

またまた、スプリング・エフェメラルな花、セツブンソウが濡れた枯葉の下から小さな花をのぞかせている姿に、思わず「ああっ・・・」という吐息と


も声ともつかぬオト?を発してしまいそうになり、これが「モノのあはれ」というアレか・・・と。「物のあはれ」とは、
日常からかけ離れた物事(=もの)に出会ったときに生ずる心の底から「ああ(=あはれ)」と思う何とも言いがたい感情。=「見るもの、聞くこと、なすわざに触れて情(ココロ)の深く感ずる事」を「あはれ」というのだそうで・・・つまり揺れ動く人の心を、もののあはれを知ると言うらしい。ところで「物」とは?「あはれ」とは?何なのか・・・モノの本(古語辞典)によれば、「もの=物」とは、「ワケのわからないもの」ということ。わからないながらも辞典によっては監修者の好みで、その定義には微妙な「ゆれ」がある・・・とも記されている。「ワケのわからないもの」とは・・・ワケが分からんけどシロートの独断で「もののけ」というようなコトにした。一方の「あはれ」、
現代語では、ただ「哀れ」のみの意味になってしまったが、近世までは「嬉しいにつけ、哀しいにつけ、しみじみとした深い感動を受けたときに発する語。ああ。」とも記されている。スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)春の儚い命を愛でるココロ・・・
「もののあはれ」とは、さしずめ
「ワケのわからぬモノへの、ああ・・・っ」ということになりそうだ・・・。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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