れ”と判断しているのか自然の営みとはいえ、“不思議のネタ”には尽きることがない・・・「夕萓(ユウスゲ)」は、確かに夕方から咲き始めるのだった・・・夕萓の時・・・山風の午後。


◆この匂い、生娘の匂いやない・・・コレは愛人の匂いやねぇ・・・
(ユウスゲな日の“夕萓の君”・・・【Aladdin's cock】)
◆ムシ集(タカ)る・・・夕萓の朝(【Aladdin's cock】)
◆ユウスゲ ユリ科ワスレグサ属(植物生態研究室(波田研))








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花ひらくときを待つ・・・夕萓のとき

夏空2012-07-16 029_R  雨が少し降ったかと思えばカラリと晴れ上がり、梅雨もこれで終わりかと思えば、台風が
ユウスゲユウスゲ続いて通り過ぎる。目まぐるしく変わる空模様と連日の真夏日にウンザリしていたら、日本列島一斉に“梅雨明け宣言”・・・群馬県の高崎では、非公式ながら42.5度を温度計が表示するという猛暑日以上の“爆暑日”とでも言えるような記録的な気温になったようである。夜のTVニュースを見ていたら、昨日の猛暑は、世界中の主要都市の中でもトップだったとか・・・とにかく極端な自然現象に翻弄され続けている“天災列島”何処へ行く・・・天災だけではない。この国には“笑えぬ茶番”が罷り通り、「安全神話に彩られた人災」もまだ罷り通りつつあり、「何処へ行くサクラ列島ニッポン!」それでも自然界が垣間見せる“美しさ”には心安らぐことも少なからずある。気になっていた「ユウスゲ」が花咲かせる頃になっていたけれど、開花するには少し時間が早かったようなので夕方まで待つことにした。ボンヤリと“ただ待つ”吹く風や野鳥の声を聞きながら開花の時を待つ・・・なんとも贅沢な、梅雨明けの日の午後なのだった。









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夏の虫・・・ウスバカミキリ

カミキリムシ2012-07-15 033_R 「ウスバカミキリ」・・・成虫は盛夏の頃に現れ、他のカミキリムシと発生時期は変わらないらしい。カミキリムシの中では大型であり、そのライフサイクルは二年以上に及ぶといわれている。食樹も広葉樹から針葉樹まで多岐に渉り、何でも喰うらしい。幼虫時代は枯死した切り株などを喰うあらしい。深い孔を掘り50cmにも及び、深い孔を掘ればキツツキなど野鳥も、簡単に捕食することはできないということらしい。夜行性で、昼間は木の陰や隙間などの潜み、ジット動かずに休んでいるらしい。クワガタやカブトムシと同様、樹液を好み、比較的好戦的で掴もうとすれば大きな顎で噛み付こうとする。この夏に入って、初めて見る昆虫らしい昆虫なのだが、何を間違えたか熱い日中の舗装路にポトリと落ちてきたのだが、同じ場所でツマグロヒョウモンを二頭目撃、絶対数はかなり少ないけれど虫のシーズンがやってきたらしい。

◆ウスバカミキリ(昆虫エクスプローラ)











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梅雨の晴れ間に・・・北摂の山

北摂の山北摂の山 北摂の山を歩いた。あまり馴染みはないけれど、この日、歩いた「大岩岳」は二度目になる。
北摂の山モノクロ北摂の山さほど高さのある山ではないが大勢の人に親しまれているいい山なのだった。梅雨の晴れ間に見る山は夏色・・・澄んだ空気の向こうに起ち上がる山々の姿は理屈抜きに美しい。狂ったパソコンの再生に不眠不休?の日々を過ごし濁った眼が洗われる・・・なんとか動き始めたバツイチパソコンで、また、山遊びを始めるエロボケ老人の夏は、それでも熱く爽やかなのだった。









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不思議の国のダイアン・・・

D.AD.A 「異形の誘惑」などと格好を付けたフレーズを弄んでいたら、1971年に自殺したアメリカの女
D.AD.A性写真家“ダイアン・アーバス”が、「毛皮のエロス」~ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト~といったタイトルで映画になっていたらしいのだが・・・全く知らなかった。映画の解説などを少し読んでみたけれど事実に基づいたアーバスとは少し違うようだった。アーバスと言えば、1973年6月に東京・池袋の西武デパート特設会場で開催された「ダイアン・アーバス写真展」を何を差し置いてもといった風で観に出かけた。当時、かなり話題を呼び観客も相当動員したのではなかったかと想う。会場で買った写真展の図録(¥2,000.-)を探し本棚から引っ張り出したけれど、当時から、かなり過激に観ていたのでその草臥れ具合にも年季が入っている。中身は“異形の人たち”の
D.AD.A写真が約80点・・・何れの写真も不思議なパワーで惹き込まれてしまうのです。これらの中にヌーディストキャンプで撮影された数枚の写真には局部に黒インクで無神経にも「■ マーク」が刷り込まれていて、時代掛かった“検閲マーク”が目障りで気に入らず、バターを少し載せては軽く、優しく「■ マーク」を撫で続け、摺り消したのを思い出した。今想えば、夜、布団に入ってからシコシコと裸の男女の股間にバターを擦り込み、本を傷めないように、黒インクを少しずつ消していく・・・気の遠くなるような暗い作業・・・この写真集にこそ、股間にインクの前張りなど無用なのだった。かつて、小泉・竹中路線で盛んに煽り立てた“新自由主義”という革新的?な思想には欠かせない・・・
D.AD.A人間が単なるDNAの集合体であるという考え方や、そこから、他に比べても劣る遺伝子を持つ人間は存在価値がない・・・といった優生学的価値観にも繋がり兼ねず・・・ダイアン・アーバスは、文字通り“異形の人たち”の誘惑に乗ってしまったのだろうか・・・しかし、こんな記述もあった・・・レスリー・フィードラーの『フリークス』の第5章「美女と野獣――醜さのエロス」は、こんな文章で始まる。「あらゆるフリークは、程度の差こそあれ、いずれもエロティックなものとして受け止められている。実際、異常性は一部の「ノーマルな」人間のうちに、この究極の他者をただ眺めるだけではなく全的な肉体感覚において「知りたい」という誘惑を引き起こすのである」・・・と。また、映画の中
D.AD.Aのダイアン・・・「不思議の国のダイアン」は「成長することをテーマとするこのお気に入りの本を、彼女は大人になっても何度も読みかえし、謎々を暗記し、無限につづく異常なものたちの王国をそらんじていた」。「アリスのように、ダイアンはいつも疑問を抱いていた。何が正常なのか? 何が異常なのか? 何が動物的で何が人間的なのか? 何が本当で、何が見せかけなのか? ダイアンにはまったく確信が持てなかった」・・・のだった。とにかく、ことあるごとに物議を醸す凄い写真展や写真集であることに間違いない。なによりこの写真展をコーディネートしたのは「カメラ毎日」の編集長でもあった山岸章二氏である。当時のエロボケ爺は、山岸章二氏の難解な文章をなんとしても読み砕かなくては「取り残される・・・」といった強迫観念に取り憑かれていたように想う。しかし、山岸章二氏も6年後の1979年7月20日に事務所で自殺している。


◆ダイアン・アーバスを読む試み
◆ダイアン・アーバス:ヒューマニストかそれとも覗き見趣味か(:MikSの浅横日記:)
◆ダイアン・アーバス(Diane Arbus)プロフィール
◆ 写真が熱かった時代 『カメラ毎日』と山岸章二(3)
【コラム】Photologue - 飯沢耕太郎の写真談話 (34) マイナビニュース
◆ダイアン・アーバス作品集1973年6月(本のとびら:adv.yomiuri)
◆「ヘア」と「耽溺」と「裏切り」の誘惑、「毛皮のエロス」(アメリカ/2006年)

- 読書と映画をめぐるプロムナード
◆フリークス (映画)( Wikipedia)
◆フリークス(マニア)(- Wikipedia)











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異形の誘惑・・・草花火

コモウセンゴケコモウセンゴケ葉 三草山でイシモチソウを初めて観てから3年にはなり、この夏はコモウセンゴケにも出会ってしまった。どちらも、痩せた土地で小さな花を咲かせながら葉先の腺毛から粘液を分泌し、集まってくる小さな虫を絡め取り養分を吸収するといわれているけれど、いわれているほど虫が集まっているようにも想えないし、モウセンゴケの仲間は花も咲かせるし実も付ける高等植物(被子植物)なのだった。仮に種子を作ることが出来なくても株別れや根からの発芽によって子孫を残そうとし、更に土中に埋もれた「葉」の一片からも発芽するしたたかさも持ち合わせていて、そのたくましい生命力には驚かされる・・・コモウセンゴケ葉コモウセンゴケ葉他の植物が生育し難い痩せた湿地に生きているからこそ、尚更のことなのだ。それにしても、見れば観るほど、そのスガタ、カタチの不思議な成り立ちに思わず「ファンタスティック!!」なのだった。異形のモノ、フツーでないモノ、グロテスクなモノには少なからず心惹かれるモノがあり、異形であるが故に価値観までが覆され“畏敬の念”に囚われてしまうことすらあり得ることなのだから・・・。イシモチソウにしろ、コモウセンゴケにしても、その特異なスガタカタチは成る可くしてなった進化のカタチなのだろう・・・ややもすれば、その“異形”故に忌み嫌われることもあろう“異形のモノたち”の、そこに至るまでの時間を想うとき、ドラマティックな妄想は膨らむばかり・・・あらためて異形に眼を凝らす夏の夕暮れ。

モウセンゴケの仲間 <日本産>

日本に自生しているモウセンゴケの仲間は7種類です。いずれも湿原や湿地に生育しています。極北から南下し日本では3カ所でしか見らず尾瀬を代表するナガバノモウセンゴケと九州まで分布を広げ一般的にみられるモウセンゴケの2種類は暑さに弱く寒さに強い種で、栄養分をためた冬芽をつくり雪の下、氷の中に閉じこめられて越冬します。熱帯から北上して分布するものはナガバノイシモチソウ、コモウセンゴケ、イシモチソウがあり暑さに強く寒さに弱いので生育北限は福島県か関東地方です。イシモチソウは生育期間の短い植物で4月から7月まで地上部が見られますが、真夏には豆粒のような塊茎を地下に作り休眠します。種子でも増殖しますが親株になるのに3年程かかります。ナガバノイシモチソウは4月頃発芽し10月まで生育を続け種子で越冬しますが熱帯では多年草です。トウカイコモウセンゴケは伊勢湾周辺に自生し、コモウセンゴケは福島県まで広く自生して紅色の花を咲かせますが、沖縄県では白花です。暖地に生育するため冬芽は作りませんがいくらか小型化し年中生育しています。
食虫植物のナガバノイシモチソウ

                   

◆コモウセンゴケ (モウセンゴケ科 モウセンゴケ属
(植物生態研究室(波田研))
◆捕虫葉から発芽(愉快なサンショウウオたち: コモウセンゴケの葉伏せ~近況)
◆イシモチソウ 植物生態研究室(波田研))
◆コモウセンゴケの仲間(植物図鑑・撮れたてドットコム)

















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梅雨空を楽しむ・・・みくさ古道

三草山三草山 今にも降り出しそうな空を睨みながら、昭和池の土手から東屋の裏山を越え、池畔を辿り“みくさ古道”を歩いた。こんな空模様にもかかわらず
トンボコモウセンゴケイシモチソウがシダの深い草むらから首を出し、白い小さな花を覗かせている。まさかと思っていたコモウセンゴケまでが「待っていたよ!」とばかりに,
コモウセンゴケピンクの花を見事に開花しカメラを誘う・・・イシモチソウやコモウセンゴケは陽が照る日しか開花しないモノと思い込んでいたけれど、意外や意外、太陽が顔を見せていても開花しないこともあり、何事も足を運んでみなければ解らない。時折ポツリと落ちてくる雨粒を気にしながら歩く古道の木陰道はしっとりとして野鳥の声が冴えわたる・・・羽を休める姿など、ほとんど見せるコトがないオニヤンマまでがゆったりとした時間の流れを楽しんでいるようだ。ビューポイントから眺める三草山麓の景観はひと味違う・・・よく通る風を楽しみながら昼食を喰い、雨を待つ・・・こんな時間も悪くはない。













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小悪魔の夕化粧・・・

ユウゲショウユウゲショウ この花もすでに花期は終わっているけれど・・・「夕化粧」という艶めかしい名前に、ほとんど消えかかっていた記憶のツボを刺激されたか、中学生の頃に見た映画「小さな悪魔」のことが妙にクッキリと甦ってくるのだった。老いが加われば「昨夜、何を食ったか思い出せなくとも、数十年前のどうっていうことないシーンを記憶していて鮮明に甦ることがある・・・」とはよく聞く話ではあるけれど、当時かなり売り出していたブリジット・バルドーと、シブさが売りのジャン・ギャバンが主演の映画なのだが、映画の名場面やストーリーを思い出したわけではない。確か、夏休みに新開地の「衆楽館(しゅうらっかん)」 - Wikipediaで観たと記憶しているのだが、上げて寄せた胸の谷間も露わなBB(ベベ) ブリジット・バルド-(井上篤夫の眼)の写真に惹かれ、持ち帰ったパンフレットに纏わる話なのだが、BBBBとにかくベンキョー嫌いの私は、夏休みの宿題もそこそこに、そんなブリジット・バルドーの艶めかしいポートレートをベニヤ板に描きなぐり、取り敢えずの提出物として出したところ迄は良かったのだけれど、後日、美術の教師から呼び出しがかかり、「Tokira君よ、実は、君の絵を見た校長が“あの絵は自分(私)の描いたモノではない・・・”と言っているのだが・・・」と話しにくそうに語り始めるのだった。それでどうしろという話でもなし、本当に自分自身の描いたモノであることを確かめておきたかったらしい・・・当時、親父が持っていたベニヤ板や油絵の具を使って描いたモノで、正真正銘、私が描いた絵なのだが・・・決して「中学生にしては上手く描けている・・・」が故の“疑い”ではなく、当時、中学生の分際で油絵の具を使いベニヤ板に、フランス人女優の艶めかしい姿を派手な色づかいで描き殴っているのが“中学生の自作”とは信じられなかったらしい。誰が描いたモノでもない、私自身が描いた“絵”が校長の心を騒がせたというコトだけが“妙な快感”として甦ってくる今日この頃なのだった。

◆ユウゲショウ (アカバナ科 マツヨイグサ属)
(植物生態研究室(波田研))
◆新開地オモシロ情報サイト ( 新開地ファン)









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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。

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