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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

赤色哀歌(エレジー)・・・アオキの赤い実

アオキアオキ 一週間くらい前からちらほらと届き始めた桜の開花情報ではあるけれど、地元の兵庫県南東部での開花はどうも四月にずれ込みそうだ。近くの里山を
サネカヅラサネカヅラ歩いてみても花は無し、アオキやサネカヅラの赤い実くらいのもので、サネカズラの実に至ってはかなり萎びていて、野鳥も喰わなかったらしい・・・いや、野鳥が居なかったのかも知れん。きょうのように、時間を追うほどに夏日を想わせ、チョット動けば汗ばんでくるような日には、狂った花が咲き始めるような気がする。とにかく、花も人も狂い易い時節であるのは間違いないようで、つい、先日も「料金値上げは事業者としての義務というか、権利だ」と仰せになった東電の西沢俊夫社長には、吉本新喜劇か!・・・と、思わずズッ転けた。巨大独占企業のトップともなれば大したもんです、ケタ外れです、開いた口が閉まりません。ボケでもないようなので放射線治療にでも専念して貰うより他に方法がないようです。三月も明日で終わり、四月からは、
_MG_9965.jpg新年度の始まりということで、ここ二、三日、ローカル紙には地方自治体の人事異動記事が出ているのをよく目にする。位が上がって気分も一新、皆さん、キットやる気満々、張り切って居られるはず、ボケ老人も「気分一新、元気溌剌!!」とあやかりたいところなのだけれど・・・ココに来て、当ブログの人気ページランキング(【Aladdin's cock】)にもチョットした・・・上位二つに赤テープ撤去関連記事という・・・異変が見られ、忘れかかっていた“マーキングテープ撤去の茶番”を想い出してしまったという次第・・・“噂の加東市職員”さんは巧くランクアップ成ったのかどうか・・・モーロク爺が気にすることでもないか・・・。



◆【Aladdin's cock】 マーキングテープ撤去の茶番を妄想する・・・
◆【Aladdin's cock】 回想・・・マーキングテープ撤去の茶番
◆【Aladdin's cock】 休日出勤ご苦労さん!またまた茶番!・・・赤テープ撤去、その後






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冬が背を向ければ、春が足踏み・・・

キクザキイチゲキクザキイチゲ 花が咲き始めても開花が遅い。一週間前に様子を観に行ったアズマイチゲは、辛うじて数本の開花?状態のものを撮ることができたけれ
キクザキイチゲど、もう一方のキクザキイチゲは最初に見た頃と大差なし。確かに環境の違いもあるとは思うけれど、開花するための条件が整わないのか、花は着いていても開花しないといった状態が長期間に渡って続く。下に並べたのは、同じ日(一週間前)に撮ったセツブンソウとユキワリイチゲだが、最初に咲き始めたセツブンソウは満開状態であるけれど、ユキワリイチゲは、殆どのものが花を着け、咲き始めてはいるけれど満開状態には未だ至っていない。撮った日から一週間が過ぎ、これぞ春!を想わせる日もあったけれど・・・冬が背を向ければ、春が足踏み・・・といったパターンを未だに繰り返し続けながら、弥生三月も終わる。やがて、卯月から皐月へと、花の季節に突入するこの国には、どんな「花」が咲くのか、それとも咲かないのか・・・。
セツブンソウセツブンソウ春夏秋冬・・・時には、一足飛びに冬から夏へ・・・夏から冬へ・・・を想わせるような、極端な「異常」や「異状」を繰り返しながら、どの辺りで狂ったバランス
ユキワリイチゲユキワリイチゲの修正にケリを付けるというのか・・・「神のみぞ知る」・・・ではあるけれど、花の季節に花がないのは淋しい。“花より団子”の団子も楽しめないようでは味
ユキワリイチゲユキワリイチゲ気なさ過ぎる。早春賦、春よ来い、どこかで春が・・・など、春の歌ならなんでもあてはまりそうな、冬が背を向ければ、春が足踏みをする・・・谷のうぐいす 赤い鼻緒の じょじょはいて 歌は思えど 声もたてず どこかで水が 流れ出す どこかで芽の出る 音がする 山の三月 そよ風吹いて どこかで春が 生まれてる 春よ来い 早く来い・・・そんな春の午後なのだった。

◆春の儚い命・・・咲き始めた雪割一華・・・(【Aladdin's cock】 )

◆ああっ・・・この花・・・セツブンソウ(【Aladdin's cock】 )

  














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春一番が吹く!とか、吹かない!・・・とか



昭和池昭和池 春分の日に三草山を歩いた。昭和池の堰堤から歩き始め、池畔を反時計回りに歩くことにした。三草コースの駐車場には、まだ8時過ぎだというの
サルトリイバラ昭和池に、もう二十数台の車が来ていた。コノ山を訪れる人の数が際立って増え続けている今日この頃・・・昭和池の畔の桜も世間並みにツボミはまだ堅く
ネジキ昭和池“春まだ遠し・・・”を想わせて寒い。先日来の雨で池の水位も上がり、周回コースの道も濡れ落ち葉に覆い尽くされ、シットリと朝の静けさを演出する。
昭和池三草コースヤブツバキ以外の花には、まだ目に掛かることはないけれど、サルトリイバラの紅い実やネジキの赤い枝が春まだ先の里山に華やかな彩りを添える。「春一番が吹かない!」とマスメディアが賑やかであるけれど、春一番には下記のような定義があり、今年は、この条件を満たす風が関東から東海、関西の各地方では吹かなかったというのだ。“春の音”を聴こうとポーズをとる女や、「やはり、この時期に風が吹かないと・・・ねッ!春を感じない!」と、分かった風なコトをおっしゃる東京のオバハンたち・・・ホンマかいな!?

①立春(2月4日)~春分(3月20,21日)
②風速8m/s以上の南風
③日本海に低気圧がある
④気温が上昇する


アズマイチゲアズマイチゲ“古道”を途中まで上ったところで太陽が顔を覗かせ、燦燦と降り注ぐ陽光に“春”を見たような気分。予定を急遽変更池畔を辿り駐車場へ、車を丹波
アズマイチゲアズマイチゲへと走らせアズマイチゲはまだか!?キクザキイチゲは?と、馳せ参じたけれど前回訪れた時とさほどの変化は無し、花を開花しさえすればコト済むのに・・・と想うのはコチラの勝手というもの・・・花弁も生長しているのに、どの花も萎んで首をうな垂れたまま・・・この状態を異常気象のせいにするのはコト簡単ではあるけれど、いつもと違うのは花だけではない。虫や野鳥など自然界のありとあらゆるものが、狂ったバランスを修正に取り掛かっているように想えてならぬ「老人の春」なのだった。










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ところ変われば・・・籔椿

ヤブツバキヤブツバキ 墓掃除に出掛けたら、傍の里山に一際目立つ籔椿の花を見つけた・・・これほどスッキリとした姿のヤブツバキには、ココしばらくお目に掛かってい
ヤブツバキなかったので花が落ちぬ間にとカメラを取り出し、即、撮影・・・環境が変われば在るところにはあるということか。ヤブツバキは園芸品種の母体であり、原産地は日本、長崎県久賀島と言われている。芭蕉が「落ちざまに水こぼしけり花椿」と詠んだといわれ、椿は花がポロリ・・・ストンと落ちるので嫌われるとも言われているけれど、ヨーロッパでは「貴族のように潔く散る」と言い、ところ変われば捉え方も変わるということらしい。早春に咲く椿はメジロやヒヨドリが花粉を運ぶ鳥媒花でもある。ツバキの名は葉が厚いので「厚葉木(あつばき)」、また、葉に艶があるところから「艶葉木(つやばき)」などから来たとも言われている。殊更に珍しくもない「ヤブツバキ」ではあるけれど、あれこれ検索を繰り返していたら、・・・前年の椿の花弁の基部に菌核を形成。そこから柄を伸ばし子嚢盤を形成し、ツバキキンカクチャワンタケ(椿菌核茶碗茸)というキノコが生えるらしいのだ。見慣れたヤブツバキの落ちた花の下にもドラマがあり、自然界の営みには留まるところがなく、物語に充ち満ちている。

◆ツバキキンカクチャワンタケ( きのこつれづれ)










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大犬陰嚢(睾丸)、「星の瞳」とも呼ばれ・・・

オオイヌノフグリオオイヌノフグリ 例年なら、この時期に畦道を歩きさえすれば何処ででも見ることが出来たオオイヌノフグリの花に、今年はあまりお目に掛かれずにいたけれ
オオイヌノフグリど、やっと陽当たりのいい畑の中で観ることができた。珍しくもない花なので取り立ててどうということもないが、いつも話題に上るのは、この花の漢名が「大犬陰嚢(睾丸)」であることがその殆どで・・・「イヌのキ○タマ」というあまりにも酷いネーミングには腹立たしさすら覚え、改名の申請か裁判でも起こしたい・・・という人があれば、「オオイヌノフグリ」の別名に「星の瞳」というのがあるのを知り、以後「星の瞳」で通している・・・とか、「イヌのキ○タマ」がことあるごとに物議を醸しているようなのだけれど、果実が二個の球をつけたような形で、犬の睾丸(陰嚢)に似ていることから来たというネーミングにそれほど目くじらを立てるコトもなかろうとは思うけれど、想いは人それぞれ・・・因みに、この花の仲間には、オオイヌノフグリ フラサバソウ タチイヌノフグリがある。

◆イヌノフグリの仲間(花の家) 







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春待つ、ひかげの花・・・籔椿

ヤブツバキヤブツバキ 天気が良いから・・・といっては、足繁く里山にアシを運んでみるけれど「春、まだ遠し・・・」の感ばかりがつのる今日この頃、断続的にやって来る
ヤブツバキ寒気が開花を送らせているらしい・・・それにしても花が少ない。先日も、例年ヤブツバキの多い里山を歩いたけれど、紅い花にはお目に掛かれず、陽当たりのいい岩壁の下まで来たところで、マツのかげに隠れるように咲く紅い花にやっと巡り会えた。花が少ないせいか虫の姿を見ることも少ないし、虫がいなければ野鳥も現れず、春はそこまで来ているはずなのだが淋しい限りなのだ。たしか、籔椿は日陰にも強く耐寒性にも優れている丈夫な木なので“ひかげの花”といったイメージとはほど遠いのだが、こんな姿を目の辺りにすれば、つい、永井荷風センセの「ひかげの花」を被せたくなってしまう・・・春待つエロボケ老人の今日この頃なのだった。

◆ひかげの花(永井荷風)

◆永井荷風( Wikipedia)










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春風に三味線を弾く?・・・ナズナ

ペンペングサペンペングサ 春先に南下したシベリア寒気団が影響したか、花の咲き方が例年とは少し違うと想いながら畦道を歩いていたら・・・春の七草・・・「芹 なずな 御行 はくべら 仏座 すずな すずしろ これぞ七種(ななくさ)」のナズナの花が咲いていた。昨年はどうだったかと自身のblogを遡ってみたらペンペングサが震えた日・・・【Aladdin's cock】)と記していて、どこで撮ったかは忘れたけれど昨年も同じ頃に咲いている。奇しくも、あの日“東日本大震災”から丁度一年が過ぎたことになる・・・朝からTVは“アノ日”を回顧する画像や話題で持ち切りだ・・・ナズナの別名に「ペンペングサ」という呼び名があり、「・・・ペンペングサガ生える」とか「・・・ペンペングサも生えない」といった言い回しが使われることがある。土地が荒れて来ると「ペンペングサが生え」、もっと荒廃すれば「ペンペングサも生えない」土地になるということらしい・・・先日来、報道されている原発事故を独自に分析したアメリカの公表された3000ページ以上に及ぶ議事録には、アメリカ当局が事故の発生直後から独自に情報の収集や分析に努め、対応を検討した経緯が詳細に記され、最悪の事態を想定し、避難などの対応を検討していたことが明らかになった。原発事故の当事者である我が国はといえば、先日(9日)、東日本大震災を受けて設置した原子力災害対策本部や緊急災害対策本部などの議事概要を公表したけれど、録音記録がほとんどなく、関係者のメモを頼りに作成した76ページのパッチワーク文書程度のもので、後の検証に耐え得るような記録とはほど遠いモノであるらしい。事故対応に見える日米危機意識の違いといえばソレまでのハナシではあるけれど、東電首脳部や我が国の政治家センセ方のノーミソにペンペングサの花くらいは咲くのか、どうか?・・・ペンペングサも生えないような気がしてならない・・・とシャミセングサ騒ぐ春の午後なのだった。










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いきいきと“はかな草”・・・

セツブンソウセツブンソウ 永年使い込んできた100mmのマクロレンズが、先日のセリバオウレン撮影の後、動かなくなりアアでもないこうでもないと手を尽くしてみたが再び蘇るユキワリイチゲキクザキイチゲことはなかった。デジタル一眼レフを使い始めたときに手に入れた中古品なのだがナカナカの優れものなのだ・・・山に出掛けるときは必ず携行し、酷セリバオウレンセリバオウレン使に酷使を重ねた結果か、ここ、二、三年は、動かなくなったかと思えば、また動き始めるといった気まぐれ状態が続き、ナダめスカしながら使っていたのだが遂に動かなくなったというワケ。このレンズなしでは山歩きの楽しみは半減、明日以降の山歩きにも影響は大きい・・・帰宅後、オークション市場で同じレンズを躍起になって探していたら、あるものですねぇ、ワケありだが撮影には支障なし・・・中古市場相場の半値という「出物」に出くわす強悪運?(ラッキー!!)これぞ、めぐり合い!渡りに船と即刻落札、翌日夜には現物受け取り、テスト撮影とスピーディに取引完了・・・気分良く初撮りしたのがコレ等“はかな草”いろいろというワケなのだった。セリバオウレンで終わり、セリバオウレンで始まった初撮り気分は上々・・・セツブンソウ、ユキワリイチゲ、キクザキイチゲ、セリバオウレンの“はかな草”に秋の月さんよりNo.2220 秋の月 >芹葉黄連(あしアト do_On!)こんな歌まで頂戴したので転載させて貰った。

春の雨 儚きにあらずや はかな草 
      花火のように 咲いて咲いて・・・秋の月


いきいきと 濡れて麗し はかな草  ・・・淫蕩火











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花開く、はかな草・・・芹葉黄連

セリバオウレンセリバオウレン 雪解けを待っていた花、セリバオウレン(芹葉黄連)が小さな花を咲かせている。芹葉黄連も早春に花を咲かせるが、葉は枯れることなく年間を
セリバオウレンセリバオウレン通してつけているということでスプリング・エフェメラル(春植物)ではないらしいのだ・・・分類上はどうであれ、春、はやく可憐な姿を見せてくれる
セリバオウレンセリバオウレン山野の草花は、すべてスプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)と呼んでもいいのではないかと想ってしまう。「春の儚いもの」を「春のはかな草」と、京大名誉教授・河合雅雄氏がどこかで使われていたコトバ・・・が、痛く気に入り、時々使わせて貰うことにした。「春の儚い命」、散りゆくもの、儚いものに美しさを見出してきた「日本人の美意識」は、独自の感性に酔いがちではあるけれど、エフェメラル(ephemeral)とは「短命」という意味で、エフェメラル植物とは「短命植物」と言うことになり、植物の一生が短いものに使われ、特別に定義はないようだが、種子の発芽から花が咲き種子が出来るまでの一生が6~8週間位で終わるものを指すらしい。いわゆる雑草の中にはエフェメラル植物が多くみられ、成育季節の間に数世代を繰りかえすものもあるという。春先に林床で、まだ樹木の葉が萌え始める前に、芽を出し、開花して種子をつくり、樹木が茂る頃には地上部は枯れてしまう草本が、いわゆる「春の儚い命」spring ephemerals (短命春咲き植物)で、これ等の植物は地下茎や球根などが生き残り、翌年また芽を出す。また、砂漠の植物の中には、ずっと種子休眠を続けていて、短い雨期の間に発芽して一生を終える植物もあるらしく、これらは desert ephemerals (短命砂漠植物)というらしい。いずれにしても、エフェメラルな生活型式は、それぞれの植物にとって成育環境への適応戦略だということになり、ここでも「生きとし生けるもの、すべて逞し・・・」ということなのだった。

◆セリバオウレン  両性花・雄花・雌花(花*花・flora)











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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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